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奥様からみた夫としての手塚治虫の話。

わりと面白かった。
戦後漫画の黎明期に彗星のごとく登場し超売れっ子時代を迎えていたときのエピソードは色々知っていたが、まさか新婚旅行まですっぽかしてしまうとは、ただただ驚くばかり。

だが一番興味深かったのは「虫プロ倒産」「人気凋落」などの危機の時の手塚治虫である。
まさか神様だった手塚が何百ページも下書きを'''持ち込み'''してボツにされていたなんて驚きだった。それでもめげずに前向きにまた何百ページも書いて書いて持ち込んでの繰り返し。
恐るべき漫画に書ける情熱というか執念である。

それ故に、また神様として第一線に活躍するようになったというのもよくわかる。

また手塚治虫は元々アニメーションがやりたくて、デモできないから手軽な漫画を始めたということは知っていたが、その念願のアニメーションで--初期は大成功するものの--大きな痛手を負ってしまったというのは皮肉な話である。

他にも、手塚治虫の父母の話がでてくるが、ある意味興味深く、ある意味痛々しい話で、読んでて正直ちょっと辛い部分でもあった。まぁ現実ってのはこんな事もあるんだろうからね。

最後に思ったのは、常に時間に追われていた人の側に居るってことは奥さんにも並々ならぬ努力が要請されたと思う。
しかし前向きな旦那を支え続けて、追われる時間を共有してきたということで奥さんの文章には満足感が感じられたのはよかった。きっと手塚治虫なら天国で奥さんに謝ってるだろう。
編集者も憎めないあのやさしい笑顔で(笑)

「新宿泥棒日記」

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大島渚作品は、合ってるものと拒否反応ものが混在しているから選ぶのが難しい。

この作品をふらっとみたのは、何となく全共闘などが熱気を持っていて、世の中の先行きが必ずしも明るくなかった時代を垣間見たかったからだ。
後は単純に、この時代の大島渚ならおもしろいものを作ってそうだったからでもある。

さて、初っぱなの万引きシーンはいいとして、ヒロインの横山リエは魅力的で釘付けだった。
この際、演技や作文口調?には目をつぶろう。
終わった後は、あまり面白くなかったという感想を持ったのだが、観ている時にはぐいぐいと引きつけられていった(彼女の魅力故か?!)。

ただよくわからないところも多い。
あの横山リエを追っかけてるシーンは、長々とよくわからなかった。本能ということだろうか?

性の説教師(?)のような人のうんちく解説は、非情に胡散臭くて味があった。内容といい引っ張ってくる言葉といい、民明書房刊といい勝負なきがする。
こういうオッサンが真顔で飲みながら頓珍漢なことを話しているのは、その時代をよく表しているのだろうか。

見終わった後に知ったのだが、劇団の主宰者は唐十郎だった。
そこで主人公は生まれ変わりたいと言って女形をやるのだが、その後の横山リエの切腹シーンもまた不可解だった。鳥男(主人公です)は、そんな彼女を抱くわけだが。
ん〜謎が似合うオンナって事ならいいのだが、切腹が切腹を呼んだ感じだ。

最後の新宿騒乱の場面は、淡々とした感じが非情にあっていたと思う。
・・・低調な感じが。

微妙に評価に困る映画だ。


以下、詳細は映画批評空間より引用

新宿泥棒日記 (1969/日)
製作 中島正幸
監督 大島渚
脚本 田村孟 / 佐々木守 / 足立正生 / 大島渚
撮影 吉田康弘
美術 戸田重昌 / 仙元誠三
出演 横尾忠則 / 横山リエ / 佐藤慶 / 渡辺文雄 / 戸浦六宏 / 唐十郎 / 李礼仙 / 麿赤児
あらすじ
新宿の紀伊國屋書店。万引き学生を捕まえた店員のウメ子(横山リエ)は、その男を紀伊國屋社長の田辺茂一の前に突き出した。しかし田辺社長はその鳥男と名のる男(横尾忠則)をあっさりと許してしまう。また万引きに来ると宣言し帰っていく鳥男。それがウメ子と鳥男の性をめぐる観念の旅の始まりになろうとは・・・・。性科学権威の高橋鉄がうんちくを語り、俳優の佐藤慶、渡辺文雄、戸浦六宏が実名で芝居を演じ、状況劇場の唐十郎、李礼仙らとともに二人は舞台に立つ。脚本は田村孟、佐々木守、足立正生と監督も担当した大島渚。(94分/パート・カラー/ATG配給)
http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=2462

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