|
今日は母が亡くなって10年目の命日です。
早いものですね、10年って。
亡くなった時のことを昨日のように思い出します。
母が余命を宣告された日から、私は泣いてばかりで、母の顔もまともに見れず、ただオロオロ悲しみに暮れる日々でした。
生きていたら74歳になっていた母。
亡くなった時は、母が生きたかった残りの日々を、私が長生きして取り戻してやると誓いました。
そんな誓いも10年経つと決意が鈍り、こんなにも簡単に生きることに苦悶して情けないものです。
病にも勝てず、生きる目的を見失い、気が付けば家族に迷惑をかけ、援助が受けられないと色々と粗を探して役場を非難。。。
何をやっているのか、さっぱり分かりません。
生きたくても生きられない人、明日をも知れない人々、無残にも命を奪われる人・・・命が尊く大切なもの、代えられない唯一無二の存在であることは頭では理解しています。
理解していても、弱い私は生存の意義を見つけられず、生命力に欠乏し、死ぬこととはどういうことなのか、彼の世はあるのか、天国って存在するのだろうか、神や仏は実在するのだろうか・・・あらぬことを色々と考えてしまいます。
釈迦は「生きることとは苦悩である」とおっしゃいました。
その苦悩から逃げることなく向き合い、バランスのとれた精神状態である「中道」を歩むことを説かれました。
ブッダほどのお方なら、ぶれることなく中道を歩まれることでしょうけど、私のような未熟で、ちょっとしたストレスや障害を受けるたび心が騒めき、右往左往してしまうと心も身体もバランスをとれなくなります。
精神力が弱いのです。
分かっています、自分のことですから。
克服しなくては心の平安も保てず、病も克服できません。
与えられた生涯を、悔いなく全うできません。
こんな私を、空から母はどんな想いで見ていてくれるでしょう。
本日、20時54分。
10年前、母が旅立った時間。
私はひとり、このブログを書いています。
|
全体表示
[ リスト ]






