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自分でもこんなコーナーを設けていたことをすっかり忘れていた、この「主観的女優論」。 今年1月以来、久々の更新となる今回は、いつの間にか人気女優となっていた篠原涼子を取り上げてみたいと思います。 篠原涼子(以下「シノリョウ」)と言えば、芸能界デビューのきっかけとなったアイドルグループ「東京パフォーマンスドール」時代と、初めて彼女の存在を知った「ダウンタウンのごっつええ感じ」(1991年〜97年)について触れない訳にはいきません。この頃のシノリョウは、美人タイプでありながら超天然キャラで売り出していて、「ごっつええ感じ」でも様々なコントに挑戦しながら、その片鱗を毎回見せつけたものです。最もそのボケっぷりで印象的だったのが、「『芸能人』と漢字で書きなさい」という問いに、堂々と「芸態人」とフリップに書いてみせたことでした。ダウンタウンの番組では、もう1つ関西ローカルで土曜深夜に放送されていた「摩訶不思議・ダウンタウンの…!?」(朝日放送、1992年〜93年)という番組にも、東京パフォーマンスドールのメンバーとして出演していました。 その後、小室哲哉プロデュースによる「恋しさとせつなさと心強さと」(1994年)の大ヒットによって、芸態人、もとい芸能人としての地位を確立したシノリョウが、女優として本格的に活動するようになったのは、1995年春に放送された『輝く季節(とき)の中で』で成績優秀なお嬢様医学生を演じた頃からでしょう。その後、大河ドラマ『元禄繚乱』(1999年)『北条時宗』(2001年)をはじめ、『きらきらひかる』(1998年)、『危険な関係』(1999年)、常盤貴子・深津絵里と共演した『カバチタレ!』(2001年)、三谷幸喜脚本『HR』(2002年〜03年)、宮藤官九郎脚本『ぼくの魔法使い』(2003年)などの作品に出演。着実にキャリアを重ねて行きます。特に『カバチタレ!』や『HR』では他の出演者に勝るとも劣らぬ存在感や演技を披露して、「バイプレーヤー」として十分通用するのではないかと思ったりしたものでした。この間、ドラマ以外で強烈なインパクトがあったものと言えば、男ものの下着を着用して出演したグンゼのCM。しかし、今振り返るとあのCMも「シノリョウにしか出来ないもの」だったのではないかと思っています。 女優として確固たる地位を確立したシノリョウですが、ここ2〜3年の間に更にグレードアップしたと言えます。2004年春には『光とともに』『アットホーム・ダッド』の2作品に掛け持ちで出演。特に『光とともに』で、自閉症児の母親という今までとは違う役柄を演じたことが話題を呼びました。昨年は林真理子原作の『anego』、そして今年は1月から3月に放送された『アンフェア』と、デビュー当時から知っている人間としては思わず「こんな役をやるとは…」と目を瞠る役や演技を披露。『アンフェア』の刑事・雪平夏見役は、女優として新境地を開いただけでなく、「女優・篠原涼子」にとっても一番の「当たり役」となったと言えるのかもしれません。 最近では女性誌の表紙や特集記事にも頻繁に登場するシノリョウ。ドラマの役柄やそのキャラクターの影響もあって、女性からの支持も高いそうです。顔の表情などを見ても良い歳の重ね方をしているように感じます。しかし、彼女の最近の目覚しい活躍には、プライベートの充実も大きく作用していることも無視出来ないでしょう。
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彼女は歌手から女優に転向して成功したタイプですね。 おっしゃっているように女性からの支持が高い女優の特徴として、息が長い人が多く見受けられます。 これからも良い作品に巡りあって、良い演技を期待しています♪
2006/12/19(火) 午前 0:27
ごっつええのあの「大ボケぶり」こそが、今なお、素の彼女に一番近いように思います。このポジションになっても、えらぶったところが 見えないのは好感が持てますね。
2006/12/19(火) 午前 1:22 [ - ]
うまく転身してってますよね。アイドル→歌手→女優と。ある意味世渡り上手。
2006/12/19(火) 午前 11:23
TBのように、彼女は素敵な役者さんだと思っています。そう感じたのは「きらきらひかる」だったかな?彼女を見ていると、天性に勝る才能はないと思いますね。
2006/12/19(火) 午前 11:32
せなぱぱさん、「恋しさとせつなさと心強さと」がヒットした頃、あるバラエティー番組で、「これからは女優よ」と言って突っ込まれたことがあったのを見た覚えがありますが、その時、まさか女優としてここまで成功するとは予想していませんでした。これからの活躍も期待出来ます。
2006/12/19(火) 午後 7:57 [ mannennetaro2005 ]
ハム太郎さん、「演技派女優」として評価されている人には案外「天然」タイプが多いですね。「ごっつええ感じ」の頃と殆ど変わっていないのは正直嬉しく思います。
2006/12/19(火) 午後 7:59 [ mannennetaro2005 ]
前田クライフさん、シノリョウの場合、アイドル・歌手・女優と、いずれも良いスタッフや良い作品に恵まれていると思います。「強運」の持ち主なんでしょうね。
2006/12/19(火) 午後 8:00 [ mannennetaro2005 ]
小日向さん、トラックバックありがとうございます。『きらきらひかる』にも出てましたね。彼女の演技力はやはり「天性」のものなんでしょうね。
2006/12/19(火) 午後 8:01 [ mannennetaro2005 ]