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小学校2年生の頃、担任の先生が一人の女の子を『転校生』として紹介しました。
その女の子は生まれつき脚が不自由で車椅子に乗っていました。
現在のようにバリアフリーなどという設備は無かったので、みんな子供ながらに登下校時や校内での移動時等は誰が声掛けるわけでもなく率先して協力して手助けをしていました。勿論、差別やいじめなんてありませんでした。
小学校4年の時に私は近所に新設された小学校に転校したのですが、中学校では再びその女の子と同級生となりました。
中学校でも男女隔てなく協力し合い、なるべく本人が不自由を感じないように皆が努めていたと思います。
何がみんなをそうさせたか・・・
それは、彼女自身がふさぎこむことなく、またハンデを武器にして甘えることも無く、何事にも前向きで明るくて一生懸命で・・ 彼女を手助けしようと思っていた他の生徒達が、実は彼女に色々教わっていたのだと大人になってから凄く思いました。
昨日、face bookのメッセージで他の同級生の女の子からメッセージがありました。
先日、その車椅子の女の子が亡くなって、今日がお通夜だという知らせでした。
仕事の都合でどうしても出席出来ませんでしたが、沢山沢山彼女との事を思い出して冥福を祈りたいと思います。
自分でも驚いているのですが、最初に先生が教室に連れて来た時の事、同じ班になって学芸会の出し物などを一緒に考えたりした事、みんなの輪の中ではにかむように笑っている笑顔等、今でも鮮明に覚えています。
今の私は、全くの健常者ではありません。ですが、娘達の為に色々我慢して頑張っていられるのは、子供の頃に彼女に知らず知らずの内に『耐えること・頑張ること』を教えてもらっていたからだと思っています。
きっと天国でもあの笑顔でニコニコしてると思います。
さようなら。そして、ありがとう。
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