|
※バルヨナ・大和目線です。
「桜餅もらった〜☆」
そういって部室に入ってきたつこみ。その手にはビニール袋が握られている。
「え〜!?何?女の子から?」
「いや。俺んとこのやーさんの知り合い。おっさんやで。」
「えー。おっさんかよ〜。」
そんな会話に花を咲かせつつ、つこみは袋の中の黒く光る重箱を取り出した。
「和菓子屋らしいで。その人。」
「え!?手作りなの?萌えるわ〜。」
「あれ!?」
ふたが開けられた重箱を見て思わず疑問が口から漏れた。
「これって・・・桜餅なの?」
「!!」
つこみも俺と同じことを思ったらしい。
「な、なんじゃこりゃ〜〜〜〜〜!!」
声が大きいよ。つこみ。
「な、なじょしたんですかおんつぁ!」
声に気付いた会長が部室に入ってきた。
「あ。会長。ちょっと聞きたいんだけど。」
重箱の中身を見せて聞いてみた。
「これって・・・何?」
不思議そうな顔で会長は呆れたように、言った。
「何って。これは・・・
美味そうな桜餅でしょ。どう見ても。」
「ええええええええええええええ!?」
俺もつこみも驚きを隠せない。だってさあ。
重箱ん中に入ってたのは薄いピンク色のクレープみたいなので餡子を巻いた見たことない菓子だった。
俺の地元じゃ桜餅はこんな形をしていない。
「会長。桜餅って丸いやつでしょ?ご飯みたいな。」
「きつねんとこの山ではおにぎりを桜餅っていうんですか。桜餅は巻いてるに決まってんでしょ。」
「いやいや。おにぎりとかじゃなくてえ・・・」
「なにしてんだ?」
扉の開く音と共にノマルさんが入ってきた。
「な〜ノマル〜。きいたってや。これって桜餅?」
「え〜?桜餅って丸くなかったっけ?」
「だよねえ!会長いわく桜餅らしいけど。」
「ぜぇ〜たいそれ桜餅ですって!」
「・・・大人に聞いてみれば。みなちょんとか。」
確かに大人の方が人生経験豊富だし何か判るかもしれない。
俺たちは重箱を握ったまま保健室に行くことにした。
【1・終】
え?意味がわからない?
だよね〜。書いてる本人も途中でわかんなくなってきたw
実は桜餅って二種類あるよねって話です。
選択授業で桜餅作ってから思いついた話です。
漫画にしたら画力的に酷かったので文にしました。
|