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FLORENT氏がブログに関する興味深い感想を述べている。
個人的にも氏の活動や生き方に敬意を持っているので、門外漢ながらも若干私もブログについて考えてみたい。(ここで重要なのはたとえ己の力量を超えた論を無理に展開してでも努力する意志である)
FLORENT氏が見るに、今のブログには2種類あるとする。
つまり、「さりげなくBLOGを作って、沢山の話をしたいのだが、必ずしも自分のアイデンティティを公表したくない」ブログで、あり匿名性の高いブログ。今のブログの大多数がこれではなかろうか。公式にアイデンティティを公表したブログに較べて2ちゃんねるなどの匿名性の高い掲示板などに近い存在であろうか。
これは2チャンネルなどに較べてある程度ソフトなオブラートに包みつつも、その実かなり内容などは疑わしくある意味もっともタチが悪くなる可能性も内在している(と、思う)。
もう一つは、不特定多数に見られることを前提としつつもアイデンティティを公表し、多数寄せられる意見を受けいける--或いは平気でいられる--覚悟を持ってやるブログである。FLORENT氏の立場はこれであり、様々な意見を通して自分自身の意見を形成したり、修正したり、鍛えていく課程の場としてのブログ論である。言うまでもなくこれは少数派である。
これについてはとても素晴しいブログ論だが、一言だけいわせてもらうと、アイデンティティを公表する程度が必ずしもハッキリしない所であろうか。つまりどこまで公表すればそのようなブログといえるのかいまいち私自身がよくわかってない。例えば芸能人のブログにしても元々本名かどうかもわからないし、作られたアイデンティティを出しているだけなのかも知れない。(或いは、これはブログをやっている本人の覚悟の問題であって対した問題ではないのかも知れない)要は「あの人だ」ということがわかればいい程度の個人情報公表レベルなのだろう。
このFLORENT氏の論を見ているとmixiなどの、ある程度管理が入ったSNS内での「ブログ」を勧めたい。
その中では、まず自分のページを作って自分という者を特定してから、相手や様々な内部コミュニティーと関わっていくため、アイデンティティの公表は参加の段階で自然と求められる。勿論偽証することも可能だが、問題があればコミュニティ管理者によって容赦なく削除される。また、自分の情報公開が前提の交流だから過激化もしにくく、匿名性による過激な行動に心理的にストップがかかるようになっている。
以下の関連リンク参照
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20080207,00.htm
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/06/news054.html
ただし、これらの一見メリットと思えるようなことはそのままデメリットにもなる。まず参加者が限れらることで一般ブログよりは多くの人に見られなくなる。その上、自分のアイデンティティをある程度さらしているから率直な言動はなくなる。しかも大抵「友達」がいるため、友達の手前更に勝手なことも出来なくなる。現に、アクセス解析機能である「足あと」の利用を停止出来ないかという声も多いようだ。
ただ、現在このSNSの利用者は激増中である。これは匿名性の高い現在のネットの状況に多くの人が満足してないということでもあるだろう。この点、多くの人の問題意識はFLORENT氏と同じと思える。
「mixiのみ」に日記を掲載しているタレントはいないと思うが、FLORENT氏がもし現状のブログに悩むのならばこういった所を利用するのも一つの手だろう。ブログを通じたコミュニケーションでの成長というのは私自身も多く共鳴する所だけに、今回FLORENT氏の悩みは大いに示唆的であった。
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