ここから本文です
原則として「聖書でドイツ語」では、Luther 2017と新共同訳を使い、2018年12月からは聖書協会共同訳も利用しています。

書庫全体表示

小泉純一郎・元首相が「知的財産立国」を宣言したのは、2002年であり、もうすぐ20年になろうとしている。
その間、知的財産推進計画などが策定され、人材の育成も行われたそうだ。

育成すべき知的財産関連の人材の中には、特許専門の翻訳者も入っている。
それで関連する審議会では、人材の現状について把握しているのかどうか探してみた。

すると、以下のリンクで公開されている資料では、特許翻訳者の人数は不明とあった。
www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kenrihogo/dai9/9bessi5.pdf

別の資料でも人数は不明とあるが、この場合は「数百名規模」という概算が載っている。
www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/ip/haihu18/siryo6.pdf

日本知的財産翻訳協会の検定試験の概要には、10,000人を超えるとあるのだが、他に信頼できる統計が見つからないので、人数についてなんとも言えない。

「数百名規模」というのが知財関係の専門家の共通認識ならば、特許翻訳者が足りないという私の感想も間違っていないのかもしれない。

優秀な翻訳者の確保が必要と言われてきたが、実際に特許翻訳者の養成がどのように行われているのか、その具体例はほとんど聞いたことがない。

特許事務所や翻訳会社でのOJTが一番多いのかもしれないが、私のように、メーカー研究者がリストラ後に特許翻訳者に転職するような、異業種からの参入については、どのように把握されているのだろうか。

セミナーを開催したり、翻訳学校で指導しても、特許翻訳者が増えないだとか、特許翻訳者を募集しても集まらないとか、特許翻訳者が足りないから機械翻訳を導入しようとか、そのような話をする前に、実際に特許翻訳者が何人働いているのか、言語別にデータを集めて議論したいものだ。

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

開くトラックバック(0)

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事