悠々美術館通信

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 ロッテで活躍した喜多隆志氏(38)が興国(大阪)の硬式野球部監督に就任した。
興国は1968年夏に全国制覇を果たすなど春夏合わせ7度の甲子園出場を誇るが1975年夏を最後に遠ざかる。
  「50回大会の甲子園で優勝した伝統校。もう一度、そこを目標にしてやっていきたい」
  甲子園の申し子が、古豪復活を託された。智弁和歌山では3年夏に全国制覇。慶大から01年のドラフト1巡目でロッテへ入団した。06年に退団後は朝日大コーチ、智弁和歌山高部長を経て174月から興国の野球部部長を務めていた。
  「打ち勝ちたいですが、それだけでは大きな壁を破ることはできない。細かい、足も絡めたスモールベースボールも融合させた野球。勝負にこだわりながら、その中で人間教育もできたら良い」
  智弁和歌山、慶大ではいずれも主軸を任され、強打の外野手としてエリート街道を歩んできた。興国では昨春大阪大会で4戦連発の5本塁打を記録した中野翔哉(大商大1年)、今夏の4番を務めた西嶋元輝らスラッガーを育成。興国の伝統である小技を駆使したスタイルも織り交ぜながら、大阪桐蔭、履正社の2強に挑んでいく。
  「良い流れをつくっていただいて、そこにうまく乗ることができれば。新チームは基本練習をひたすら繰り返してきて、少しずつ良い方向に出てきている。接戦をものにして上位を狙いたい」
  15年秋に就任した田中英樹前監督が4季連続で公式戦初戦敗退中だったチームを立て直し、昨夏は8強、昨秋は4強に進出。今春は4回戦で履正社を下すなど上位進出を狙える下地を築いたことで、バトンを渡された。今夏を経験している浅利―川口の1年生バッテリーを中心に、まずは秋季大阪大会での上位進出を目指す。

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