うつ病歴19年の患者から、精神疾患でも 勇気がでそうなアドバイス

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うつ病で家族との関係が悪化するのは、患者の性格が変わってしまったようになる、

症状が大きな理由の一つだと以前書きました。




 性格の急激な変化は、うつ病で起こる脳内の機能障害が原因です。





「去年の彼と比べると、別人のようだ」 と思ったら、それはうつ病の症状によって、

引き起こされた変化とも言えます。










変わったように見える性格は、病気の治癒とともに元に戻って来ます。





脳内の障害が大元の原因ですので、それが元にもどれば、性格や能力などの変化も、

自然に元の状態に戻るのです。





しかし性格が戻る前に、家族と大変ないさかいを起こすと、病の回復後も関係がなおらず、

悩むことにもなりかねません。





また家族関係というのは、医師やメンタルセラピストなどのアドバイスで、簡単に

修復できるものでもなく、決定的な解決策というものもありません。





ただ原因と言いますか、ザックリした傾向が認識できていると、少しは自分の

置かれた立場での、改善策なども模索しやすいかと思います。




なぜ親兄弟や、友人などとの関係が悪化するのか?





 それは、一般的にうつ病になる人の性格が、元々は真面目でいい人

だからです。 (苦笑)





家族も友人も、いい人と付き合うのに慣れていて、うつ病で言動や精神状態が、

アンバランスになったような、困りものの人間の扱いには、慣れていないのです。





「子は親の背中を見て育つ」 などと言いますが、子供がくそ真面目なのに、親は

完全にチャランポランのダメ人間という事は、100%でないにしろ、八割がたありえません。





 また真面目な人間の友人は、十中八九真面目な人間です。





真面目人間にとって、真面目でない人間は理解ができず、付き合ににくいものです。





逆に不真面目な人間は、真面目な人間の堅苦しさに付き合い切れず、結局は

真面目人間は真面目人間どうし、ヤンキーはヤンキーどうし付き合う事になります。




しかし、真面目人間として通っていた人間が、うつ病になって性格がヒネクレて来ると、

周囲はヒネクレタ人間に慣れていないので、どうしていいか分からないのです。





ではこの状況に、対策は 無いのでしょうか?




私は自分の性格がヒネクレた時期に、こういう事を考えて対策を練るような気力も、

思いやりも失っておりましたので、現在家族と穏やかにやっているのは、運が

良かったとしか言いようがありません。





  しかし今から考えてみると、2つほど、やっておけば良かった事は思いつきます。




対策 1つ目


性格がヒネクレテしまったのは、病気のせいであって、そのうち元の性格に戻る

という事を分かってもらい、多少気に障る争いが起こっても、一時的な事と信じて、

病気の回復を気長に待ってもらうよう、頼むことです。





これは初めてうつ病をわずらうと、そもそも性格の変化が病気のせいだと、考える

ことすらできないので、病気が治っても性格はこのまま良くならないと思いがちですが、

不思議なほどに病の改善とともに、性格も元のような状態に戻ります。






元からヒネクレテいた人も、病気でレベルの上がったヒネクレから、元のヒネクレに

戻るので、家族も慣れている程度のヒネクレになります。





 慣れている程度のヒネクレた人なら、家族も友人も対応できますから、

大丈夫なのです。(苦笑)






そもそも家族に迷惑をそんなにかけないように、くそ真面目に生きて来たうつ病患者は、

あまり親に苦労をさせるお願いをした事もないので、話にくいとは思います。





私自身は話せてなかったしねぇ (苦笑) ・・・・ うつ病の治療中に、家族と仲たがいを

起こす事は、よけいにストレスを増やすことになりますので、治療の妨げです。




また治療後の家族関係も、良好に保つためには、早めの対策を取るのが有効だと

思います。






対策 2つ目


もう一つは、早めの薬の変更です。




 もしくは医師への相談とも言えます。




実は争いごとになるような、家族や友人への憎しみと言いますか、恨み事が

次々と頭に浮かんで、そればかり考えているような時期がありまして、、、、 薬を

変えてもらったところ、1〜2週間で恨みつらみを、激しく感じることがなくなりました。




後で考えてみると、脳へ作用するうつ病の薬は、病気で活動が滞る脳の機能を、

なんやかやして回復させる薬なので、怒りや恨みつらみを制御するような脳の部分へ、

より強く作用するような、種類の薬もあったのかも知れないと思います。





ともかく、「家族と喧嘩した」 などといった事を、精神科医に相談してどうなるもんでも

なかろうと思い、当時はなかなか相談しなかったのですが、薬の変更で怒りを

抑えることができる場合もあります。





 これは絶対に、覚えておいて欲しいことです。





無論、不平不満は生きている限りありますが、怒り狂って怒鳴りちらしたり、暴力的に

なったり、などといった極端な怒り方をしてしまうようになった場合は、ぜひ医師に

相談して欲しいです。




怒ったり恨んだりする気持ちが、口から飲む薬で変わるとは、なんだか眉ツバな話ですが、

私が体験して来たことですので、よかったら参考にして下さい。





 お大事にどうぞ。













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閉じる コメント(2)

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こんばんは。
主さんの考察は、すごく面白い視点で、引き込まれます。
そうですね、病気によって性格が変わる…しかしそれは、回復によって元に戻る。
このことが理解出来ているだけで、患者本人も家族も、とても救われる気がします。
難しい学会で、経験者の論文として発表して欲しいです!
それと、私も、うつ病患者としては運が良かったと思えます。50歳を過ぎての発病で、子育ても終わっていたし、夫婦の歴史もそれなりに長く、絆が堅かったこと。家族には感謝しかないです。

話は変わりますが、主さんがお好きな太陽の塔の近くに我が家はあります。
この地に住んで40年以上、縁あって同じ地元の夫と結婚できました。太陽の塔は改装されて、内部に入れるようになるそうです。
それまで頑張って生きて、もう一度行ってみたいな〜と思っています。 削除

2017/4/17(月) 午前 0:46 [ otto ] 返信する

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コメントありがとうございます!
面白く読める闘病記を目指しているので、とても嬉しいです。

うつ病を病んでいると、ただでさえ文章が読みにくいですものねぇ。
できたらもっと、簡素に説明したいですが・・・

中高年で発病というのは、確かにお子さんがそれなりに大きいという、
ラッキーポイントはありますね。
若いうつの方など、結婚もできず、貯金もなく・・・・という悲しい話を
SNSで読むので、私もかなり恵まれた病人だと思っておりますが、
しかし、状況は受け入れてその中で最善をつくすのが、闘病のコツかとも
思います。

太陽の塔は私も、実際に訪れてみたいと思っておりますが、ちょっと遠いです。
東京の改装終了を待っていた美術館が、オープンして長らく経ちますが、
まだ行けていません。

でも元気になったら、行きたいところが沢山あって楽しみでもあります。
頑張って、ダラダラして行きましょう!

2017/4/17(月) 午後 1:37 [ 主婦の方 ] 返信する

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