今日も明日もJOJさんとか色々と

ジョン・オーウェン=ジョーンズさんをLove&Watchしてます。その他のネタも多し。

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今日はクリスマスイヴ。本来ならクリスマスのデコレーションとか昨日の食事会のメニューとかで例年通りホリデイきぶんで過ごしたいとこですが、スミマセン、今年はそれどころではありません。映画「レ・ミゼラブル」のおかげさまで。いや〜もう本当に素晴らしいです。今日は夫と息子も一緒に見たのですが、二人とも感動の嵐。ああ、よかった。ツマラナイ、とか言われたらしょんぼりでしたもん。

二回目観賞後のツイート:

そうだ、ナポレオンだ。彼(友人おっとのフランス人)がレミ原作と合わせて語ってたのは。彼はナポレオンの崇拝者だった。しかしどうやってリンクさせていたのかどうしても思い出せない。映画は舞台より原作の影響が大きい。思い出さなきゃいけない。知性が欲しい

愛だ、愛だよ。レミには愛がある。知ってるよ、もちろん。だけどこんなふうに映像でしみじみ見せられるとaddictになりそうだ。今日は二人のMiserablesに。ジャベかわいそうに。アナタ本当にかわいそう。グランもよ。日陰すぎる。

初見の夫「ジャベ刑事(違)が自殺したのは生きてるとまたヴァル追いつめちゃうからだよね。彼は絶対に生き方変えられないから大好きな(!)ヴァル守るには自らを葬るしかなかったんでしょ。それも切ないねえ」

らみヴァル舞台だけ見たことある息子「やっぱり学生たちでしょ。じぶんも同じ時代に生まれてたらあんなふうにバリケード行ってたかも。泣く?」そら泣くよ。母はみな泣く。そんなふうにたくさんの母たちがたくさんの涙を流してきたんだから

エピローグの「My life is blessed」の「life」は「命」で字幕出てた。そうか、命か。「人生」じゃなく?気になる、気になる。祝福されたのはヴァルの人生だと思ってたけどそうじゃなく命そのものなのか。そうか、感動!なんて素晴らしい詞なの

「自己犠牲」というと大げさになってしまうけれど愛するひとのため何かの役に立ちたい、という気持ちは多かれ少なかれ人間誰もが持っているはず。レミの中にも溢れてる。司教様、ヴァル、ファンテ、エポ、アンジョ、学生たち等々。そしてジャベール。そう、ジャベもだ

ここから感想らしきもの:

二回目だから少しは落ち着いて見られたような気もしたんですけど、初見では気がつかなかったとことか夫が何気に呟いたこととか、息子のバリケード志願にプチ動揺したりとか、エピローグで出てくるBlessedされた「Life 」は「命」で字幕出てたけど、そうか!これは「人生」じゃなくていいのか、とかいろいろポイントがあって、でもって同じように涙、涙で見終わりましたよ。

二回目はがっつりジャベール考察をしながら見たいと思ったんだけど結局そんな余裕もなく。しかしこれだけは言わせて欲しい。「この映画のジャベールはラッセル・クロウさんでOKです」と。

理由があれこれと。でもレミを殆ど知らない夫の鑑賞後の一言は結構ツボでした。曰く「あの刑事(違)のひと、生きてるとジャンヴァルジャンを追い続けちゃうから、でもっていつか殺しちゃうかもしれないから自殺したんでしょ。大好きな(!)ヴァルを守るために自らを葬るしかなかったんだね、かわいそうに」

そうかあ、そういう解釈も有りだね。ずっとずっと法と正義を遵守することが生きる理由だった頑固モノのジャベールが初めてそのことに疑いを持ってしまい結局その存在価値まで見失ってしまったわけだけど

ラッセル・クロウさん。私はこの俳優さんの作品は割と見ているし、好きな俳優さんのせいもあってジャベールな彼からも色んなものを感じる、というか読み取れる。正しいかどうかわからない。でも彼のじいいっと演技を見ているとほんとに多くのものを感じ取れるのよ。

下水道から出て来たヴァルw/瀕死のマリウスに銃をつきつけて「動いたら撃つ」と脅す。

ヴァルは黙ってジャベの顔を見る。

ジャベ、ヴァルから目をそむける。ヴァル立ち去る。結局引き金は引けなかった

そして自らの存在価値を見失い、橋から身を投げる。

ううう(泣いている)舞台でもそうだけどほんっとにここは「アナタ何も死ななくても・・」としみじみ思うシーンですよね。それも映画版だと川(セーヌだよね?)がエラくごうごうしてるし。この一連の流れ、音は無く役者二人だけで見せてる。これってみごとだよ。これらだけで私的にはラッセルジャベは有りです。あと「対決」の剣の構え方と乗馬シーンね。

あ、忘れられないのがあった。

亡くなったガブローシュの胸に自分の勲章を置いてあげるシーン。ここは彼の中の「痛み」がはっきり感じられて胸が痛くなります。

こんなこと言うと顰蹙なのはわかってるんですけど、フーパー監督を超尊敬してるのでばち当たるかもしれないけど、でも敢えて言っちゃうとラッセルさんソロの「星よ」と「自殺」は歌い上げるのではなく台詞プラスαみたいな感じにするわけにいかなかったのかなあ。彼の声質にはそういうの合ってる気がする。決して否定してるわけじゃないですよ。ラッセルの歌を聞けたのはうれしいです。好きな俳優だし。まだ映画が公開になってもいないのに音源だけ聞いてラッセルさんをボロクソに言ってるツイとか見ると「とりあえず見てから文句言って!」とかリプそうになるし。

でもねえ、仁王立ちで口を丸く開けて歌ってるのがね・・似合わないと思うの。ごめんね。でもそう思うのよ。あのルックスで口ぽかはね。エディならいいけど(スマン)

夜が明けて今日はクリスマス25日の朝。今日は一年に2回だけ教会に行く日のひとつ(あと一つはイースター復活祭)しかしまず夜中に思いついたフレーズを忘れないうちに書いておきたい

ラッセルさんのジャベールは例えばWE舞台版でHadleyさんとかTamさんがやろうとしてた(してる)新しい形のジャベール像なのよおおおおお

ボールドにしてみたw。

舞台のジャベール役者は10thコンサートのフィリップ・クエストさんとか噂に名高いオランダプロダクションのジャベとか(名前知らない)BWのヴァレラさんとかWEのアール・カーペンター先生とか鹿賀丈史さんとか威風堂々としてて鉄仮面なジャベールとか法の番人とかにぴったりな素晴らしいジャベール像をつくりあげてきて、世界の賞賛を浴びてきたのでそれが鉄板になるのはもちろんわかる。でもね、初演から27年もたってるんだし、そういうステレオタイプではない新しいジャベール像が出て来てもいいんじゃないかな。

レミ嵌り度は比較的浅いと自覚してる私の個人的な意見だけど、これは別にラッセルさんが始めたわけじゃない。私が見ただけでも例えばWEレミの最近の2人のジャベール、Hadley FraserさんとTam Mutuさんは明らかに今までの鉄板ジャベールとは違ってる。それくらいは私でもわかる。(あ、ノーム・ルイスさんとSimon Shortenさんは鉄板ジャべ括りね)

以前書いたWEレミ舞台版の感想記事でもそういうこと載せてるけどね。はどさんもタムさんも舞台役者としては一流だし、彼らは新しいアプローチを試みてるんだと思うよ。もちろんそこには演出家の明確な意志があるだろうけどね。役者だけではそういうのできないから。

レミファンの中にはジャベさんファンもどっさりいるし、今まで積み上がってきた「This is JAVERT」の像を変えるのって非常に勇気がいることだと思うんだよね。役者としての力量が高くないとそもそもトライすらできないよ、そういうこと。はどさんもタムさんもそしてラッセルさんもフィールドは違うけどその力量は大変なものだし、彼らじゃなきゃそんなムズカしいことはトライできない。それははっきり言える。

でもって今までの鉄板じゃべさんとどこがどう違ってるか、それはレミ嵌り度が浅い私には書けない。というか書いてはいけないと思うの。何年もレミ舞台を見続けていらして、数百回見た!なんて方々がたくさんいますからね。感想みたいにお気楽なのは書けてもキャラ分析みたいのは書けない、恐れ多くて。

とか言いながらちょっと書きたくなってたりもしてるんだけど。

それにしてもヴァルジャンは過去色々な役者さんが色々なパターンのヴァルを演じてきてて、今回のヒューさんはまた独自のヴァルになってて、でもそれについてあれこれ言う人はいないよね。というか賞賛の嵐なわけだけど。「ヴァルジャンはこうあるべき」っていうのは余りないというかユゴーさまの原作でも舞台版のヴァルでも「ヴァルジャンってこういうひとなのよお」というのが比較的わかりやすくて、だからこそ私ら観客は涙を流せるわけで。

でもジャベールってそういう意味ではわかりにくいんですよね。何故彼が自殺しなくてはならなかったのか、キリスト教的には自殺は絶対やってはいけないことで、あれだけ敬虔に神さまを信じ、その倫理を自らの礎にしてきたジャベールが自殺するところまで行ってしまった心理が実にわかりにくいの、少なくとも私には

ジャベールがヴァルジャンに対して「自分を罰してください」と申し出るシーン。あれは別にブラフではないはず。少なくともユゴー原作ではそうだ。自らが仕える相手であるヴァルジャンに対して不敬を働いたことを真剣に詫びている。なぜならそれは彼の信じる「法」のもとでは許されないことだから

ジャベールは法と神様、両方に支配されていたんだよね。

なんかとりとめなくなってしまった。今日はロケハンと礼拝に行かなきゃいけないのでここでおしまいにしておきます。でもまた明日も見るし、その先もまだ見るし(立川シネマ極音行くよ)またいろいろ書くと思うのでお許しくださいね。ああ、こういうのほんと楽しい。JOJさんもクリスマス休暇中だし(明日からダイエット始めるそうですw)しばらくはレミとJCSでいいや。


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むむむ…、そうですよね。
私も今日3回目行ってきました。回を重ねるごとにラッセルジャベに魅入ってしまいます。
御主人の言葉の通りかもしれませんね。あの、下水道出口での彼の眼差しには何とも言えない想いが詰まってたんでしょうから。
あれだけの演技してくれてるんだから、ラッセルジャベでよかったんです。たとえ、バリケードで素性がバレて繋がれた姿が「bear baiting」を連想させちゃっても…(苦笑) 削除

2012/12/24(月) 午後 11:08 [ pao ] 返信する

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paoさま、おはようございます!

クリスマスデイの朝ですね。いまコギさんぽに行ってきましたが寒かったー(>_<)でも晴れてて、空気もピンと張りつめてて好きな天気です。
わははー!確かにあの首縄繋がれた姿はBear baitingですね。paoさま、ナイス。でもって私はあの姿に我らのくまを当てはめてました。はい、立派な軍服着て救う方じゃなくて(スマン)

レミ度レベル1の夫ですらこの映画には感動してました。歌はアマンダコゼに感心してましたね。あの二人(コゼ&マリポン)がいなかったら他のMiserablesたちがあれほど際立たなかっただろう、とその意味でも監督の力量に感心してましたわ。

ラッセルジャベについてはまだあれこれと書いてしまいそう・・paoさま、ぜひおつきあいくださいませm(_ _)m

2012/12/25(火) 午前 10:22 [ Manon/Paisley ] 返信する

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おはようございます。
ご主人のご感想を最初に目にした時は正直「え、そっち?!まさかのBL(でもない?初老の2人だしw)?!」と思ってしまったんですが、この記事で腑に落ちた感じがします。やはり初見者の方だからこその視点は、すっかりスレてしまったハードリピーターの目からウロコを落としてくれますね。Manonさんのご主人に感謝です。
自分は27日に2回目を観に行って、翌日は大阪サイゴンに日帰りで行ってきます。早く確認しないと。

ラッセルさん、今日買ったサントラ(国内盤の対訳が…以下自粛)でも思ったんですが、確かに歌だけを取り出せば確かに厳しい所もありますけど、やはり演技トータルで考えれば見事なジャベ像ですよね。早く再確認したいです。
サントラ、RENTやオペラ座のように2枚組完全盤を出して欲しいのと、個人的には劇中音声をそのまま収録するより、もうちょっとオケを前面に出して欲しかったですけどね。

2012/12/26(水) 午前 6:52 [ jun*y03*8 ] 返信する

Junさま、おはようございます!

スマホからだと上手くコメント入らないので帰ってからゆっくりお返事させてくださいね!

ジャベのヴァルに対する愛は例えはJCSにおけるユダが持ってたものに近いのかも、とか考えたりして。あー楽しい。年末だけど(^_^;)

2012/12/26(水) 午前 10:05 [ Manon/Paisley ] 返信する

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junさま こんばんは!

3回目見てきました。いやーー本当に素晴らしいですわ、映画レミ。観る前はラッセルじゃべに集中するつもりだったんですけど、音響が素晴らしすぎて全部吹っ飛びました(笑)

今日は主に学生たちに目がいってしまったんですけどラッセルじゃべももちろんチェック。今日は騎馬じゃべがヴァルコゼ追っかけてくるときに「24601」と叫ぶときに何か落としたような気がして、でもってあれはヴァルにもらったロザリオじゃないの?と気になったのと「星よ」の前に向き合った十字架がヴァルのものだったのがエラくツボでした。それと「自殺」の後半が急に気が抜けた感じになるのはなぜか、とか^_^;。サイゴンご覧になるんですね。感想聞かせてくださいね! 削除

2012/12/26(水) 午後 9:16 [ Manon ] 返信する

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