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3月11日午後2時46分
だれも予期せぬ東北・関東地方にマグニチュード9.0の大地震が襲いかかった
地球の根っこから縦に横に捻じ曲げられた地上
山が海が、地が空が大きくうねり、地上の巨大生物がけたたましい音を立て、海中の巨大生物が渦を巻き、天空から黒い風が容赦なく吹きつけた
生々しい獣のような臭いが皮膚を切る
地上のすべての生物が瞬時に尋常ならぬ事態を察知した
やがて生きるすべての生物が真っ向から向き合うには余りにも巨大過ぎるエネルギーが海から押し寄せてくる
真っ黒な壁が眼前に現れる
地上と海中の巨大生物が非情に地上の愛と絆をなぎ倒し、のみ込んでいく
奴の巨大な右手で、左手で、電柱の、家屋の根元から抜き去って、車を手のひらに乗せ持ち上げ、上から下へ叩きつける
思い出の写真も純白のぬいぐるみも、労いの賞状も、大好きだったハンチングの帽子も、全部全部、奴の身勝手な暴挙によって壊されていく
あの忌々しい現実から今日で10日
毎日毎日、人の涙と命の訴えを目にするたびに胸が痛くなる
「見たくない」
「見なくてはいけない」
逃げてはいけない 現実を受け入れなければいけない
どんなに嘆いても、どんなに恨んでも、巨大生物には立ち向かうことはできなかった
だからと言って、決して諦めることはしない
人間の底力
人の涙の重みは巨大生物の力をはるかに超え、無限に広がる可能性を秘めている
人の命の訴えは巨大生物のエネルギーをはるかに超え、無限の力を湧き起こす
絶対、絶対、人の愛は、心は、巨大生物に屈すわけがない
必ず、必ず、おまえは、いつか、消えてなくなり、遠く彼方へ追いやられるのだ
人の涙の重みは心と心をつなげる約束へと導く
あの人の笑顔がどうしても見たくて、あの人の幸せをどうしても感じたくて、目を瞑って愛と絆の地へぽつんと自分自身をいざなう
苦しい
何て苦しいんだ
本当にごめんなさい
苦しくて苦しくて、悩み、迷い、どうしていいのか
だが、思いを馳せ、地にいざ、立ってみなくては分からない
並々ならぬ人の無限の力を、ひしひしと、全身で、体中の毛穴を開いて感じる
そして、
「ああ、必ずや、あの忌々しい憎き巨大生物をぶっ倒してくれるのだろう」
と心から確信する
だから、心から支える
きっと、あの人の笑顔を見ることができるだろうと
きっと、あの人の幸せを守ることができるだろうと
東北地方の方々
関東地方の方々
そして、茨城に住む大切な大切な家族
頑張る姿を思うと涙が出ます
もっともっと思いを寄せ、精一杯生きなければだめなんですよね
それが、卑怯ですが、私への生への戒めです
MANI
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2011年03月21日
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