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ごきげんよう
もちろんこの時期に、この時期だからこそ休めないお仕事の方もたくさんいらっさることでしょう。どうもお疲れさまですーーー。 我が家のミジンコのごとき極小会社でも、休み明けにアップさせなきゃならない原稿はありますが、とりあえずは無事にお休みがもらえましたわ。ありがたやありがたや。 急なお葬式やらがあって予定(そんな大袈裟なものでもない)がズレてしまい、着画も少々溜まっております。全部ばっくれて来年ーーーにすることもできるのですが、暮れだからと言って他に何か特別なことをする訳でもありません。大掃除は基本的に年末には致しませんし(寒いから)、わたくしはおせち料理も作りませんしね で、お正月のご挨拶まであと2日。1つだけ気になる案件を、先日べにお亭合宿に行ったときの着物と共にお出ししたく。 紫織庵の濃紺地白猫柄半幅帯。 オレンジ色の綸子地帯揚げ。 黄色の帯〆。 オレンジ色地に朱色と黒の丸柄ちりめん半襟。キステ3点1050円。 この紬には最初、柄から引いた朱色ぼかしの八掛が付いていましたが、いいトシぶっこいてさすがにちょっと着にくいので直しに出し、納戸色(なんどいろ。日本の伝統色から。濃くくすんだ青)の八掛に替え、そのまましつけ糸付きで眠らせておりました。 今回、『手持ちの着物に袖を通す』キャンペーン中のため、忘れないうちに、と引っ張り出したものでございます。 本当は、万寿菊なのです。 でも菊の季節に着るヒマがなかったのです。 どうやらわたくしは、着物の意匠としての菊の柄が大好きらしく、まだ他にも隠匿しているのですが。 ずいぶん前、もう3年近くも前のこと。 べにお亭で合宿したとき、べにお先生が、 「ワタシはお下がりで蜜柑柄の帯揚げを持っているんですが、可愛いですよ。がっつり蜜柑柄にはやはり、季節があるのでしょうか。。。?」 とおっさりだしたのが最初でした。 「。。。蜜柑柄?」 そんな帯揚げなど見たこともないわたくしは、若干不審に思いつつ、箪笥に仕舞われたべにお先生の帯揚げを見せてもらいましたさ。 それは、薄いグレイのような薄いグリーンのような地に、綺麗なオレンジ色の丸いヤツが、くっきりと描かれておりました。 「。。。。。。先生、これ、蜜柑柄じゃあありません」 「。。。えっっっっ」 「万寿菊という、菊の意匠のひとつです」 「どう見ても蜜柑にしか見えませんけれども。蜜柑色だし」 「確かにこの帯揚げは、蜜柑にしか見えませんね」 「蜜柑じゃダメでしょうか」 「。。。。。。っつーか、もし蜜柑ならば、季節は冬に限定されないでしょうか」 「じゃあ、他の季節のときは万寿菊ってことで」 「。。。。。。」 「。。。。。。」 しかし超ド級名付けの破壊師べにお先生の、言語の呪いは思いのほか強く、好む好まないに関わらず、じんわりと効いてくるのです。 やがて段々と、わたくしには万寿菊が万寿菊に見えなくなっていきました。 ときに、他所さまが着てらっさる着物の万寿菊の柄が別の色(紫色とかピンク色とか。アンティークでは赤紫色の万寿菊をよく見掛ける)で描かれていたりすると、一瞬我に帰ります。本来の「菊」柄、花の柄であることをすぐに思い出すのです。ですが、菊の花に黄色が多いのも事実。万寿菊を描くときに、黄色やオレンジが多くなるのは、極々自然ではないでしょうか。 わたくしの着物は、買ったときは素直に、水色の地色に、万寿菊が並んだ紬だと思っていました。 それがしばらくして、改めて見直すと。。。わたくしの脳はすでに混乱しているのです。 べにお先生が「蜜柑のヘタ」だと思ってらした、この着物では明るい朱色の部分は、本当は菊の花弁の色です。多分。 でも、一度二度三度。。。蜜柑と認識する方法をアタマが覚えてしまうともう駄目です。この着物は、蜜柑があっち転がりこっち転がりしているように見えないでしょうか。 暗示の強さに驚くべきか。 暗示されやすいオノレの美意識を嗤うべきか。 っつーかもう、これは蜜柑柄の紬と呼んでもいいでしょうか。 そう呼びたいのです。 万寿菊の立場って、いったい。 蜜柑色の帯揚げ。 蜜柑が美味しい季節です。 冬らしいコーディネートと呼べる、かもしれない。 いつも読んでいただいてありがとうございます。 でも、少しほっとして、少し怯えてもいるのは。。。 これはたまたま黄色っぽい万寿菊だったけれども、もし白い万寿菊だったら。。。 べにお先生は、『餅』だと認識したかもしれないんですよ、奥さん。「鏡餅」とか言われそうですよ。お正月だからそれもアリよねー。 。。。って、それってすごーく嫌かもよーーー。 わたくしはお餅があまり好きではないんですよ。お雑煮もあまり食べない。喉に詰まらせそうで苦手なの。 どうか別の言語の呪いはかけないでください。 そして、奥さん方に於かれましては、このような言語の呪いのことは忘れて、どうぞ穏やかな、良いお年を、お迎えくださいませ。 |
着物にまつわる話2010〜
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ごきげんよう
先の土日は、べにお亭にて合宿(今回はDEEPだっ!『バチ襟の着物を広襟に直す』お裁縫合宿)でしたわ、奥さん。もちろん全日程お裁縫ばかりではなく、ちょこっとコーディネート遊びもしつつ、だらだらとおしゃべりもしつつの、1泊2日。ウキウキしながら、キャリーバッグみっちみちに荷物を詰めました。 でもわたくしには、若干の危惧がありました。せっかくの楽しい合宿に、葬儀疲れが出てしまう畏れがあったんですよ、奥さん。本来予定していたべにお亭合宿は、土日ではなく金土のはずで、急なお葬式のために当初の予定が変更になってしまったのです。それでもあまり暮れ押し詰まってからでは、こちらもあちらも落ち着かない。。。という訳で、1日ずらすだけにしたのでした。 わたくしにとっては連日のお出掛け。ずっと元気にしていられる保証はなく、客間(着物部屋とも呼ばれる)で寝たきりになってしまったら悪いなあ。。。でもわからない。もしものときは2泊3日か3泊4日、べにお先生にはとーっても悪いけれども、しょうもない病気の客が着物部屋に居座ってしまうが許してもらおう。。。くらいの覚悟で、念のためにお薬だけきっちり持って合宿に臨んだのですが。。。『東京平野部、月曜未明から雪かも!?』と、驚きの天気予報が。あら。じゃあ頑張って頑張って日曜日のうちに帰宅しないと、ホントに帰れないわーーー。 などと思ったのですが、もうたっぷりお裁縫でどっぷり疲れたところから、着替えて寒い寒い外に出て行く気持ちはもうさらさら無くなったわたくしを気にしたらしいウチの夫が、夕方迎えに来てくれて、合宿は終了しました。 結局、雪にはならなかったんですけれどもね。 。。。で、わたくしはおおかたの予想通り、今日(月曜日)は1日中寝たきりで、先ほどようやく起き出したところです。 広襟合宿の模様は、ところどころおさめた画像をはさみつつ、年が明けてからゆっくり解説したいと思います。やり方を忘れていなければ。 大変だったけれども(当社比)素晴らしい出来映えで(当社比)、とーっても有意義な合宿でした。 さて、今年の懺悔は今年のうちに。 『驚異の棚卸し合宿』以降、買い物に自粛をかけていたわたくしでしたが、そんなことは不可能、はっきり言って不可能なのでございます。11月12月と、どうも辛抱たまらなくなって、あれこれぼちぼち買い物していたのでした。 生成り色地にピンク色の格子と黒猫柄。 濃紺地に藤色っぽいグレイ格子と白猫柄。 紫織庵のポリエステルの半幅帯ですわ。 1枚では飽き足らず色違いで買ってしまうところ、どんなに懺悔してもし尽くせないほどです。他に、赤×黒、青×黒、黄色×黒などがありました。さすがにいいトシぶっこいているので赤×黒は考慮しませんでしたが、生成り×ピンクを選んでる時点で、年齢など言い訳にもならないことがおわかりいただけるかと存じます。どうぞお好みで。合わせやすそうですよ。 実はもう少し、おーく損で落札したものがあるのですが、それらは追々、身につけてご紹介していきたいと考えております。そっちはもう、わたくしのご意見番には、懺悔済みなのでした。 いつも読んでいただいてありがとうございます。 |
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ごきげんよう
世間さまがクリスマスケーキを食べて、仕事納めを迎え、楽しい冬休みの予定や大掃除の段取りなどを考えていらっさるころ。。。わたくしどもは、通夜振る舞いを食し、みっちり斎場に詰めておりました。。。 そんな、暮れ。 近いといえば近く遠いといえば遠い親戚(ご遺族の意向で匿名希望)のお通夜・告別式でした。 全部真っ黒だから、平置きはなし。 ひとこしちりめん地(紫根染め)に5つ紋。 露草地紋地名古屋帯。 左は義妹(夫の実妹)、やはりひとこしちりめん地。 松皮菱に菊の地紋名古屋帯。 義妹は、彼女の母親(わたくしにとっては姑)から受け継いだはずの喪服が見つからず(暴露してごめんゆるしてけろ)、レンタルですわー。家紋は偶然にも、亡くなった方のご実家の家紋でした。 お通夜から黒喪服で出席するのは、昔むか〜しはいけないことと言われてましたね。わたくしも実家の母やら婚家の姑に教えてもらったものでございます。曰く『お通夜には、取り急ぎ駆けつけました、というつもりで、真っ黒の姿で行ってはいけない。まるで死ぬのを待っていたみたいだから』云々。 しかし、お坊さんもおっさってらしたのですが、イマドキの葬儀事情では、お仕事関係のお付き合いの方などはお通夜にしか出席できない方も多く、平日の昼間に行われる葬儀の方が参列者が少ないようだと伺いましたわ。冠婚葬祭、特に葬儀関係は土地に依って様々なしきたりの違いがあるようですが、東京(わたくしの知る限り)では、よほど近しくなければ、お通夜か告別式片方だけの出席で失礼ではないとする風潮がございます。 っつー訳で、わたくしたちは連日の黒喪服。5つ紋付き。 わたくしの実家の方では、結婚するときに喪服を用意する決まりがありました。今は知りませんけれども。初めて着たのは仲人の方が亡くなったときでした。若いときには着たことがなかったですが、こういうものはいいトシぶっこいて洋服のサイズが激変(つーか、体型が激変)してから役に立つのだというシビアな事実を、カラダを張って知ったわたくしでございます とはいえ、着物の喪服を着たひとを、すっかり見なくなりましたね。東京の斎場にはこのような暮れの慌ただしいときでも大勢の方々がみえましたが(このように、ひとの生き死にに時は選べず。。。という厳然たる事実が感じられます)、着物の喪服姿は、わたくしと義妹(夫の実妹)ふたりだけでした。たとえ喪主でも、たとえ着物の喪服を持っていても、着ないのでしょう。 冠婚葬祭でもおめでたい方は、ずいぶん前からわかっているし、もし着物が着たければ美容院を予約したり式場で着付けを頼んだりできるので、普段は着物を着る機会がない方でも着やすい環境が出来上がっていると思います。でもお葬式は、すぐそばに着せてくれるひとが居るか自分で着るかしないと、着にくいのかな?そうして着物の喪服のひとが他に見られなくなると、着物の喪服自体のハードルは高くなるばかりであるなあ。。。などとも思うのでした。 わたくしはもう洋服の喪服を持っていないので、どこに行くにも着物ですが、一応ご遺族さまには「これしか失礼のないものを持っておりませんで失礼」みたいなことを言いますもんね。 それと。。。わたくしの母親世代ならばまだ、「冠婚葬祭には着物で出席するのが一番いい」ような価値感がありましたが、その母親世代でももう歳をとって身体がキツいので、ラクな洋服で出席したいのです。その下の世代=洋服だけで育った世代が、着物を着ないのは当たり前のような気もします。 それでも、ブラックフォーマルドレスやスーツばかりの中、くっきりと白い紋が映える黒喪服は、美しく感じるのでした。 すべての案件もすんで、やっと平常の年末運転に戻ります。 ちょっと休むけれどもごめんしてけろ。 いつも読んでいただいてありがとうございます。 亡くなった方(匿名希望さん)は、かなりのお歳でしたが、亡くなる前日まで、元気でした。 亡くなる2日前には、家族でちょこっと遠出して楽しんだくらいでした。 朝、起床しないのを不審に思った家人が、息をしていない姿を発見しました。 119で救急車搬送するも、生き返りませんでした。 さて、東京都には監察医制度というものがございます(上野正彦著『死体は語る』参照)。 自宅で突然死した方は変死・不審死として扱われ、警察が現場検証をして関係者に事情聴取をして、ご遺体は司法解剖に附されます。 。。。がっつり現場検証された、匿名希望さんのご自宅。がっつり事情聴取された、匿名希望さんのご家族。ホントに疑われている訳じゃないとは思うけれども、刑事さんもがっつり仕事です。客観的に見れば、状況は白でも黒でもない、グレーなのでしょう。 シャレになりません。 でも司法解剖のおかげで、匿名希望さんは脳溢血でほぼ苦しまずに亡くなったことが判明しました。普段、健康過ぎるのも善し悪し、いえいえ、健康で長生きできてホントにホントに、良かったです。 |
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ごきげんよう
先日のクリスマス撮影のコーディネート詳細及び撮影秘話(悲話。大嘘)でございます。 。。。もうね、クリスマスと言っても地味な訳ですよ。 わたくしたちいいトシぶっこいた夫婦に、黙ってぼーーーーっとしていてもステキなことがある訳もないんですわ。適当にいつもと少し違うご飯でも作って食べようか。。。くらいが関の山ですの。舞踏会にも招かれてないし、パーティーもご無沙汰ですわ(ここ、ド突いていいとこ)。で、DVDなんぞ観つつぬくぬくしていて、クリスマスのブログネタをどうしようか、しばし悩んだ。ばっくれようか。 そもそもわたくしの『クリスマスコーディネート』は、ニトリのクリスマス帯でもう終わってますもんね(あらゆる意味で達成感あり ご近所にそうそうステキなロケ地がある訳でもなし、わざわざ足を伸ばして出掛けるほどでもなし、どうしようか迷って迷って。。。ああそうだ とりあえず、平置き作ってみた。 シンエイさんで、新品しつけ付きを購入。このときはこういう正絹小紋を買いたい気分でしたな。オモテ地は正絹で、胴裏はポリエステルという困った着物。 あすかピンク色地にターコイズブルーと金色の華紋柄帯。 あすか師匠行きつけのリサイクル屋さんで500円也。あすか師匠にいただいたクーポンで、タダでした。 ターコイズグリーンの帯揚げ。 ご存知tentoさんのオリジナル。役に立つ色! 黒地にレースと小花柄のプリント半襟。キステ3点1080円也。 黒地高麗組の帯〆。 伊達襟にしたのは水色と桜色のちりめん半襟。 今後も画像には写りませんが、足袋は黒地に銀色の猫柄。 草履は紫色の台と紫色ぼかしの鼻緒のウレタン草履。 きちんとヒトさまに会うなら、衣紋はもっと抜いた方が重ね襟の出方も綺麗だと思いますわ。着物の襟を折ったところに1カ所安全ピンで留めただけですが、大丈夫。わたくしは、外で撮影になるので、寒いから詰めて着ちゃいました。美しさよりも安楽を取ったんだね それでもせめて髪型くらいは、全体のバランスを考えても何とかしなくては…と思い、アタマにウィッグを装着、紫の薔薇の髪飾りを付けました。 カメラマンにウチの夫を従えて出掛けます。 実はまだ、駅前のショッピングセンターが開いている時間で、買い物客も多いし、電車が着くたびにこの場所を100人以上の通勤帰りのヒトたちが通り過ぎるのです。 ひとけのない場所などないっ カメラを向ける方向をあっちに変えこっちに変え、通行人が途切れた瞬間を狙って素早く撮る。 。。。すげー恥ずかしいんですが。 せめて化粧くらいしてくれば良かった。。。っつーかそういう問題じゃありません。もー何をしてても恥ずかしいです。ジロジロ見られるのが恥ずかしいのではありません。東京に住まう方は他人をジロジロ見ない。テレビの撮影に出くわしても、自分の用事の方が大切だからさっさと通り過ぎたりしますよ。そして、ジロジロ見ちゃ失礼よね…と、見ない振りをする。実はそうされるのがかなり堪えるのですわ(爆)わたくし一般人だから(爆)かといって見られたくもないんだけど。観光地で能天気に撮られるのは嫌いじゃないんだけれども。 もっとひとけがなくなってからにすればよかった、ああでも、これらのイルミネーションは24時までなんですよね終電が近くなればなるほど今度は酔っぱらった通行人が増えてしまう。。。などとくよくよしてウチの夫にそう告げると、 「へえ、オレは全然恥ずかしくないけど?」 と言いました。じゃあどうして、わたくしからそっとあとずさりするように離れて行くのか。 右は、トイカメラモード。どうやらかなり被写体に近づかないと、せっかくの機能が無駄なようです。後ろの立て看板も、ショッピングセンターの壁面広告も、丸写りやねん。 デジカメのトイカメラモードで撮る場合は、最初からトリミングしないつもりで画角とレイアウトを決めないとダメなのですね。ひとつ学んだ。それも現場で学んだ。効果的に使えば楽しい。あ、もしかして他所さまはもう、そういうのご存知でらしたかしら。わたくしは新しいことを飲み込むの、遅いんですよ。説明書を読まないせいかなべにお先生? でもよく理解した。とてもよく理解した。こーいう機能は、わたくしを撮るには向かない(爆) 全体のブレ具合が思わしくなくて、お蔵入りしたブツ。 イマドキのデジカメには手ぶれ機能が付いていますので、綺麗にブレさせる方が難しいのですわ。いっそフォトショップで加工したろか、とも思いますが、わたくしにあれこれ手を加えてもたいしたことない(ギャラにもならない)、とだけお伝えしておきます。 夜間の外での撮影は年々キビシい。。。そろそろ何かしらか別の方法を考えなければ。。。ともあれ、こうして今年の夜ロケは終わりました。 いつも読んでいただいてありがとうございます。 |
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ごきげんよう
わたくしの、お買い物お目付役に、今年の懺悔は今年のうちにしておかねばなりません。 もう新しいものは買わないよ〜とか言ってるそばから、コレだもんね。 ふりふで買ったったーーー。 わーーーーごめんなさいごめんなさい。 『ウチの娘』(と呼ぶショップスタッフさん)がふりふを退職してから、吉祥寺PARCOのふりふから足が遠のいたのは事実です。もうどんなに可愛いアイテムがあっても、いい加減にわたくしに忍び寄る無情な年月が、「もうそこらでやめときなはれ」と囁いてましたし、勢いで買うのは限界が見えておりましたわ。娘っこの退職は、絶妙なタイミングでなされました。ひと時代終わったな。。。って感じ。ホントに、世の中は無情よ、奥さん。 これでわたくしに有り余る財力があればまた話は別だったのでしょうが、ない袖は振れません。 今月アタマか先月末か?池袋PARCOのふりふをちら見する機会があったときに、「きゃああああなんだこれは」的な袋帯を見つけたものの、購入に至らなかったのは、わたくしがとっくの昔に、その商品がターゲットとする年齢ゾーンを掟破り的に外れていたからであり、お値段が高かったから(重要)でございます。 ウチの夫(自称前世はドイツ系アメリカ人先祖はホントに呉服屋)にその帯を見てもらったとき、 「もし娘っこがいたら、『たまさん、可愛い帯が入荷しましたーーーー♡取っときますね』って言われてたはずだな(爆)オレしかその暴挙を止められなかっただろうな(爆)」 ウケてました。 買いませんよ!わたくしにだって、理性はある。たとえ、我が家の猫さま並みの理性であろうとも。 。。。それはこんな帯。 (画像はふりふHPからお借りしました)
振袖用なのよ、奥さん。金銀キラキラなの。 こういうのは、紬には、締められないわ。。。←少し悲しそうに聞こえるなら、大当たりっす。もし紬にも締められる素材(柔らかめの生地・ちりめん地やしゅす地)に刺繍の柄付けであれば、このデザインを喜んで買ったかもしれん。そうなるとお値段はもっとお高くなっていたはずで、キビシイ経済状態になるのは目に見えていましたわ。ふりふの企画担当部署が、わたくしのようないいトシぶっこいた着物好きをターゲットにしてなくてセーフ。っつーか、失敗か。多分、正解であろう。 アブナいアブナい。 。。。しかし、ふりふの可愛いものから完全に足を洗うにはまだ、わたくしのいいトシぶっこき加減が中途半端でありました。いや、気のせいか?自覚が薄いのかもしれません。 とにかく半襟は、我慢できなかったーーー。 この柄を見せるためなら、普段はあまり大きく抜かない衣紋も、たくさん抜いちゃうもんねー。 この半襟は、色違いで、赤地に白猫刺繍と黒地に白猫刺繍を展開中ですわ。わたくしの顔には、赤地も黒地も、天地が逆さまになっても似合わなかったので、安心して1色に絞れました。こういうときは、本当にココロ安らかでいられます。 こちらは薄い紫色です。 これに、細かい柄の大島紬を着て、やはりふりふでオーダーした白猫刺繍の帯を締めて、何処かに出掛けようと思います。春までに。 いつも読んでいただいてありがとうございます。 |




