|
出張に持っていった本。第二弾。 法王アレッサンドロ6世の私生児である、ヴァレンチノ公チェーザレの伝記。・・・みたいなもの。 塩野女史の好きそうな、なかなか刺激的な生き方である。 まず、イタリア語のチェーザレ=CAESARISと書いて、ラテン語ではカエサルと読む。この時点で塩野氏はノックアウトでしょう。 そしてやることがまたぶっ飛んでる。 政略結婚は当たり前。 妻方でフランス王ともつながるし、後見人として影響力を振るいたい王側との思惑も一致する。 なんというか、飴と鞭を使い分けるのが上手い。 各都市国家が絶妙なバランスで均衡状態のイタリアに風穴(ロマーニャ王国設立)を開けつつ、それを実行していこうとする情熱と行動力はマキアヴェッリが『君主論』取り上げたくなる人物というのもよくわかる。 たまに行き過ぎっぽい表現があるが・・・。 ダ・ヴィンチが築城などでチェーザレを手助けしてたのは知らなかった。 しかし二人の天才の出会いを、世界史上希に見る幸福のように描く文章もおもしろい。 ただ個人的には義兄であるナヴァーラ公の方が、結果的に勝利し利を得ており、結果を重視する点でいえばもっと評価されてもいいような気がした。
実父である法王は、いいんだが、あれでは息子に情熱を傾けすぎてしまった哀れな老人にしか見えないが、実際は相当な狸だったそうなんで、ちとこの本では評価が低いような気もする。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
アップしようとしたら、このブログが重いのか、我が家のADSLの回線が悪いのか、ページが表示されなくて消えてしまったので、2回目の感想文。 そんなんでかなり手抜きです。 くそ〜なんでこんな目に(×_× 。電車の移動中に読んでた本。 外山氏の本はよく安く且つ深い内容のものが多いので、今回も好感触。 人生の「フィナーレ」に向かっていく人にはちょうどいい内容、だとおもう。 興味深いのはその文化論。 「”地酒”のすすめ」と題して薦めているものは本物の”地酒”ではなく、地酒=自前の文化である。 新しくデビューしたバー、モダン・ジャパンはカクテルが得意だ。 つまり適度に輸入酒を混合すれば、新しい酒のできあがり、である。 大抵の大学でも、教員でも、新聞でも、文化人でもそれぞれの輸入銘柄をもっているものである。 そして、折衷。カクテルばかりが上手くなる。 だから自分でいきなり酒を造れといわれても、当惑するものである。 が、そこからやってみよう。というのが外山氏の言い分。 こういう話は福沢や丸山などよく言われている話であるが、地酒って表現はおもしろいと思った。
|
|
昨日の雑事を済ました後は、飲み。 |
全1ページ
[1]
。



