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19日の空爆の模様
国連安保理でリビアへの武力行使が容認されました。日本もこれを支持しているようですね。
中国とロシアはこの採決を棄権しました。
この結果、ついに米国とその支持国、多国籍軍によるリビアへの空爆が行われました。 これでアフガニスタン、イラクに次いで第3の米国の介入が。 カダフィを嫌っている米国にとっては、この機会を逃すとカダフィを退けることができないと判断した
のでしょうね。単に平和を求めての行動ではないと思います。
皆カダフィーを嫌い、恐れている様に見えます。
というのもコートジボアールでも同様に400人以上がGbabgo大統領派の軍または支援者によって殺されています。 しかし、こちらでは米欧諸国による同様な行動は起きていません。
なぜリビアには介入して、コートジボワールへの介入は行われないのでしょうか?
問題となっている背景は異なりますが、市民が犠牲になっていることに変わりはありません。
確かにカダフィによる反対派鎮圧の為の攻撃、虐殺行為は許されるものではありません。 リビアが北朝鮮的な面を持っているようにも思われるかもしれませんが、アフリカでは出稼ぎ者がリビアへも行っていますし、石油も安定して供給されていましたので、米国が北朝鮮やイラクを指して「悪の枢軸」と言っていましたが、そんな印象はありません。 また、リビアというか、カダフィのアフリカに対するポジションは、大きなものがあります。
中国同様、アフリカ諸国を支援しています。
カダフィの場合中国とは異なり資源を求めての為ではありませんが、アフリカの覇者というか、王となりたいのではと思いますが。
マリでも昨年完成した官庁街はリビアの支援でした。この他多くのホテルがリビア支援で建設され、または建設中です。かなりリビアからの支援を得ているわけですが、カダフィが排除されるとこの支援が続けられるとは思われません。従って、マリ政府は静観しているように見えます。カダフィに対する強い批判は行っていません。 他のアフリカ諸国も少なからず同じような状況にあると思われます。
この微妙なバランスが米国等による反体制派支援で崩れることになるのではと。 またリビアがアフリカにおけるマグレブ・アルカイダーを制御しているのではないかと思います。 というのもリビアは、アルジェリア、ニジェール、チャドと国境を接しています。
トァワレグ族へも支援をしており繋がりがあるようです。
今後、米欧諸国を狙ったテロの問題も増えてくると予想されます。
この様な背景からか、先日日本大使館から米国を狙ったテロ・誘拐の脅威があり、これに対する注意喚起の情報がありました。
従って今後は、日本人も標的にされると思われます。
安保理で採決を棄権した中国は、「国際関係での武力行使には賛成しない」、「情勢ができる限り早く回復・安定し、武力衝突の拡大で民間人の死傷者がさらに増える事態を回避するよう望む」と指摘していましたが、アフリカの脆弱さを知っているのだと思います。 リビア・カダフィの存在がなくなり、更にアフリカのアラブ諸国が独裁的な政権を打倒し、別の政権が誕生すると、恐らくイスラム色の強い政権になり、米国追従ではなくなると思いますが、今後のアフリカがどうなるのか心配です。 コートジボワールですが、状況は日に日に悪くなっています。リベリアの国境、コートジボワール西部では軍隊の衝突が繰り返されています。また経済首都のアビジャンでもこれまでは一地区での衝突でしたが、他の複数の地区へと広がっています。
ボニ・ヤイ大統領
先週行われたベナンの大統領選挙は、現大統領ボニ・ヤイ(Boni Yayi)が53%を得票したので一回の選挙で選出されたようです。但し、まだ最終結果ではないようですが。 また、野党からは不正などが指摘されています。選挙人リストの不手際で10万人以上が投票できなかった、また投票所は7時から始められるのですが、これが午後の1時以降だった場所もあったとの情報もありました。
今後憲法評議院で審議されるようですが、かなりもめそうです。
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