万年寝太郎徒然日記

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勢揃い遠山の金さん

時代劇を代表する人気者として忘れてはいけない1人が、「桜吹雪」の刺青でお馴染みの遠山の金さん。
遊び人の金さん、実は北町奉行・遠山左衛門尉景元は、南町奉行・大岡越前守忠相と並んで、我々にとって最も馴染みの深い江戸の町奉行と言って良いでしょう。

遠山の金さんと言えば、テレビ朝日(NET)系の看板時代劇として長年人気を得てきました。そして、これまで6人の金さんが登場しました。
初代は『遠山の金さん捕物帳』(昭和45年〜48年)の中村梅之助。当時から劇団前進座の看板俳優として活躍していた彼も、番組開始当初は知名度が今一つだったそうです。しかし、庶民的で気取りのない雰囲気と台詞回しの上手さで徐々に人気が上昇し、時代劇スターのしての地位を確立しました。金さん役を降板後、もう一つの代表作となる『伝七捕物帳』(昭和48年〜52年)に主演しますが、この作品でも、黒門町の伝七と瓜二つという設定で、北町奉行・遠山左衛門尉と二役を演じました。

2代目は市川猿之助の実弟である市川段四郎(『ご存知遠山の金さん』・昭和48年〜49年)、3代目は橋幸夫(『ご存じ金さん捕物帳』・昭和49年〜50年)がそれぞれ演じた後、4代目として登場したのが、『遠山の金さん』(昭和50年〜52年、54年)の杉良太郎。この金さんをよく覚えているという人や、最も馴染み深いと思われる人は多いのではないでしょうか。『大江戸捜査網』(昭和45年〜49年)などで既に時代劇スターとしての地位を確立していた杉良ですが、『遠山の金さん』によってそれを決定的なものとします。いかにも「遊び人」らしい雰囲気が漂い、立ち回りの上手さにも定評がありました。「お白州でも遊び人風」という声もあったそうですが、長い間視聴者の支持を集めました。歌手としても活躍している杉良の最大のヒット曲である「すきま風」もこの番組の主題歌でした。

5代目は『遠山の金さん』『遠山の金さん供戞幣赦57年〜61年)の高橋英樹。『桃太郎侍』(昭和51年〜56年)など、それまで時代劇で数々の主演作を持つ高橋英樹も、町人姿での演技は初めてでした。遊び人金さんやお白州での名奉行ぶりはそれなりに新鮮でしたが、個人的には、遊び人の扮装に何となく「違和感」を感じてしまうことも否めませんでした。やはり高橋英樹は、正義感に満ち人情味に溢れる侍の役が似合うように思いました。6代目が、『名奉行遠山の金さん』(昭和63年〜平成8年)の松方弘樹。こちらは一転して「やくざなお兄いさん」風の金さんで、それまでとはまた一味違う「金さん」像であったと思います。後に『遠山の金さんVS女ねずみ』(平成9年〜10年)なるシリーズに模様替えしますが、こちらは短命に終わり、『遠山の金さん』シリーズとしては、現時点ではこれが最後となっています。

歴代の金さんを比較してみると、「トレードマーク」である「桜吹雪」の刺青の絵柄も、6人それぞれ異なるものであったそうです。同じキャラクターを様々な俳優が演じ、それを見比べるのも時代劇の醍醐味だとすれば、『遠山の金さん』はそれを十分に満たしてくれる作品と言えるのかもしれません。皆さんは、どの「金さん」が一番印象に残っているでしょうか?

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ボクの好きなんは「江戸を斬る」シリーズの西郷さんですね。 刺青を見せるのをためらったりする金さんというのが新鮮でした。 「びいどろで候」では奉行になる前放蕩中で刺青も書きかけの若き日の金さんが描かれてましたね。 浅草の大衆芸能を救った事でヒーローにされた金さん・・実在の遠山様は桜吹雪ではなく女性の生首の彫り物だったとか・・。

2006/4/20(木) 午後 11:26 [ - ] 返信する

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『江戸を斬る』については、最初の竹脇無我さんのものも含めて、昨年当ブログで紹介しました。史実通りの女性の生首の彫り物の金さんが登場した時代劇があったそうですが、自分は見ていません。

2006/4/21(金) 午後 9:48 [ mannennetaro2005 ] 返信する

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「女性の生首の彫り物の金さんが登場した時代劇」 → 必殺SP第4弾・「アヘン戦争へ行く」で、栗塚旭さんが演じた金さんの事? 因みに、必殺SP第12弾・「春日野局の秘密」でも、近藤正臣さん演ずる金さんが登場しましたが、こちらの方は桜吹雪でしたね。

2006/4/22(土) 午前 0:55 [ ust**sih ] 返信する

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「必殺」でも金さんはお馴染みのキャラクターですね。そのライバルであった鳥居耀蔵(甲斐守)も、志村喬・岸田森・米倉斉加年といった方々が演じていて、これまた「必殺」では忘れてはならない人物です。

2006/4/23(日) 午後 8:32 [ mannennetaro2005 ] 返信する

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カゴメにとっての金さんは、何が何でも中村梅之助さんですね。 兎に角上手い。声も良い。余計なケレン味がなくって、庶民的。 声で思い出しましたが、「必殺」のナレーションやってましたよね。 「花神」で一層ファンになったですよ。息子さんの梅雀さんの声が生写しで聞いてるだけで幸せです。

2006/4/27(木) 午前 9:38 カゴメ 返信する

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僕が梅之助さんの金さんを見たのは無論再放送です。個人的には梅之助さんと言えば金さんよりも伝七親分のイメージが強いですね。『花神』と『伝七捕物帳』は掛け持ちでやっていたというのが凄いですね。

2006/4/27(木) 午後 9:55 [ mannennetaro2005 ] 返信する

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