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時代もの大好き4

白眼をむくな 入江修


読切時代長篇 白眼をむくな 入江修 文洋社 



参心寺の下で勘定所元締・上野金之介が、斬殺された。
新しい、勘定所元締には咲野信太郎が任命された。
咲野は8年前に飢えと寒さに耐えかねて御家老の門前に倒れていた男であった。

咲野は屋敷に弟・道之介と中間の馬助で住んでいた。
そこへ囲碁仲間の目付の永井伝八郎が祝いを言いにやってきた。

永井伝八郎は翌日、知り合った男に書状を託され絶命した。
「松代の…真田様御家中……さきの…さきの……」
囲碁仲間の咲野宛ての書状と思い、持ち帰るがひょんな事から書状の内容を知ってしまう。
書状は幕府の老中から、藩に潜みこんでいる隠密にあてた書状だったのだ。

永井は御家老にこの事を知らせると御家老は咲野兄弟を討てと断を下した。
屋敷にいた、兄・咲野信太郎は討たれたが、弟・道之介は何とか逃げおおせてはいた。

果たして、この咲野兄弟が本当に隠密なのだろうか。
それとも、隠密は他にいるのだろうか……。




「白眼をむくな」即ち、真実に目を逸らさず、真実を見よ。
余所見をしたり、目を瞑ってしまっては、真実は見えてこない。
小さな誤解を利用した隠密のミスリードによって、事態は急変していく。

月夜よって浮かぶ隠密の姿。
それは、ただの象徴に過ぎない、余りに私たちの目は闇夜ではなかったか。

「白眼をむくな」白目では何も見えない……。

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最後の一文で、笑ってしまいました。さっそく、リンク貼ります。遅れがちでスミマセン。。。

2006/9/27(水) 午前 9:13 a_a**rash*_22 返信する

あざらし様。時代劇劇画はハードなものが多いので、テーマを良く考えながら読まないといけませんね。タイトルも決して無意味ではないので。

2006/9/28(木) 午前 2:14 [ ほしの ] 返信する

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