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光陰矢のごとし

こっちに越してきてもう丸二年経った。

なんというか、あっという間に二年経った感じ。
トシを取ると時の過ぎるのが早くなるというが、
トシのせいだけではなかろう。

静かで寂しい生活ではあるが、
その代わりストレスもなく、時間に追われることもない。
差し引いたら、今の方が自分にとっては幸せな時間である。

リタイア後の生活を余生というが、
オレにとっては余生なんてとんでもなく、
今こそが自分の人生そのものだと感じている。


日本の優良企業の多くは社員が途中で辞めないように
給料後払いにしている。若いころはどんなに業績を上げても
せいぜい賞与に若干色がつく程度で、上げた業績に見合った報酬が
もらえることはまずない。逆に、管理職以降はたいした仕事を
しなくても高い報酬がもらえる。つまりは、定年までがパッケージに
なっている超長期の給与制度なのだ。

そういう制度の中で、それでも途中で辞めてしまうオレみたいな存在
が、多分どこの会社にもある程度いる。辞める理由は人それぞれだろうが、
実はそういう存在が企業社会の安定に一役買っているのである。
簡単に言えば、目には見えない後払い分の給料が会社の利益になっているのだ。
若いうちに安く使って、高給を払わなきゃならない頃に勝手に辞めてくれる
わけだから、こんな都合のいい社員はいないだろう。

途中で辞める社員にはもうちょっと特別待遇するべきだとオレは思う。


選択定年制度というのもあるが、後払い分すべてを賄ってくれる
ような制度ではなく、せいぜい一年分上乗せしてくれる程度の
足元を見たような制度であって、そこで辞める人はあまりいない。

辞めるって人が、具体的に数字にしにくい後払い分を寄越せという
主張をすることはまずない。オレもそんなことは言うつもりもなく、
本来であれば定年まであと2億程度もらえることが決まっていた
給与制度だったが、特に一銭ももらわなかった。

その分で、一人でも新入社員が雇えたのであれば、それはそれで
社会の役に立ったと思う。
会社がそうしたかどうかは不明だが。

前にも書いたが、
社会的身分や自由に使える交際費、夜の遊び、そんな俗物的なものに
もうちょっと興味がある人間だったら定年まで社会人生活を満喫して
いただろうし、今よりはるかに裕福な暮らしをしていたことだろう。

実は、時々そんなことを毎日していた頃の夢を見る。
それが自分にとって、懐かしい、そこに戻りたいと思って見る夢なのか、
人としてサラリーマンを全うすべきだったと後悔して見る夢なのか、
どういう理由で見るのか、よくわからない。

少なくとも、今は寝るのさえ勿体無いと思える毎日で、
寝る時には、早く朝にならないかと毎日願って眠りにつく自分に
気づいて、自分の心がいかに今の生活に満足しているかがわかる。

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