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子供の頃から今に至るまで、どうしても苦手で食べられないものがある。
それは、肉の脂身だ。
ぐにゅっとした食感と、その後に広がる脂肪の臭みは
間違えて食べると即座に吐き出す、ハイレベルに苦手な食べ物だ。
ほぼ100%自炊の今、脂身を口にするリスクはなくなった。
料理する時に、脂身はきっちり取り除いているから安全である。
で、今までずっと脂身はそのまま生ごみとして捨てていたわけだが、
最近やっと、そこまで嫌うものではないことに気づいた。 そもそも脂身は高級食材に欠かせないものであって、霜降りとか、
トロとか、縁側とか、北京ダックとか、みんな脂身の旨味があってこその
高級食材、高級料理なのだ。
脂身の塊はオレにとって今でも到底食えるものではないのだが、
脂身には料理を美味しくする旨味成分が含まれている。
食べなくても、出汁に使ってその旨味だけ引き出して料理に活かせばいい。
そういうことに最近やっと気がついた。
そう気づいてから、豚の脂身でラーメンのだし汁を作ってみたり、
牛の脂身でカレーのだし汁を作ったりしてみた。
そうしてみたところ、世の中案外単純だと思った。
スーパーで3食168円で売ってる生ラーメンを
豚の脂身と臭みを消すため冷蔵庫に余ってる野菜を多少入れて煮込んだ
出し汁で作ると、ラーメン屋のラーメンにかなり近づく。
せいぜい30分煮込むだけでも全然違う本格的な味わいになる。
市販の200円くらいのカレールーでカレーを作る場合でも、
牛の脂身を入れてしばらく煮込んだ出し汁を使って作るだけで、
レトルトカレー名店の味のカレーとあまり差がなくなる。
市販のラーメンスープにはラードが入ってるし、カレールーにも牛脂が入っている。
だが、価格的にも安いわけだし、多分必要最低限ギリギリしか入れてないのだろう。
そこを自宅で増強するだけで、実は格段に美味しくなるってわけだ。
知っている人は知ってるんだろうが、どんなレシピを見ても、なぜかどこにも書かれて
いない。簡単なことなんだが、オレは脂身が大嫌いだったために、こんなことに
今まで思いつきもしなかった。
特にカレーは、以前からどうやったらもっと美味しくなるのかいろいろと研究して
みて、いろいろ足したりしてみたが、なかなかうまいこといかなかった歴史がある。
それなのに、なんと、オレが今まで捨てていた肉の脂身を出汁に使うだけで
ほぼ満足できる味になった。美味いカレーってただ単に牛脂が多いだけって
ことはないんだろうけど、これだけで全然違った本格的な味に近づいた
ことだけは確かだ。
今年から、優待でもらう肉の脂身は全部切り取って冷凍保存だ。
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暑くなってきましたがお元気ですか(*^_^*)
ブログのお手本、先生にさせて頂いちゃってます♪
週1位で更新しているか実は見に来てるんです(笑)
何度も来てしまっているのですがもっと仲良くなりたいなと思ってコメしちゃいました♪
2015/6/1(月) 午後 3:55 [ ゆうこ ]