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原則として「聖書でドイツ語」では、Luther 2017と新共同訳を使い、2018年12月からは聖書協会共同訳も利用しています。

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雑誌「英語教育」の今年の連載の1つに、「AI技術と外国語学習の未来」(川添愛、元国立情報学研究所特任准教授、作家)がある。
他の連載にも興味を持ったので、今年度は定期購読にした。

6月号の第3回は、「機械翻訳の現状と展望(前編)」で、ニューラルネットワークを利用した機械翻訳を取り上げている。

説明内容は、主に中澤敏明「機械翻訳の新しいパラダイム」、情報管理、vol. 60, No.5, pp. 229-306 に基づいている(記事末尾の引用では、「vol. 6」と誤記がある)。
この論文はフリーアクセスなので、次のリンクで確認してほしい。
doi.org/10.1241/johokanri.60.299

ニューラル機械翻訳(NMT)では、Google 翻訳が事例として取り上げられることが多い。
著者が試した日英翻訳の例では、驚くほど自然で実用的な翻訳が出力されている。

しかし一方では、「奇妙な凡ミス」という不思議な特徴も持つ。
平昌オリンピックでのノルウェー代表団に起きた、卵の発注数の誤訳の例が紹介されている。
1,500個の卵を注文するために Google 翻訳で韓国語にしたところ、一桁多い 15,000個の卵が届いたという。

この誤訳騒動を伝える BBC の記事は次のリンクから。
www.bbc.com/news/world-europe-42978915

この BBC の記事では、1,500 と 15,000 が韓国語でどのように異なるかも示している。
数字のままであれば、一桁違うことに気づいたかもしれない。
しかし、ターゲット言語の知識がないと、出力結果が正しいかどうかを判断できないため、誤訳を放置してしまう。

このような単純ミスが起きるのは、NMTの手法に起因している。
単語を数百の実数値からなる列のベクトルに変換して計算している。
各単語の数値列から文の数値列が計算され、それをもとにして訳文の単語の数値列を出力する。
数値計算であるため、原文のどの部分が訳文に反映されているのか、解釈することが困難になっている。
卵の数が一桁増えたとしても、「原因不明」としか言えない可能性もある。

また、NMTの特徴として、よく知られているが、入力された原文が過不足なく翻訳される保証はなく、重複訳や訳抜けの発生がある。

「AIが発達すれば、外国語の勉強をしなくてすむ」という言説が広まりつつあるようだが、このようなNMTの現状をまず踏まえてから、次回の後編も読んで、これからの外国語学習について考えてほしいものだ。

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連休中の5月2日に届いた本は、【「欠陥だらけの子ども」と言われて 出生前診断と愛情の選択】(サンドラ・シュルツ著、山本知佳子訳、岩波書店)である。
岩波書店のリンクは次の通り。
www.iwanami.co.jp/book/b450151.html

ドイツ語原著のリンクは次の通り。
www.rowohlt.de/paperback/sandra-schulz-das-ganze-kind-hat-so-viele-fehler.html

ドイツ語和訳の勉強になるかもしれないので、原著をこれから注文する予定だ。

著者のドイツ人ジャーナリスト、サンドラ・シュルツは、38歳で待望の妊娠をする。
血液検査によってダウン症の疑いがみられ、羊水検査で確定した。
その後、超音波診断などで、心臓に重篤な疾患が見つかった。
生まれてからの大手術を乗り越えて、マルヤ(仮名)は今年3月に4歳になった。

この本を読もうと思ったのは、姉がダウン症だからというだけではなく、もし50年以上前に出生前診断が可能だったら、母は中絶したかもしれないと言っているから。

人口の約60%がキリスト教徒のドイツであっても、出生前診断でダウン症という結果が出ると、約90%が中絶を選択するという。
ドイツにはダウン症の店員だけのカフェがあったり、様々な分野で活躍するダウン症の人もいるが、だからと言って社会が障碍者受け入れで一体化しているわけでもない。

それが現実というのものであり、そのため私たちはその現実の中で苦しむのである。

姉が障碍者ということで、親戚も含めて私たち家族を受け入れてくれない人もいて苦労したが、子どものままで毎日楽しく生活している姉を見ていて、これでよかったと神様に感謝するようになり、私は洗礼を受けてクリスチャンになった。

家族の事情はそれぞれ複雑なので、経済的な困難などの理由で中絶を選択する人がいても、私は残念だと思うが、非難しない。
それでもできれば生むことを選択してほしいと期待するのは、出生前診断は神様の領域を犯しているような感覚があるから。

生まれる前に手術の準備もできるというメリットが指摘されたり、医療的ケアや心理カウンセラーなどのサポートもあるものの、不完全な人間が、神の代理人のように振る舞って、命の選別に手を出してもよいものかどうか、そして障碍者が生まれない社会を望んでいるのではないかとまで感じてしまうのだ。

この本の中で注目したのは、分量は少ないものの、プロテスタント教会の女性牧師が出てくる個所である。
私の教会にも、ダウン症の子どもを持つ夫婦が時々訪れ、一緒に遠足に行ったこともある。
会員の中にも、家族や親戚にダウン症の人がいるという方も多く、それぞれの体験を伝えることもある。
そのためその個所が、教会の活動、牧会の1つの姿を示していると思い、興味を持っているのである。

【結婚式の前に知り合ったプロテスタント教会の女性の牧師にメールを書いた。「どうしていいかわかりません。クリストフは絶対、この子を育てたいと言っています。けれども、現実的に考えると、より負担を背負うことになるのは私のほうだと思うのです。かなり追いつめられているので、一度会ってお話しすることはできませんか。…」
 神学的な問いに答えてもらいたいのではない。彼女は現実に即して考えることのできる人だと知っているから。】

【私たち三人は、それぞれティーカップを手にして、牧師の仕事机をかこんですわっている。そして、牧師が取り出したA4の用紙に、クリストフと私はこれからの生活設計を書き記していく。用紙の一番上の枠に、クリストフが黒いフェルトペンで「マルヤ誕生」と書く。… 最後のところに、カッコでくくって「マルヤ六歳」と書く。…】

【マルヤは、私たちが結婚した教会で洗礼を受けた。…
 牧師は説教の中でこう言った。マルヤの名において、あなたたちが子どもを授かったことを感謝します。
 とても美しく、とても悲しい言葉だった。生まれたことを感謝しなくてはならないのは、悲しい。
 マルヤ、私たちのところに来てくれてありがとう。素晴らしい子ども。】

この本を教会で紹介する前に、ドイツ語原著をやはり手に入れて、最後の「悲しい」がドイツ語でどうなのかを確認したくなった。

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5月1日納期の翻訳を昨日の夜までに納品して、今日は浅草で行われているスタンプショウに行った。
目的は、郵便局出張所で行われる、宮内庁内郵便局風景印の特別押印である。

臨時出張所で押印できる風景印や小型印の案内は次のリンクから。
yushu.or.jp/event/s_show2019/goods/goods02.html

宮内庁職員の御家族から、宮内庁内郵便局の風景印が押された記念アルバムをプレゼントされたことがあったが、自分で足を運んで押印してもらった経験がなかった。

加えて今回は、元号が変わるということで、皇室関連切手と合わせたコレクションを作るチャンスでもある。

受付は9時からと書いてあったが、8時45分に会場に到着すると、5分前に締め切ったとのことだ。
1本早い電車に乗ればよかったが、別の小型印でも日付は同じなので、諦めてすぐに気持ちを切り替えた。
それでも、係員にあれこれと文句を言って食い下がっていたおじさんがいた。

本日は新元号最初の日なので、朝早くから押印希望者が殺到し、受付開始時間前に控室に入れたそうだ。
また、最終日の今日は、昨日までよりも1時間早く終わるため、押印可能人数が減ったのも影響した。
さらに、祝日のため宮内庁内郵便局が閉鎖しており、郵頼での押印が不可能となり、この臨時出張所での押印に業者も含めて殺到してしまったようだ。

代わりに、皇室切手展の小型印を押した記念品を以下に示す。

また、臨時出張所でムーミン切手が購入できたので、ムーミン切手展の小型印と合わせてみた。
ムーミン切手が入手できたので、飯能郵便局に行って、ムーミンバレーパーク開業記念の小型印も押印してもらおう。



平成令和 改元記念皇太子成婚

フィンランド100年ムーミン

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(最終チェック・修正日 2019年03月29日)

天皇が代わることによる10連休では、様々なデメリットが指摘されているのに、政府は見直すことはなかった。
ごく一部の人たちの都合で、無関係の人々の生活を振り回すことはやめてほしいものだ。

4月からは有給休暇の取得義務が導入されるので、4月30日〜5月2日は平日のままにして、それぞれ休暇を取得するかどうかを決めればよい。

祝日にすると全国一斉に休むので、どこもかしこも混んでしまい、せっかく出かけても疲れるだけなのだから、その3日間に働いて、代わりに6月に一週間休暇を取ってもよいだろう。

10連休が面白くないのは、私はこの3日間を利用して、平日のみ開いている郵便局を巡る予定だったからだ。
他の日に行けばよいと言われそうだが、元号を使う消印で、「31.4.30」や「1.5.1」のコレクションを一枚でも多く残したいのだ。

一般国民にとって気になるデメリットの1つが、金融機関がすべて閉まってしまうことだ。
これまでは連休の谷間に有給休暇を取得して、窓口で手続きや相談をしていたのに、今年は何もできない。
このような機会にiDeCoやNISAの相談をしたかった人たちも、何もできない。

4月末から積立投資や公共料金を含む様々な口座引き落としは、4月30日が平日であればここで処理されるはずなのに、連休明けの5月7日に集中する。
システムのチェックはしていると思うが、大量のデータが集中すると、過去のトラブルのようにシステムダウンや二重引き落としが発生したり、引き落としが8日以降にずれるかもしれない。
また、連休中にデビットカードでの支払いを多めにしてしまい、うっかりすると残高不足になるかもしれない。

他に困っているのが、海外の翻訳会社からのアメリカドル建て翻訳料金の受け取りが、5月7日以降にずれることだ。
空き時間に行っているので、月に200〜400ドルの範囲であり、それほど多額ではないが、為替レートが有利なときであっても、受け取れないのだから、日本円に換金もできない。

なぜ気にしているのかというと、海外からの翻訳料金受け取り方法は、現在はPayPalが指定されているが、今月末からは金額によっては銀行振込になる場合もあるからだ。

1)USA在住の翻訳者の場合、アメリカ国内の銀行口座に振り込み。
2)250ドル未満の場合、PayPalアカウントに送金。
3)250ドル以上かつUSA以外に在住の翻訳者の場合、その国の銀行口座に振り込み。手数料10ドル。

私は Union Bank の口座を持っているが、住所が日本なので、1)の条件は満たさない。

毎月の翻訳料金が250ドル以上となるかどうかで、自動的に2)と3)が選ばれてしまう。
それで、2017年3月に取引を開始してから今月現時点までの、毎月の請求金額を眺めてみた。

250ドル未満は、10回($45.85 〜 $240.04)。
250ドル以上は、15回($258.00 〜 $2,065.60)。

PayPalで受け取った場合、残高が500ドルを超えたときに日本円に換金している。
日本円で5万円未満だと、手数料が250円かかるからだ。

また、PayPalでは為替手数料も多めにかかり、TTB−2円だ。
三菱UFJ銀行の外貨普通預金ではTTBで換金できるので、金額が大きくなると気になるところだ。
ただ、
250ドル以上の場合に三菱UFJ銀行に振り込まれると、1回当たり一律に10ドルの送金手数料を引かれてしまう。

ここでわかりやすくするために、1月当たり250ドルを2回、PayPalと三菱UFJ銀行で受け取ると考えよう。
TTBは110円と仮定して、PayPalでは108円で日本円に換金すると仮定しよう。

PayPalでは、2回目の入金で500ドルに到達するので、ここで108円で換金して、54,000円。
三菱UFJ銀行では、1回ごとに10ドル引かれて、2回で合計480ドル、110円で換金して、52,800円。
10ドルの手数料は経費にできるが、月250ドルの売上では、これまでよりも手取りが少なくなる。

次に、月400ドルを2回受け取ることを仮定してみよう。
PayPalでは、 800ドル×108円=86,400円。
三菱UFJ銀行では、780ドル×110円=85,800円。

現在の予算にしている毎月200〜400ドルの範囲では、PayPalの方が有利なようだ。

月当たり500ドル以上であれば、PayPalでも1回で換金するので、三菱UFJ銀行では10ドル引くだけだ。
月当たりxドルとすると、110(x−10)=108x から、x=550ドルで同じ日本円の金額になる。
為替レートは変動するので、より一般的には、TTB×5ドルで考えることになる。

これまで月550ドルを超えたのは4回のみだ。
本業もあるので、無理して月550ドルを目指すこともないから、手数料は気にしないことにしよう。

PayPalの現在の残高は約201ドル。
もし、毎月250ドル以上になって、PayPalに入金しなくなったら、Union Bank に移そうと思う。
ただし、手数料が2.5%かかるので、約5ドル引かれてしまう。
480〜500ドルになるまで地道に待つことにしようか。

追記(3月29日):
2月分の翻訳料金約$384が、PayPalのアカウントに入金した。
三菱UFJ銀行への電信送金は、3月31日から始まるが、日曜日なので、その前の平日である本日に支払いとなったため、これまで通りにPayPal経由となった。

4月は給料日前にイースターがあり、献金も増やす予定なので、残高の約$585を日本円に換金した。
入金は4月1日になるだろう。

3月分の翻訳料金は本日請求書を提出し、$343であった。
連休明けに三菱UFJ銀行の口座に届くかどうかを確認しよう。

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