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×月○日 帰宅前に最寄りの本屋に立ち寄り、色川武大著「寄席放浪記」と吉川潮著「完本・突飛な芸人伝」(いずれも河出文庫)と買う。 河出書房新社という出版社は、ここ数年落語や演芸に関する本を多く出していて、落語好きの僕にとっては、やはり落語関係の本を多く出している筑摩書房と共に実にありがたい出版社である。河出文庫の落語に関するものでは、この他に、「アンツル」こと演芸評論家・安藤鶴夫著「寄席はるあき」や、同じく演芸評論家・矢野誠一著「志ん生の右手」も先日購入したばかりである。 色川武大という人は、「麻雀放浪記」の原作者・阿佐田哲也というもう一つの顔を持っていたことで知られる。平成元年に亡くなったが、小説だけでなく昔の芸人や役者、映画についてのエッセイも多く遺している。「寄席放浪記」はそうしたものを集めたのに加えて、昔の寄席や映画、芝居について語り合った対談も掲載されている。終生マイナーのままで終わった芸人や、現在では忘れられてしまった役者などについて書かれており、興味深く読める内容である。もう一つの「完本・突飛な芸人伝」は、演芸評論家で小説家でもある著者が、今から20年近く前に発表したものである。登場する芸人たちはテレビでお馴染みの人から知る人ぞ知る人まで幅広く、著者自身の取材を基にして独自の視点からそれぞれの芸人たちの生き様に迫っている。 どちらの本も、落語や演芸に興味のある人は是非一読することをお薦めしたい。 ×月△日 今日は「統一地方選挙」の前半戦の投票日であった。最も注目を集めた東京都知事選挙は、大方の予想通り現職の石原慎太郎氏の圧勝となった。 今回の都知事選挙にも様々な候補者が立候補し、ニュースやワイドショーでも大々的に取り上げられていたようである。しかし、東京に住んでいないので実際にはよく分からないが、マスコミが騒ぐほど選挙自体が盛り上がったとは思えないのである。それに、浅野史郎氏や吉田万三氏はともかく、宮崎県知事選挙の悪影響なのか、「なんでこの人が立候補するのか?」と言いたくなるような人まで立候補したのには辟易した。「有名無実人大会」的な印象を持たれてしまう首長選挙というのはどうもいただけない。 広島県でも広島市長選挙が行なわれ、こちらも現職の秋葉忠利氏が当選した。今日行なわれた選挙では殆ど現職が当選したという。有権者は「安定」「現状維持」を選択したと言える。 ×月◎日
日本時間では午前中、メジャーリーグ・ボストン=レッドソックスとシアトル=マリナーズの試合が、ボストンのフェンウェイパークで行なわれる。 この試合の一番の見所は、レッドソックス・松坂大輔とマリナーズ・イチローのメジャーでの初対決であったが、マリナーズにはもう1人の日本人選手・城島健司がいる。松坂はイチローとの対決は制したが、城島には二塁打を2本打たれ、試合もマリナーズが勝ち、松坂はメジャー初黒星を喫した。 松坂とイチローとの対決ばかり注目を集め、自分は完全に「無視」された形になったことに城島本人はかなり不快感を抱いていたらしい。普段はイチローと自分を共に取り上げるのに、こんな時に限ってイチローばかりを取り上げる。恐らくメジャーリーガーになって最大の「屈辱」を味わったに違いない。そんな城島の松坂との対決には、男の「意地」と「プライド」を見た。 それにしても、日本人選手のメジャーリーグでの活躍が増えていくごとに、日本のプロ野球は影が薄くなっているように感じられるのは正直寂しい。 |

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