倫理的哲学的な森

日本に真のリベラリズムを定着させよう

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スケープゴート

ナチスは何故ユダヤ人を虐殺したのか。様々な理由が考えられている。
根底にあるのがスケープゴートの心理メカニズムのように考えられる。
災厄の原因を人為的に特定の存在に結びつけ標的にして抹殺する手法。
そうする事で自分たちの責任を不問にし、さらには自分たちの利益に結びつける。

簡単に言えば、人々の偏見に付け込んで悪者を作り出しすべての悪をその悪者に押し付けること。
政治的宣伝には大なり小なりそうした要素が付き纏う。だから一方的に判断したら危険である。
全体を客観的に見なければならない。黒か白かの基準だけで判断してはならない。
倫理面だけではない。ドイツはユダヤ人迫害で測り知れない損失を蒙った。忘れてはならない。

今マスゴミはこの手法を盛んに用いる。自分たちの意に沿わない者はあっという間に大悪人だ。
はっきり言えば、民主党で揉め事が起こるとすべて小沢グループのせいにしてしまうのだ。
さらには野田内閣の失態まで「小沢が陰で・・」という思わせぶりな報道になる。
そして代表選前にはゴミケン、タザキ、キシイらがしきりにテレビに登場した。

標的にされると何をやっても批判される。これほど恐ろしい事はない。醜い。公正さを欠く。
根本は国民のレベルの低さにあるが、そうしたことのツケは国民に回ってくる。
政治からまともな人間を遠ざけてしまう。人材難。劇場化。やがてメルトダウンかも。
マスゴミが正義感や倫理観からやっているとは思えない。裏には大きな利権があるだろう。

かつての軍部は戦争反対者を標的にし次々と抹殺して国民を戦争に駆り立てた。
「お国のために」と言われればだれも反対できなくなった。
実際は軍人の妄想と自己顕示欲。権益拡大と栄誉栄進のための戦争拡大だった。
そんなもののために国は滅亡の淵に追いやられ、多くの犠牲者が出た。怒りを禁じえない。

マスゴミの論調は、正論でもなければ常識でもない。正しいときも間違っているときもある。
言葉の印象や作り出されたイメージで判断してはならない。
とくにスケープゴート的な偏った批判的論調には注意しなければならない。
今のマスコミはゴミである。その認識が無ければ日本はどこまでも堕ちて行く。


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