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震災後、田舎に引っ越した2011年6月に優待目当てでいろんな株を購入した。
その後、半分くらい手放したけれども、利回りで5%を超えていた20銘柄くらいは
そのままずっと保有していた。
今日そのほぼすべてを売却した。
キャピタルゲインは多分300万円くらい、手取りで240万てとこだ。
7年分の配当、優待ももらっていたので、悪い投資ではなかった。
と言っても、あの時に株を買った投資家の中では全然たいしたことない結果だろう。
なにせ日経平均が7000円台の時に買って、21000円台で売ったのだ。
もっと儲かっていてもいいはずなのだが、優待目当てってのはまあそんなもん
なのだろう。他の株と比べても上がり方が緩くてブレイクするようなこともなかった。
オレもそういう投資を目指していなかったので別に気にしなかったが、
若くして数億の財産を手にした人の話を聞くと、多少羨ましく思ったりもした。
なぜ今日売ったのかというと、特に深い理由はない。
ただ、景気拡大期が継続していざなぎ景気を超えたという報道を聞いて、
オレは、「あ、これはもう終わりだな」と直感しただけだ。
本当に景気拡大期がおわるかどうかは今の時点ではわからないが、人口が減る中
そんな長期間拡大が続くわけはないと思ったので株を手放した。それだけのことだ。
もしここからさらに上がったとしても、別にオレにとってはもうどうでもいいこと。
読みが外れてちょっと残念だと思う程度のことだ。
それと、優待でいただく贅沢な食材など、最初は有難がっていただいて
いたのだが、すき焼きの高級肉などあまり食べたいと思わなくなってきた。
他の優待品にしても、同じものが毎年贈られてくるので一生分貯まってしまった
ようなものもある。なんというか、もう潮時って感じ。
そして、これが一番の理由だが、そもそも、もう自分の資産をリスクにさらしておく
理由がなくなって久しいということ。自分が死ぬまでに必要なおカネはもう十分
すぎるほど残っているのだ。どう計算しても数千万は残して死ぬことになるだろう。
子供でもいれば資産を残す意味もあるが、正直、引き継ぐ者がないのにカネを
残す意味もなかろう。このこと自体は数年前に自覚していたのだが、株を売ろう
という意識まではその時はなかった。どこかでいずれ手放そうとは最初から
考えていたので、もうここらでいいかと。オレのこういう勘はけっこう当たるので
きっとそんな遠くないうちに日経平均は下げモードに入ると思う。
このブログも、もともとは無職となった時、資産をいかに守るかという主旨で
始めたものだったが、10年半を経過し、その目的は意味を失った。
すでにめったに書かなくなってしまっているけれども、とりあえずこのサイトが
閉鎖されることなく残っていて、時々にしても自分がなんか書きたいと思ったら、
これからもテキトーなことを書いていこうと思う。
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無題
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気づいたらリタイアして10年過ぎていた。
体感ではせいぜい2年くらいしか経ってない感覚しかない。
働いていた頃の1年は随分長く感じたものだが、リタイア後 の日々はあっという間に過ぎていく。
と言っても、そこまでいい意味で言っているのではなく、
特に何の変りもない平坦な日々を大過なく過ごせば、そんな感覚に
なるんだろうな、という程度の意味で、ポジティブな意味ではない。
特に、オレの場合は若い頃から給料が高く、早期リタイアできる仕事を
選んだ。給料が高いってことはもちろんそれだけ忙しいわけで、働いて
いる間は、ほぼジェットコースターを休みなく乗り続けるような、そんな毎日。
その反動か、今の、静かで平坦な日々は一週間が二日くらいで終わる
ような感覚であっという間に過ぎていく。
働いていた頃は、今の日々を獲得することを毎日夢見て生きていたので、
夢が叶っている状態なわけだが、想像とは一つだけ大きく違う点がある。
実はもっと幸福感があるものと思っていたのだが、正直、完全に無味乾燥なのだ。
良くも悪くもなくフラット、本当に平坦。リタイア直後は経済的に本当に大丈夫 かどうかの不安があって、投資とかして一喜一憂したこともあったが、
実際には独り者で5000万も貯金があれば、はっきり言って余裕すぎるくらい
の余裕があることを、身をもって知ることができた。
最低1億円貯まるまでリタイアするなと多くの人に言われたが、よっぽど
贅沢な暮らしを続けるとか、妻子がいるとかでない限り、そんな大金、
まったく必要ないということだけは10年無職で過ごしたオレが断言できる。
つまりあの言葉はリタイアさせないための言葉だったのだな、と今頃理解した。
10年経っても、貯金は2割減っただけ。そもそも、贅沢したかったり、妻子がいたら
リタイアなどせず、観念して子会社や孫会社からも不要とされるまでしがみ続け、
俗物の限りを尽くして生きただろう。自分が手にできるカネを人生ギリギリまで
追い求め、会社の金で贅沢して過ごす。あまりカッコイイ生き方とは言えないが、
日本の社会でそれができるポジションまで行けばそうするのが普通の生き方だし、
家族にカネを遺せる人間こそが死ぬ瞬間まで形だけでも大事にしてもらえて、
周囲にも恥ずかしくない葬式を出してもらえるのだ。
オレの場合、そういう生き方を選ばなかったので、社会的には哀れな末路と
なるだろう。どんな終末になるのかわからないが、たぶん孤独死は避けられない
だろうと想定しているので、せめて死後に関係各所に迷惑がかからない準備だけ
はしておかなければならないと思って、少しずつ手をつけている。
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喘息との付き合いはかれこれ20年以上になる。
発作が起こって何も対処しないと気道が塞がり、息を吸っても吸っても
肺に空気が届かなくて本当に苦しい思いをする。
ただし、そういう苦しさを体験したのは初めて発作が起きた時だけだ。
一度病院にいけば一時的に気道を拡げる吸入器と、発作が起こらない
ようにするステロイド吸入薬を処方され、発作自体がもう起こらなくなる。
医学的なメカニズムはよくわからないが、気道の粘膜にステロイド剤
を少量当てて不活性化させておくことでアレルギー反応を抑え、
気道の粘膜が肥厚化して塞がないようにするということらしい。
この病気は完治することがないので、生きている限りステロイド剤を
使い続ける必要がある。一回の通院と調剤薬局で4500円くらいかかり、
それが年に6回。クスリが60回分なので二か月ごとに通院しなければ
ならないのだ。年間で約3万円と、無職にとっては案外バカにならない
費用がかかる。
こないだ、ふと気づいた。処方されているクスリは20年以上同じものだ。
つまり特許が切れているのでジェネリック医薬品があってもおかしくない
はずだ。調剤薬局でジェネリック医薬品は出てないのかと訊いてみたが
「ない」という返答だった。
しかし、安定的に需要があるものなので、商業的に確実に売れるはず。
それなのにないわけがないと思って、ネットで調べたところ・・・あった。
あったことはあったのだが、それは海外の医薬品で、個人輸入で購入
するしかないものだった。
そんな危険な薬ではないけれども処方箋が必要な薬なので、ちょっと悩ん
だのだが、一つ送料込みで1500円程度の出費なのでダメで元々、試しに
買ってみるかと個人輸入の代行業者みたいなサイトで購入してみた。
届いたのはシンガポールからの郵便小包で、製造元はインドの会社の
ものだった。実はすでに一か月以上使っているが発作は完全に抑えられ、
これは当たりだ!間違いなく同じ成分で誠実に作られたジェネリック医薬品
だと理解した。それが輸送費込みで1500円。しかも今までの倍、120回分
1個で4か月も使える吸入薬だ。
いままで、二か月で4500円だったものが、四か月で1500円
なんと、1/6だ。年間約3万円が、たったの4500円。
それだけじゃない。
二か月ごとに車で通院して、待たされて、わかり切った診察をしていただき
処方箋をいただき、調剤薬局に持ってってまた待たされて「お薬手帳は?」
といちいち訊かれて、意味のない医療アドバイスをされたうえ、もったいぶ
って売っていただく必要がなくなった。吸入薬がなければ大変なことになる
のでこんなわかりきったバカらしい儀式を二か月ごとに継続してきたが、
それをする必要がなくなっただけでも素晴らしいことだ。
健康保険適用で3万円ということは、医療機関・調剤薬局には総額10万円
入っているということだ。4500円で簡単に手に入る、安全性に何の問題
もないはずのジェネリック医薬品の吸入薬を日本では購入できず、個人輸
入で購入するしかないというのはいかがなものか。医療関係者の高収入
を支えるためだけに、海外でたった4500円で買えるものを10万円で売ると
はボッタクリにも程があるだろ。
医療費の増大で国家予算が危機だというなら、4500円のものを10万円か
ける医療システムをまず見直したらどうかと思う。
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働いていた頃は、世間一般の三面記事的ニュースには実際ほとんど
関心がなかった。というかそんなことまで知るヒマもないし、知りたいという欲求も
なかった。だが、今は時間だけは誰よりもあるし、ネットに入り浸りなので
世間で騒がれているニュースはだいたい認知している。
そうしてわかったことは、このブログでも何度か書いているけど、自分が生きて
きた場所よりもはるかに道徳観の低い階層で生きている人の方が多いんだな
ということだ。日本は自分が思ってたよりはるかに魂のレベルが低い人たち
が日本のいろんな階層でトップに立って運営している社会だと理解せざるを得ない。
そんなことを今頃気づくオレも相当の阿呆だなと思うしかないが、どういうわけか
オレが生きてきた環境の中ではそれなりに正義やフェアが通用していたのだ。
世間知らずと言われればそれまでだし、社会で正義が通用するとずっと信じて
生きてた中二病みたいな症状のままリタイアしてしまったおめでたい人
と言われても返す言葉もない。社会がもっとレベルの低いものだという認識を
若いうちから持っていれば、多分かなり違う人生を送っていたことだろう。
どうせ醜い社会だと思えば、できるだけカネ地位名誉を求めてガツガツ生きた
だろうと思う。若い頃には実際、そういう俗っぽいものを得られるオファーと
いうのはいくつもあった。オレの方は早くリタイアしたいために必死に働いていた
に過ぎないのだが、傍目には一流企業の第一線にいた前途有望でやる気のある
若手と映ったのであろう。
具体的にどんなオファーがあったかというと、たとえばビルを何棟も所有する
資産家の不動産業のオーナーから「うちの一人娘と結婚して跡を継いでほしい」
という話や、一部上場企業の社長令嬢との縁談だとか、ヘッドハンティング企業
から、ある外資系企業の日本法人を作るのでそこのしかるべきポストを用意
するので考えてみないかという話などなど・・・
40過ぎてからも、昔の上司で、ある私立大学の教授に転身した人がいて、時々
関連ビジネスのイベントなんかで関わることもあったのだが、「こういう道に興味
はないか」と聞かれたこともあった。もちろん、そう簡単に教授のポストに就ける
ことはなかろう。が、ご本人が獲得したポストを同じ会社の後輩に譲りたいという
気持ちがあって、実務経験者からの転身がふさわしいポストである以上、その
先輩教授の推しはそれなりのパワーのあるものであろうと思う。きっと今頃は
オレの同僚のうちの誰かがそこの教授になっていることだろう。
全部深く考えもせず「またまたご冗談をー」という感じで簡単に断ったのだけど、
これだけ醜い社会だとわかっていれば、それらのチャンスは活かして生きる べきであったと思った。まあ・・そう思ったのはつい最近のことで、当時は微塵も
そんなこと考えもしなかったが。
と言っても、いまのように社会の醜い姿を傍から見られる日々も別に嫌いではない。
日大のニュース見てても、体育会系はどこも似たようなもんだと再認識できたり、
基本的に線が細い日本人が戦う組織を束ねるとなるどうしてもああいう統治手法
しかないんだよなーと他人事で済ませられる。自分が当事者だったら生きた心地
がしないだろう、地獄で生きてるようなものだ。
生活に困ることなく、心が平穏に過ごせるなら、そこはもう天国
オレはここで人生を全うする
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ヤフープレミアムだといろんな雑誌・漫画を見られるサービスがあることを
つい最近知った。選びきれないくらいの種類がある。その中身のすべてを読める
わけではなく、最新刊は一部だけという雑誌もあるが、発行日が古い漫画だと全部
読めるものもある。
女性用の漫画というのを初めて読んで、あまりにもエグい内容の話が多くて
かなり衝撃を受けているところだ。もちろん事実ではなく創作物なのだが、それでも生きている次元がなんか違うというのが正直な感想だ。
多くの人間が悪意に満ちた生き物にしか映らない哀れな世界。
離婚した元妻が、ことあるごとにくだらないことを悪意に解釈していたのを
思い出した。一部の女性はこんな地獄のような世界を生きているのだと
したら、それは残念なことだが、本人にはそれが現実なのだろう。
元妻のネタを投稿したらきっと、いくつかのこういった女性漫画のネタに
なりそうだとも思った。漫画に出て来るキャラほどキツくはなく、程度は軽い
けれども、まさに方向性が同じで、ああーそうか!となんかいろいろ納得
してしまった。同じ世界に生きてても・・求めていることがオレと元妻で全く違う
ことが頻繁にあって悲しい気分になったことが一気に蘇ってきた。
たとえば、オレは結婚してすぐ財布をすべて預けることはせず、お金の管理
を信用できるようになるまで様子をみたいと言ったところ、それに対してかなり
の不満を表したが、それでも半年だけ様子見させてと、説得した。
それで、給料から毎月20万円だけ入金される通帳を渡したところ、何に使ってる
かわからないのに毎月足りない足りないと不満をこぼし、これ見よがしに実家に
おカネがないおカネがないと訴えていた。家賃はなく、3万未満の管理積み立て金
だけなので生活に十分足りるはずなのに、粗末な食事しか出てこない。
足りない理由がさっぱりわからないが、平日はお茶づけ以外何も出てこない家での
食事を諦め、オレは外で食事するようになった。休日一緒に買い物にいくと
一応それなりの食い物は出て来るのだが、彼女は買い物のたび、必ず1万円札
を出して買い物をした。数百円のものでも必ず1万円札を出して買い物をするのだ。「細かいのあるでしょ!」と言うとすごい剣幕で怒るのでほっておいた。
当時、意味がわからなかったのだが、今はこういう解釈をしている。
彼女の中で、管理費差し引いた17万円で買い物をして、出たお釣りはすべて彼女
個人の財布に入れていいという自分ルールにしていたんだろうと思う。
つまり、17回1万円札で買いものしたら、そのお釣りは自動的に彼女個人の
財布に入ってしまい、夫婦用の生活費はすべてなくなるということ。
お釣りはすべて彼女個人の資産となるので、そこから夫婦の生活のために出費する
というのは決してありえない。毎月20万円渡していた生活費の7割以上が彼女個人
の財産と変わっていったのだ。補助金行政とよく似た構図の錬金術だ。極端に粗末な食事しか出てこないのはそういうカラクリだった。推測だけど、多分こういうこと。
オレは1人暮らしが長かったので1か月の生活費がそんなにかかるはずがないと
わかっていたし、二人の生活費として渡したお金を可能な限り使わないで元妻自身のサイフに入れることしか考えてないのだとわかったが、結婚した責任として毎月20万円は離婚直前まで一度も欠かすことなく渡し続けた。その代わり、その行動を一切恥じない元妻を心から軽蔑した。
今日読んだ女性漫画の中で、悪いことした少女をたしなめる言葉の中に、
「 自分の未来を失う行動 」という表現があり、元妻はまさにこの言葉そのものの
行動を続けていたのだと妙に納得した。夫婦生活用のお金を徹底的にピンハネ
して彼女には多分1000万円くらいの貯金はできただろうけど、年収1000万円超
であまり文句も言わない気弱な旦那を失った方がはるかに彼女には損失だっただろ
うと思う。
子供ができればあるいは事態が変わるかもという淡い期待もあったが、神のお導き
か、子供は最後までできなかった。
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