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この2日の夜、TBSテレビの放送開始50周年を記念した特別番組が放送されました。 長時間の放送だったこともあって全部は観られませんでしたが、8時台には『8時だヨ!全員集合』の特集があり、懐かしい気分に浸ることが出来ました。 僕が子供の頃は、土曜日の夜は母方の祖父母の家で共に夕食を食べるのが習慣となっていました。小学校1年の時に祖父が亡くなってからも、祖母と両親、それに弟の5人で夕食を食べる習慣は続きました。 テレビのチャンネルは、いつもTBS系列のRCCテレビに合わせてあり、7時半からの『クイズダービー』に引き続いて、8時からの『全員集合』を観るのが土曜の夜の楽しみでした。だから、僕にとっての『8時だヨ!全員集合』の思い出は、そのまま当時の一家団欒の記憶とも重なります。 『8時だヨ!全員集合』がスタートしたのは昭和44年10月。同じ年、TBSでは現在まで続いている『水戸黄門』もスタートしており、また、映画では山田洋次監督の『男はつらいよ』シリーズもこの年に始まりました。スタート当時のTBSでは、前の時間では大橋巨泉司会の『お笑い頭の体操』、9時からは『キイハンター』が放送されており、視聴率が50%を超えた頃には、『全員集合』などの後に、10時台には初期の「必殺」シリーズが放送されていました。 僕らが『8時だヨ!全員集合』を観ていた時代は、視聴率50%を超えた人気絶頂期は過ぎていましたが、番組の人気は衰えることなく安定期を迎えていました。8時丁度になると、いかりや長介のアップが映り、「8時だよ!」の掛け声に答える形で、客席にいる他のドリフターズのメンバーが「全員集合!」と声を上げてステージに上がり、それからオープニング。CMを挟んで前半のコント、ゲストの歌、それから「少年少女合唱団」から後半のコント、そしてエンディングに突入し、出演者が「いい湯だな」の替え歌を歌いながら、加藤茶の「お風呂入れよ」「歯を磨けよ」「また来週」の呼びかけと共に終わるという内容でした。 前半のコントは殆どローテーション化されていて、「母ちゃん」「国語・算数・理科・社会」「会社」「金田一」「コンバット」「武者修行」などがありました。志村けんの「カラスの勝手でしょ!」もテレビに向かって一緒に歌ったし、「少年少女合唱団」での「早口言葉」と共に学校でも流行りました。 番組史上最大のハプニングとして知られる「停電事件」の回もよく覚えています。当時、父方の祖父が亡くなり、土曜日が告別式。祖父の家のある広島県三原市から尾道に帰り、駅の近くの食堂で夕食を食べることにしました。ちょうどテレビはRCCにチャンネルが合わせてあり、8時になった途端に真っ暗になった会場の様子が映し出されたという訳です。先日の番組でも紹介され、10分ほどで停電が収まったことが分かりましたが、当時はもっと長い時間停電していたように感じました。 『8時だヨ!全員集合』が終了したのは昭和60年9月。放送中はPTAから「ワースト番組」のレッテルを貼られていましたが、これほど子供たちを楽しませてくれたテレビ番組も無かったのではないかと思っています。番組終了後も3ヶ月間にわたって「名場面集」が放送され、昨年3月にいかりやさんが亡くなった時にも過去のコントが再び放送されました。最近ではDVDも発売されており、改めてこの番組の人気の高さを実感しています。
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