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最近読んだ本・2月

ごきげんよう
花粉症の薬ががっつりと効き過ぎて、眠いのです。14時間寝続けて起きると更にうたたねすらするのです。寝過ぎだっつーの。昨年から花粉症の処方薬を担当医さーやと相談して別のものに変えたのですが、くしゃみも鼻水も目の痒みもいっさい抑えられてるけれども、眠くてしょうがないのです。こんなに眠いならいっそ花粉症のほうがいいんじゃね。。。?などという考えがよぎる。いやいや、そんな訳ない。花粉症のほうがもっとつらくてヒドいんだよだから強いお薬に変えたんだってば。
とまあ、毎日逡巡しておりますわ。難儀やのう。
嗚呼、春はこれだから嫌い。新学期も新生活も大嫌い。夏は苦手だけど、暑いときはエアコン効かせてればいいんだもんね。思えば花粉の季節よりずーーーっとマシよ。っつーか、幸福の基準がこのようにただ下がりしているのでした。生きてるだけで儲けもんとは知ってはいても、ヒトは生きていれば生活の質つーもんを重視したくなるのです。煩悩果てしない。菩薩(賢者でも勇者でも弥勒でも。っつーか何のゲームww)への道は遠い。。。

さて恒例の今月本でございます。
一部の奥さんにとても喜んでいただける今月本(笑)
この3年近く、自分では本を買っておりませんゆえ、読んでいるのはすべて図書館で借りたものでございます。読み終わるとどんどん返却してしまうので、中には画像を撮らなかったものも多数、出版社なども記録しておりませぬ。どうぞご容赦を。


イメージ 1『京都、パリ この美しくもイケズな街』
井上章一&鹿島茂


どこかの書評で見掛けて、興味を持ち、今回借りるに至ったんでした。京都出身の井上氏とパリ在住だった鹿島氏の対談。
結論、両者似てるところはない(爆)っつー解釈でよろしいですかね。都市の歴史は同じくらい長いとはいえ、その成り立ちも住民の気質もまるで別モノ。井上氏が京都とはいえ洛中外の出身であることに引け目やら劣等感を感じて育ったそうで、つくづく、京都という街には特殊な結界があるように感じます。
わたくしのような東夷(あずまえびす)にとっては、パリのほうがよほど住みやすいと思いますわ(笑)


イメージ 2『祝言島』
真梨幸子


イヤミスとは、読んだあと「嫌な気持ち」になるミステリーを称してるらしいですね(笑)わたくしはこんな名称ができるまえから、読後感が悪ーーい本を好んでおりました。イヤミス大好き人間っつーことですわね(笑)
さてわたくしが特に推奨する、真梨氏の読後感の悪い本は、ベストセラーになった『殺人鬼フジコの衝動』は基本として抑えていただくとして、『深く、深く砂に埋めて』ですねーーー。なんかもう最悪。悪気のない女ってのは本当に厄介です。
『パリ黙示録1798』はイヤミスとしてではなく、時代考証なども含めておもしろく読めます。


イメージ 3『くちぬい』
坂東眞砂子

東日本大震災のあと、放射能を恐れて東京を離れた夫婦が、縁もゆかりもない土地で始める生活。
まあお察しのように上手くいかない訳ですよ。そこを坂東氏お得意の地方に根ざした風習を絡めて読後感悪く仕上げてくれてます。
最近、他所の土地からの移住者が、地元自治体に受け入れられなくて生活の不便をかこち、裁判沙汰にもなっているようですが、そのヒトの場合は確か、地縁があったはずで、縁があっても上手くいかないこともあるんですね。更に無縁の土地に移住しようなんて、地方都市出身のわたくしなどには無謀だとしか考えられませんわ。一極集中が進む訳ですわね。


イメージ 4『なんにもない部屋のもの選び』
ゆるりまい

この著者のデビュー作『わたしのウチには、なんにもない』はBOOK OFFで買いましたよ。図書館になかったから仕方なく。んでまたBOOK OFFで売ろうとしたら、ウチの夫に資源ゴミで捨てられてた(爆)
ええ持ってっても50円くらいになればいいほうですけどねっっっ売りたかったんだよっっっ
このヒトの家の中、ホントになんにもないので、こういうの嫌いなヒトはホントに嫌いだろうと思うけれども(苦笑)わたくしはこういうある種の突き抜けたヒト、好きです(笑)マネはしませんが(笑)


イメージ 5

『奇面館の殺人』
綾辻行人


文庫になって上下巻に分かれたもの。
この著者が『十角館の殺人』でデビューしたときは鮮烈でしたねーー。新本格という惹句はこのヒトからだったっけ?同じような年頃の作家が次々とデビューしたっけなあ。古今東西のミステリーファンには何やらいろいろ言われたみたいですが…わたくしは元々、密室トリックとかアリバイトリックとかあまり得意じゃなくて(苦笑)誰が犯人でもいいのでヘンな殺し方が好き(語弊があったらすまない)という大きな声で言えない者でございますれば(爆)綾辻氏の著作は結構、好きですわ。リリカルな描写は気恥ずかしくて(笑)妻で作家の小野不由美氏のほうが理論的な感覚でよほど男らしいと思う(爆)
以前のわたくしの書庫にはほとんど全部揃っていると思ってましたが、これは比較的新しく、持ってなかったですね。死ぬヒトも少ないし(←そこ?)館の造りもあまり複雑ではないので、割とすぐに読めます。っつーかわたくしは、殺人事件の舞台となる妙な館の平面図が大好きで(笑)どうして建物の間取り図はこんなに楽しいのかしら♡わたくしは不動産広告も大好物なんでした。
人間嫌いの偏窟ものが辺鄙なところに建てた建造物、のはずが、必ず大勢のお客が宿泊できるのが前提になってるとことかツッコミどころ満載です。どう考えても、お客がいないときは使いづらいだろう間取りなのですわ(笑)どこで冷暖房を区切るか?とか、配電はどうするか?とか、考えるのも楽しい。
密かな愉しみです(莫迦)


イメージ 6『十和子道』
君島十和子


あはははははは(≧▽≦)
好きかと問われれば、嫌いじゃない(爆)なんつーか、明らかに別世界の住人なんですが、このヒトからは妙にヲタの匂いがするんですよね(笑)わたくしはヲタが好きなんですわ。ヲタも極めると仕事になるんだよねえ(笑)
こういうの見て、使ってる化粧品とか着てるものとか住まいのインテリアとか、出版社はそういう作り方するけれども、参考にしたらあかんのよ奥さん。参考にすべきはヲタな心持ち。自分ヲタは、自分もまわりも幸せにしますね。


イメージ 7『怨霊診断』
最東対地


著者はホラー大賞受賞でデビューしたらしいですね。新しい作家さん。正直、怖いもの大好きなわたくしには全然もの足りませんが、軽く読めるので暇つぶしにはいいかもしれません。ああでも怖いの苦手なヒトはこんなのでも怖いんだろうか。。。
2000年末におこった世田谷一家殺害事件(未解決)が重要なネタとして使われています。不愉快なかたは避けたほうが無難。




イメージ 8『忌物堂鬼談』
三津田信三


やっぱりこのヒトのホラーものは好きです。性に合うというか。もちろんあまり好きじゃないのもありますよ。探偵のタイプが好みじゃないとか(爆)
引っ越すまえは三津田氏の著作は全部持ってまして、ハードカバーも買い放題だったけど(^^;)どうしても手放しがたいものを文庫で数冊残して全部売ったった。その基準は、怖さと探偵の好みでした(爆)
こちらは再読できるおもしろさだったので、買ってもいいかも。



イメージ 9『異形のものたち』
小池真理子


ソフトなホラー短編集。怖くないです。
小池氏は直木賞を取るまでは、ちょっと都会的な雰囲気のミステリやサスペンスを書いてて、結構好きでしたよ。ウチの実妹が持っててたまに借りました。
氏の場合、恋愛もので直木賞を取った後はもうすっかり恋愛ものばかりになってしまいました。書く側もそっちの方向に行きたかったのだろうし世間から望まれるから書くのでしょうが、おかげで自分の趣味嗜好と離れてしまうこと多々ありますねーー。
ホラーやミステリ、SFよりも、恋愛もののほうが、世間でははるかに需要があるのだなあ。まあいいけど。。。このヒトのマジもんのホラーはホントに上手かったので(『墓地をみおろす家』)わたくしとしては非常に残念です。


いつも読んでいただいてありがとうございます。
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最近読んだ本・12月

ごきげんよう

蕁麻疹は地味に続いております。
ここに至って、ようやっと犯人の目星がつきそうなのでございます。この冬寒くなってから家の中で着ているのカーディガンに思い至りました。やや厚手でちょっと大きめのカーディガンなのですが、袖口を折り返しておりまして、その袖口が皮膚に当たるところ、両手にびっしり蕁麻疹が出ておりますの。薬を塗って2時間ほど経つと、治ります。
うーーーん色も大きさも編み地の感じも着やすくて、かなり古いものの割りに傷みも少なく、幾多の断舎離モードをくぐり抜けて、生き残った、お気に入りの家庭着カーディガンなのだけれども。某ブランドもの素材はウール100%なんだけれども。。。只今地味に検証中ですわ(^^;)

さて久しぶりの最近本でございます。
密かに喜んでくださるかたがいらっさるので、そのかたのために書くのですわ(笑)
直前の記事を見たら、更新は昨年10月だったっっっっ
1年以上も前か!!!
もちろんその間、本を読まない訳はなく、図書館でコンスタントに借りております。単に、読み終わった!→返却期限まで時間はあるけど出掛けるついでに図書館に行こう→慌てて出たら画像撮り忘れて返却してしまった!。。。の繰り返しなのでした。阿呆ちゃうか(^^;)こういうところが、本を買ってない弱みです。自分で買った本ならばいつでも画像撮れるもんね(^^;)
本はたまに買っております。滅多に買わないけれども。

『わたしのうちにはなんにもない』(ゆるりまい著)
図書館にはなかったのでBOOK OFFで探したら、ビンゴでした。とてもおもしろかったです。まあ自分の家をあそこまで何にもない状態にはできないしやろうと思わないけれども、精神は受け継ぎたい。気持ちはとてもわかるのでした。何回か読んで、自宅にとっておくより、家をお片づけしたい他所さまに回したほうがええやろ、と考えて、「売りに行く」本として重ねておいたのです。
でもある日気がついたら、なくなってた。ウチの夫が資源ゴミ(紙ゴミ)として捨てていたのです(爆笑)わたくしが最近、基本的に何もとっておかず、捨てているのを知っているので、気を効かせてくれたのですわ。でも捨てるもの置き場じゃなかったよ?夫よ、とてもありがたいけれども、捨てるまえに聞いて欲しかった。。。(泣)
まあいいんですけどね!!!←やけくそ
きちんとした置き場にないものは、全部ゴミですわ!!!←やけくそ


イメージ 1『怪談のテープ起こし』
三津田信三


連作短編集。
ご本人とおぼしき、かつて書籍の編集者だった→ホラー&ミステリ作家になった経歴のヒトが主人公。過去の想い出や出版業界の仕事の様子を織り交ぜつつ本編に導入する方式は、この作家さんならではだと思います。本編よりこっちのほうに人気があったりします(苦笑)
導入の発端になったのは、自殺者が最後に残す音声テープ。実際にこういうものを編集部に送りつけてくる輩はそれなりにいるらしく(それがホンモノか作りものかはともかく)以前、岩井志麻子が書いたものの中に同じネタ(同一人物らしい男性の自殺実況テープ)が使われていましたっけね。その本は転居の際に売り払って今は手元にない(^^;)
三津田信三氏のホラー連作はやっぱり好きですわ。こちらは文庫を買おうと思います。


イメージ 2『わざと忌み家を建てて棲む』
三津田信三


こちらも連作短編集。
前回のようにご本人とおぼしき主人公の元に、説明しにくい様相の手記が舞い込む。
氏のホラー小説は、怖いものの実態が明らかにならず、怖いものに説明がつかないところが大きな特徴です。なので結果的にすべて気のせい、でもいいのです。うやむやの物語性を楽しむ。この辺りが非常にわたくし好みなのでした。
わたくしが思うに、ホラー嫌いなかたは、「怖い」感情が嫌なのではないでしょうか。なので、意味がわかれば怖くないと思い込んでるフシが見受けられます。怖いものに意味を見つけようとしたがる。例えばどこかで物音がしたら、何が原因なのかどう怖いのかハッキリさせたがるのようなのです。ホラー好きにとっては、こういう対応は逆に、怖いもの知らずに見えます。想像するだけでうやむやにしたほうがいいことは、世の中に多いのですわ。ホントに調べに行って何もないところで物音がしたら…そっちのほうが怖いんじゃね?(爆)
などと怖いもの大好きなわたくしではありますが、実は、何も信じておりません(爆)恐らくはホラー嫌いなかたがたよりも、何も信じてない。心霊写真も心霊動画も因縁の廃墟も先祖の障りも、受け取る側の問題だと考えているのです。幽霊が怖いヒトにとっては、幽霊は実際にいるのですわ。祟られたと信じてるヒトは本当に祟られているのです。こういうところのスタンスもこの作者と似ていますね。ホラーもの嫌いなかたには理解してもらえないんですけどね(^^;)


イメージ 3『のぞきめ』
三津田信三


今月は三津田祭りでした(笑)
ハードカバーで買うのを躊躇している間に、自宅売却転居で右往左往することになって、読むのが伸び伸びになってました。んでようやっと手にしたら、いつの間にか映画になってた!!!存じませんでしたわ(爆)
わたくしは、原作があって映像化する場合、原作が好きであればあるほど、映画のほうは決して観ません。わたくしの感じることだけを大事にしたいのです。でも原作にたいして思い入れのない場合は映画も観ます。原作も良かったけど映画も良かったね!というのは滅多にないけどたまにありますね。あれは監督さんとわたくしの好みが合った、ということなのでしょう。
んでこちらの映画ですが…多分観ない(爆)原作はミステリ風にちゃんと謎解きがなされてます。ここの扱いを、他のヒトの解釈では観たくない、だけです。やっぱり、すべてはぼんやりと霞の彼方にあってうやむやなのが好き、なのです。
ホラー映画は、洋画か韓国映画が好きです。お金のかけかたが違う感じがします。


イメージ 4『お引っ越し』
真梨幸子


イヤミスの女王のちょこっとホラー連作集。
超常現象がある訳ではなくて、極々普通に起きるできごとがボタンの掛け違いが起こる、それが全体を知らない他人から見ると都市伝説になり、怖い話として流布されるというヤツですね。
物語の全体を知る側(読者)にとっては、そっちのほうがよほどホラーです。
発端は本人のただのうっかりが、悲惨な結果を産む、典型です。悪いほうに転がる、最悪の事態まで行く、こういったことは決してない訳じゃなくて、逆にリアルです。自分の身に降り掛からないのをありがたく思うだけですわ(笑)



さて他には、お洋服お片づけ本を借りたり(今のわたくしのクローゼットはかなりスッキリしておりますが、更なるバージョンアップを目指しているのです。笑)画集を借りたり、いろいろでした。
年内あと3日ほどなので、もう1回くらい更新できればいいなあ。
どうぞお付き合いくださいませ。

いつも読んでいただいてありがとうございます。
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ごきげんよう

さて恒例の最近本。
昨年秋に自宅を売却処分して転居した際、持ちものも家財も大体的に売却処分したわたくしは、家に本を置かないようにしています。今のところはすべて、公共の図書館から借りたものです。


イメージ 1『名もなき毒』
宮部みゆき


タイトルの通り、ほんの小さな悪意、悪意と言えないまでもわざわざ示さない親切、無関心等々がゆるく膨れ上がって悲劇になるっつー話。。。でしたが、正直もう内容を覚えてない(爆)恐らくわたくし好みのイヤミスではなかったのでしょう。
著者の本は、基本的にいいヒトがたくさん出て来るのです。性善説?ほっこりといい話ジャンルも多い。でもヒトは、状況に依って良くも悪くもなる、その判断すら状況次第です。ほっこりいい話をわざわざ取りに行かなくてもいい気がする。ココロ安らかに生きるためにも、誰にもニュートラルに距離を置いた方が良さそうだとつくづく思うのでした。





イメージ 2『通り魔』
嶽本野ばら


裕福と言えない(でも貧困でもない)家庭、良くも悪くも目立たない容姿、取り立てていい訳ではない学業能力。でも心根は優しいと言える少年が、段々と転落していく様子が、リアルで苦しいです。今の世の中、空気を読めとか忖度しろとかが多いですし、実際回りの状況が読めなさすぎると発達障害かもしれませんが、そればかりが生きる上での能力でもないようです。正解はどこにもありません。
この少年に何か失敗があったとしたら、他人も自分と同じように物ごとを考えると思い込み、他人を信じたこと。自己を追いつめて法を犯したこと。
生きることは常に方便なのです。




イメージ 3『遠野物語拾遺 retold』
京極夏彦×柳田國男


ご存知『遠野物語』を京極夏彦が現代語意訳で書き下ろしたもの。わたくしは佐々木喜善の書いたものと柳田國男の書いたものと両方持っておりました。
柳田國男の『遠野物語』は柳田のフィルターを通したもので、現地出身で現地の空気感を良く知る佐々木喜善にとっては納得できなかったものだと聞いています。でも現実に柳田國男の影響力は大きくて、今でも『遠野物語』といえば柳田國男の方がベースになってますが。最も研究者でもないと、その差は気にしないでしょう。
で、こちらは更に、京極夏彦のフィルターがかかったもの。断然読み易いです(笑)




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『和ごころのおもてなし』ド・ローラ節子
『大人きものおしゃれ事典』上野淳美

着物本2冊。
ヒトサマの着てるものって楽しい(笑)自分とかけ離れていても楽しいのです。


イメージ 6『おしゃれと人生』
小川奈緒


今60代70代の、各業界のおされな方々が着てるもの。
まあでもこういったものを見ると、現代に限らずいつの世にも、限られた特出した人間ってのはいるものです。経済的にだったり能力だったり容姿だったりいろいろです。人間は平等ではないのですから。
そして昔は、限られた人間にしか発信できなかった手段が、底辺まで降りて来て、こうしてわたくしごときも個人的に発信している。世の中が変化したと思うのはこんなところですな。
ただやっぱり、特出した人間はいつの世でも限られているのでした。憧れは適度にして、自分の人生を肯定的に観た方がいいと思いますのよ、奥さん。
それにしても今、世のヒトが何を着てるのか全然わかんないや。



イメージ 7『脳に棲む魔物』
スザンナ・キャハラン


何らかのウィルスが脳内に入ったのが原因で、自己免疫で脳が炎症を起こす、脳が壊れていくその状況が本人の言葉で綴られているのが珍しいのだそうです。著者は運良く治療に間に合って、かなり元通りになりました。
ニューヨークのような都市のそれなりに裕福な階層できちんと医療行為を受けられるにも関わらず、脳が炎症をおこしているのが医者にもわからないのが怖いです。
患者をハタで見ると、認知症の症状が出ているようにも見え、性格が変わってしまい、手足にしびれが出て言語が不自由になっていく。病気の検出には脊髄液の検査が必要で、この病気だと知られずに精神病として病院に収容される場合も多いとのこと。患者数はもっとあるのかも知れません。
子宮に腫瘍がある一部のタイプの女性に出る炎症であるのが研究でわかってきたそうですが、この著者はそれにも当てはまらず、原因は不明のままでした。治療は、自己免疫を抑えるためのステロイド投与のみ。そしてその後のリハビリが、生活の質を左右します。


イメージ 8『死因大全』
実業之日本社編


病名を列挙しただけで解説が少ない。軽く読むためだけのもの。
わたくしには全然物足りなかった。ああ読んで損した(爆)
活字好き死体好き病例好き犯罪事例好きヲタ(←どんなヲタだと思われるでしょうが、居るんですよここにも。奥さんはご存知だよね。笑)にはお勧めできないです。


いつも読んでいただいてありがとうございます。
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ごきげんよう今日も蒸し暑い@首都圏西部。

お久しぶりの今月本。
図書館で借りたものばかりです。
画像も撮らずに返却してしまう方が多いので(^^;)記録としては抜け穴だらけでありました。


イメージ 1『オリーブの罠』
酒井順子

「オリーブ」とは、雑誌『オリーブ』のこと。
昔むかし、雑誌文化全盛時代というのがありましてね。。。ってか奥さんならご存知でしょうけれども(笑)
1970年代から2000年ころまで、いろいろな種類の雑誌が時代と流行を作り、栄華を極め、駆け抜けていきました。どんな雑誌を読んでいるかで、ファッションの好みやインテリア小物の傾向やら、大袈裟に言えば生き方まで違った(笑)光文社の『JJ』を頂点とする巨大マーケット赤文字系、小学館『cancan』講談社『vivi』、集英社『non・no』、平凡出版(現マガジンハウス)『an・an』『ポパイ』『オリーブ』、『mcシスター』ってのもあったっけ。
著者はこれら女性ファッション誌の中でも特に「オリーブ少女」(高校生にして同誌に連載まで持っていた)でした。そして自分の若いときと、雑誌に多大な影響を受けたその当時の時代の風と、その後の来しかたを鑑みつつ、読者たちの生態などをかつての「オリーブ少女」「オリーブ少年」のインタビューを交えて分析しています。
ちなみにわたくしもちょっとトウが立ったオリーブ少女でした(爆)


イメージ 2『中年だって生きている』
酒井順子

このとき(5月6月)わたくしは、酒井順子祭りだったんですね(笑)著者は丙午生まれ、わたくしの実妹と同い年なんですわ。わたくしにとっては、姉妹のおしゃべりを聞かされてる感じっつーか。ときに、自分では言葉にならなかったもやもやした思考が、ひょいと形になるときもあって、馴染みがあるのでした。
画像はないですが、他にも借りてます。まさしく祭り状態(笑)ここ4・5年出版のものです。

『泡沫日記』
『地震と独身』
『そんなに、変わった?』
『泣いたの、バレた?』

『おばあさんの魂』


イメージ 3『鬼談』
京極夏彦

安心してください、怖くないです(笑)
1編ずつ、少しずつ読むのに適しています。












イメージ 4『長女たち』
篠田節子

この場合の長女は、上にお兄さんがいる場合の長女ではなく、あくまで長子としての長女です。
そしてわたくしも、下に妹と弟がいる、長女です。
対母親にしても、対社会にしても、対家族にしても。。。小説とわたくしの現実とは全然違うのですが、何故か妙に身につまされる感じ。なんだろ、これ?
正直、実妹を亡くしたばかりの今の時期に読むには、精神的にひどく堪えましたな。わかってたんだけれども。
想定できる、お姉ちゃん「あるある」。それを確認したくて読んだ、とも言えます。
マゾちゃうか。
世のお姉ちゃんは、共に詠嘆しましょうぞ。
「お姉ちゃん」って、あんまりよくないよね???そう思いません???なんかこの立場ってどうも好きじゃないですよ。他の立場になったことないから、他がどうとかはホントは言えないけどさーーー。お姉ちゃんじゃなかったらどんなに良かったかなーーー。遠い目。
世の、お姉ちゃんじゃないヒトは、
「げっっっなんなのお姉ちゃんってっっっうざっっっ」
などと思ってくだすってよござんすーーー(笑)



イメージ 5『日本のおしゃれ 七十二候』
上野淳美

シンプルで質の良い着物と季節をまとうコーディネートの本。
著者の趣味は全体にシブいです。
。。。とはいえわたくしも普段に着物を着ていて、太陽や風や湿度や、暑かったり寒かったり、花の咲き具合やら暦の行事などなど、季節の動きが気になって、毎回何を着ようかと右往左往しておりますけれども。。。それは正しかったのですわ(爆)
だって日本の気候はこんなにたくさんあるんですもの。








イメージ 6『さるぐつわの祖国
北朝鮮拉致被害者たちはなぜ
日本で何もしゃべれないのか

古川利明

わたくしは1988年ソウルオリンピック前からの北朝鮮ウォッチャーでしたが。。。最初は単なる野次馬で(今でも当事者のつもりはない)他所の国のとんでもないところを面白がっていれば良かったのです。でも最近は、半島を巡る何やらは、永遠に終わりが来ないのではないか、という気がしております。日本という国が半島と大陸のそばに位置する限り、過去も続いていた事実と、これからも続く予感。どうにも動かせない立地条件のために、歴史の中でも争いがあり今の争いも歴史になっていく。。。個人は、国家に翻弄されないように、できるだけ注意して生きていくしかありません。けれども既に翻弄されてしまった方々には、どういう救いがあるのでしょうか?
それにしても、世の中は何でもビジネスになるものだなあ。拉○ビジネスって、拉○をするのが仕事じゃないですよ、念のため。拉○被害者家族を支援することでビジネスに繋がるらしいのですが。どうやって。謎。地獄の沙汰も金次第、神もホトケもない。。。って昔のヒトは言いましたね。ホント、身もフタもない感じ。世のほとんどのヒトは、最初は好意から動くのかもしれませんが、継続すると好意は薄れていく。ヒトの持つ好意の量には、限りがあるとしか思えない。感情は麻痺するものなのだということ、そのことを自覚していたいものだと、思うのでした。


いつも読んでいただいてありがとうございます。
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ごきげんよう

読んだ本シリーズが滞ってましたわ。
現在わたくしは、自分では書籍を一切買わずに、自治体の図書館から借りるだけで生活しております。
自分で買わないとはいえ、元々活字がないと苦しい活字依存人間ですので、毎週4・5冊は借りているのですが、乱読気味で本のジャンルに統一性がない上、読み終わるとスゴい勢いで返却して次を借りに走ってしまうので、画像を撮ってないんですよねーーー(^^;)
忘れずに画像を撮った分だけ記録しときますわ。2ヶ月分纏めても、ちょっとしかありません。お付き合いください。

イメージ 1
『衣(きぬ)の声』
木村孝


昨年11月にお亡くなりになった、ご存知着物ご意見番(←勝手にそう呼んでる)木村センセーの、最後の本。奥付けを見ると、ホントに亡くなる寸前まで校正してらしたのがわかります。
着物初心者のとき、当時はネットなどなかったので、「迷ったとき困ったときは木村センセー(爆)」と、何かと著作を頼りにした覚えがありますわ。前の家の書庫にはセンセーの本が何冊かありました。お世話になったなーーー(笑)ご冥福をお祈りします。
ところで今後、このポジションに誰が来るのかが気になるところです。下世話でごめんね。




イメージ 2『クローゼットの中身』

わたくしは昨秋の引っ越しの際、いろいろなものを処分しました。特にお洋服。前の家には作り付けの大きなクローゼットがあったので、着るもの大好きなわたくしはかなり溜め込んでいたのでございます。売れるブランドものは徹底的に売り払い、そうじゃないのは資源ゴミにして減らしました。着物は買ったお値段の割に売れないのでもったいなくて処分できず、結果、着物を着て生活してる訳ですわ。人生いろいろだなあ(爆)
で、ふと気がつくと、今、世の中のヒトは何を着ているのか全然わからないのでした。着るものは大好きなので、ヒトサマが着ているものが知りたいのです。とはいえ今のファッション誌は大昔と違って勢いがありません。わたくしは例えファッションといえども、とにかく活字と画像セットで読みたいので、SNSなどで「今日はこんな服」とか画像だけを発信されても全然楽しくないのでした(個人の感想です)。解説しろよっと思う(爆)なんなら画像よりクレジットの方が重要なくらいだっっっ(←個人の感想です)。我が儘でごめんね、奥さん。
流し読み程度ですが、おもしろかったです。持ってる服は。。。よくわからなかった(笑)いろんなブランドがあるなあ。


イメージ 3 イメージ 4

『アリスの服が着たい(ヴィクトリア朝児童文学と子供服の誕生)』
西洋で子供服のジャンルができたのはヴィクトリア王朝時代だそうです。そのきっかけやブルジョワ市民階級の発展によって製造販売が広まっていった、その様子をみっちり検証。

『髪の文化史』荒俣宏
博物学大好きヲタ荒俣宏が西洋東洋の歴史から髪にまつわるネタを拾ったもの。軽い読み物でした。


イメージ 5『昔きもの 私の着こなし』(別冊太陽)

わたくし自身はアンティークを着ませんが、アンティーク着物及び、アンティーク着物を着てらっさるヒトは大好物です。
できれば目の前でなめるように見たいけれども、そういう機会は中々ないのですわ。展示されてるのはもちろん素敵だけど、わたくしはどっちかっつーと、生身の人間が着て動いている姿の方がより見たいと思う。着物姿って着てなんぼ、着るヒトの雰囲気や個性が相乗効果でよりよく見えると感じているからです。
でもアンティーク着物女子が集うらしいところはわたくしにはかなり場違いな感じがして、気後れして億劫なので、出向けないでいるのでした(^^;)
組み合わせの妙、着るヒトのこだわり、職人仕事の粋。
アンティーク着物って楽しい。目の保養です。



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『わたしのお買物』大橋歩
この方はウチの母親くらいの年齢におなりなのだけれども、クリエーターとして常に一線を走って来たヒトは、気力体力がハンパないんじゃないかとつくづく思ったんでした。「もうこのトシなので壊れるまで使えない。愛でられるのはあと何年ほどか」といいつつ、新しい仕事場を買い、こだわりの家具を選び、こだわりの服やアクセサリーを買う。経済力だけじゃダメだと思うんですわ。気力体力。わたくしはつくづく一般人なので、何やら胸焼けしてしまいました。身体が弱いのもダメですよね。

『江戸東京怪談文学散歩』東雅夫
これもしかして、前にも借りたことある?(笑)東京都内の怪談の舞台を巡るガイドブック。


イメージ 8

『虚実妖怪百物語・破』京極夏彦
ちょっと昔懐かしい、はちゃめちゃSFを思い出しました。SF作家もこういう遊びが大好きでしたね。
ご本人はもとより、ホラー作家ミステリ作家が実名でばんばん出る、そのキャラクター描写が、他のヒトが描く姿と重なるので、よほどそういうヒトなのでしょう(笑)平山夢明、福澤徹三に大笑い。荒俣宏がいよいよ危なくなって、學則天(がくそくてん)で出動するところで涙(←泣くの!?泣くのよ、奥さん。『帝都物語』をリアルタイムで読んでた人間には、感極まって泣くところ…爆)最高でした。ほ〜さま、まだ未読なら是非読んで欲しい!!!
読み終わってから、続き物だと気付いたんでした(遅いよ)。後半には御大水木しげる先生が登場します。ああ、買っちゃいそう。。。(爆)

さて月におよそ20冊、2ヶ月で40冊以上が、画像たったこれだけ(爆)
うーーーん(^^;)記事にしたい本もあったはずなのに。。。また借りて来ようと思います。
お粗末さまでした。

いつも読んでいただいてありがとうございます。
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