ジョリバの風

収穫も終わり、畑は殺風景。湿度もかなり低くなってきました。

国際情勢

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アフリカ情勢

コートジボワールは4月11日にGbagbo前大統領がOuattara派軍に拘束され、やっと正常化への道を歩みだしたところですが、これまでの4ヶ月以上におよぶ混乱状況において、国民を二分するような状況でした。Ouattara氏を支持していたAbidjianの一部の地区、また北西部の都市においてGbagbo派の軍による殺戮が行われていたり、Ouattara派の軍においてもこの報復として民族の抹殺が行われていたようです。この為、異民族間の猜疑心や正規軍に対する疑心暗鬼があり、この様な問題の解決が優先されなければなりません。更に経済の建て直しも急務です。
 
この他、現在セネガルが揺れています。問題は複雑です。来年の2月に大統領選挙があります。本来ですと3選目を憲法で禁じられていますので、限大統領は候補者にはなれません。しかし憲法を改正するなど色々画策して、立候補または彼の息子を候補者に据えようとしています。当然野党から猛反発を受け、先日も大規模なデモが行われ、車などが炎上していました。更に市民にとってもっと大きな問題は、停電です。昨年から電気が24時間利用できない状況が続いています。停電が続きでついに市民の怒りが頂点に達したようで、昨日電力会社が焼き討ちされました。
 
この電力問題解決のために、大統領の息子カリム氏が担当大臣として問題解決に当たっていますが、そう簡単に解決できる状況ではないようです。

ブルキナ・ファソでも軍部の問題が未だに解決されていません。

ここマリでも情勢が不安になる可能性がでてきました。
食料価格が2割以上、品物によってはもっと値上がっていますが、この状況が更に悪化すると穀物価格の上昇は、FAOなどからも早急な対策が指摘されており、先のフランスG20でも問題
になっていましたね。これまでFAOの代表はアフリカから出ていました。現在セネガル人の代表です。しかし彼は、来年のセネガル大統領選の立候補を念頭に辞任を表明し、先日ラテン・アメリカ(ブルジル)の代表が初めて誕生しました。様々な関連から世界の状況が動いています
 
チュニジアのジャスミンの風から始まったアラブの革命、リビアもまだ収まっていません。
アフリカはまだまだ不安な状況です。

周辺国情勢

コートジボワールも内戦状態が続いているようで。
昨日も経済首都アビジャンで日本大使公邸にGbagbo派の兵(傭兵)が侵入したようで、大使がフランス軍のヘリで救出されたとのニュースが流れていました。アビジャンし市内は水、電気も止まっているようで。食糧の入手も困難になってきているとのことです。長期戦の様相になってきています。
 

<ブルキナファソ>
ここ数週間ブルキナでも治安が良くありませんでした。なぜか兵士が街中で銃を発砲しているようです。この理由が良く分かりません。兵士の怒り???と表現されていますが、何の理由からかわかりません。これまで3都市で兵士の反乱というか、兵士が街中で発砲したり、裁判所にロケット弾を撃ち込んだり、市民が不安に陥っています。
3月30日から数日間、夜間外出禁止令(21〜6時)が出されていました。コンパオレ大統領が急きょ原因調査の為の話し合いが行われてました。この話し合いでどうにか収拾されたようです。
待遇の問題、民族差別の問題なのでしょうか...コンパオレ大統領の再選にも関係があるのでしょうか?
これまでブルキナは比較的安全と思っていただけに、この様な事件が起きたということには驚きでした。
 

<ベナン>
先日大統領選挙が行われました。憲法評議会で最終的な確認が行われ、一回目の投票で53%を獲得した現大統領が再選されたと発表されました。
反体制派は、これに対して異議を唱えていましたが..

しかし、最終的に現大統領が再選され4月6日に就任式が行われました。セネガル大統領はじめ、7か国の元首が出席していました。
 

<ニジェール>
反体制派のMahamadou Issoufouが二回目の投票で勝利し、4月7日大統領就任式が行われました。やっと、軍による暫定政権から民政に移管されました。今後の国内情勢に注目していきたいと思います。
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昨夜から今朝にかけての経済首都アビジャンで軍事行動準備する兵士
 
コートジボワールの状況は最終段階に来ているようです。
 
遂にOuattara派による軍事行動が展開されるに至っています。
Ouattara氏も軍事行動を取るように支援者に呼びかけています。
 
これまでは、Bgagbo派の軍による行動で500人ほどの市民が犠牲となっていましたが、Ouattara派の反撃は殆ど行われていませんでしたが、3月に入りコートジボワール西部でOuattara派による反攻が開始されていました。
 
Ourttara派の拠点である北部から南部に進攻し、昨日は本来の首都ヤムスクロを奪還したとの情報でした。
当初3日程の交戦が予想されていましたが2-3時間でおわり、Gbagbo派からの反撃が殆どなかったとのことです。一説では、Gbagbo派はアビジャンに結集し守備を固めているとのことです。また若者の新規軍人登録を行い兵力を増しているとのことです。
 
昨日(木曜)は、Gbagbo派の軍最高責任者が経済首都アビジャンの南ア大使公邸に家族と避難したとのニュースが伝えられました。Gbagbo氏もどこかの国の大使館に避難するかもしれません。
 
今朝は、Ouattara派の軍がアビジャンに侵攻したようです。ラジオのインタビューでは、背後で銃声の音が聞こえていました。

最終的にコーチジボワール人同士の争いとなり、この後の国造りに影響が出ないか心配です。

リビア空爆

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                        19日の空爆の模様
 
国連安保理でリビアへの武力行使が容認されました。日本もこれを支持しているようですね。
中国とロシアはこの採決を棄権しました。

この結果、ついに米国とその支持国、多国籍軍によるリビアへの空爆が行われました。

これでアフガニスタン、イラクに次いで第3の米国の介入が。
カダフィを嫌っている米国にとっては、この機会を逃すとカダフィを退けることができないと判断した
のでしょうね。単に平和を求めての行動ではないと思います。
皆カダフィーを嫌い、恐れている様に見えます。

というのもコートジボアールでも同様に400人以上がGbabgo大統領派の軍または支援者によって殺されています。
しかし、こちらでは米欧諸国による同様な行動は起きていません。
なぜリビアには介入して、コートジボワールへの介入は行われないのでしょうか?
問題となっている背景は異なりますが、市民が犠牲になっていることに変わりはありません。

確かにカダフィによる反対派鎮圧の為の攻撃、虐殺行為は許されるものではありません。
リビアが北朝鮮的な面を持っているようにも思われるかもしれませんが、アフリカでは出稼ぎ者がリビアへも行っていますし、石油も安定して供給されていましたので、米国が北朝鮮やイラクを指して「悪の枢軸」と言っていましたが、そんな印象はありません。
 
また、リビアというか、カダフィのアフリカに対するポジションは、大きなものがあります。
中国同様、アフリカ諸国を支援しています。
カダフィの場合中国とは異なり資源を求めての為ではありませんが、アフリカの覇者というか、王となりたいのではと思いますが。

マリでも昨年完成した官庁街はリビアの支援でした。この他多くのホテルがリビア支援で建設され、または建設中です。かなりリビアからの支援を得ているわけですが、カダフィが排除されるとこの支援が続けられるとは思われません。従って、マリ政府は静観しているように見えます。カダフィに対する強い批判は行っていません。
 
他のアフリカ諸国も少なからず同じような状況にあると思われます。
この微妙なバランスが米国等による反体制派支援で崩れ
ることになるのではと。

またリビアがアフリカにおけるマグレブ・アルカイダーを制御しているのではないかと思います。
というのもリビアは、アルジェリア、ニジェール、チャドと国境を接しています。
トァワレグ族へも支援をしており繋がりがあるようです。
今後、米欧諸国を狙ったテロの問題も増えてくると予想されます。
 
この様な背景からか、先日日本大使館から米国を狙ったテロ・誘拐の脅威があり、これに対する注意喚起の情報がありました
従って今後は、日本人も標的にされると思われます。

安保理で採決を棄権した中国は、「国際関係での武力行使には賛成しない」、「情勢ができる限り早く回復・安定し、武力衝突の拡大で民間人の死傷者がさらに増える事態を回避するよう望む」と指摘していましたが、アフリカの脆弱さを知っているのだと思います。

リビア・カダフィの存在がなくなり、更にアフリカのアラブ諸国が独裁的な政権を打倒し、別の政権が誕生すると、恐らくイスラム色の強い政権になり、米国追従ではなくなると思いますが、今後のアフリカがどうなるのか心配です。
 
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コートジボワールですが、状況は日に日に悪くなっています。リベリアの国境、コートジボワール西部では軍隊の衝突が繰り返されています。また経済首都のアビジャンでもこれまでは一地区での衝突でしたが、他の複数の地区へと広がっています。
 
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                       ボニ・ヤイ大統領

先週行われたベナンの大統領選挙は、現大統領ボニ・ヤイ(Boni Yayi)が53%を得票したので一回の選挙で選出されたようです。但し、まだ最終結果ではないようですが。
また、野党からは不正などが指摘されています。選挙人リストの不手際で10万人以上が投票できなかった、また投票所は7時から始められるのですが、これが午後の1時以降だった場所もあったとの情報もありました。
今後憲法評議院で審議されるようですが、かなりもめそうです。
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ニジェール大統領選挙で、野党のMahamadou氏(59才)が58%の票を集め当選が決まりました。
ニジェールは8つの州に分れていますが、この内6州で勝ったとのことです。
投票率は48.2%、第一回目投票より低かったようです。
 
4月6日に新大統領の叙任式が行われるようです。
 
彼は、Mahamane Ousmane大統領のもとで93-94年に首相でしたが、途中から反体制派に鞍替えし、大統領にも立候補していましたがこれまでは敗れていました。
 
ニジェールが安定した国になることを切に願っています。
 
 
 
東日本大震災後の原発の問題について、海外のメディアでは少し懐疑的な見解を示しています。
この点が気になります。
今月末まで東京を離れるように、また当分渡航を見合わせるようにと勧告しています。
政府には迅速に、明快な説明で正確な情報を伝えて欲しいですね。

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