|
今朝の日経新聞に、福島県郡山市の下水処理場で、下水汚泥とその汚泥を焼却した溶融スラグから高濃度の放射性セシウムが検出されたとのニュースが掲載されています。下水処理場では、生活排水のほか、雨水も処理していることから、雨によって地表の放射性物質が混入したとの見方は間違いないと思います。
下水処理場で排出する汚泥は、それぞれ地域によって処理の仕方が異なりますが、この下水処理場では、1日80トン出る汚泥のうち、70トンは溶融炉で焼却、残り10トンはセメント原料(廃棄物処理)としてセメント会社に引き渡しているとのことです。焼却した後に出来上がる溶融スラグは、道路の砂利や路盤材として使われます。
この処理場では現在セメントや溶融スラグの出荷を止めていますが、事故以来すでにかなりの量が出荷されており、放射能汚染されたセメントや溶融スラグが道路や橋、住宅、学校や病院などの公共施設など、あらゆるところにセメントや溶融スラグが使われる可能性があります。
大気汚染、水質汚染(河川・湖沼・海洋汚染)、土壌汚染ばかりではありません。原発事故の影響は、こんなところにも現れてくるのです。
|
全体表示
[ リスト ]







