うつ病治療18年の患者が考える 、精神疾患を生き残る戦法

長年立ち直れていない患者から、療養コツや就業経験の紹介。 コメント・質問、ウェルカム。

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数日前、「早くやらねばな〜」 と思っていた、マンションの換気口のフィルターを、

取り外して、洗って、また取り付けるという作業をしました。 



こういう脚立で登ったりする作業ぐらい、夫がやってくれたっていいと思うのですが、

彼は東京出身で高所作業 (笑) が不得意です。 逆に私は農家の育ちで、子供の頃から

2mの脚立に上って植木を切ったりなど、ワイルドな作業は得意なので、うつ病さえ無ければ、

むしろ嬉々として高いところに上る方なんですが・・・・・

 何とかと煙は高いところへ上がるの、「何とか」 の方なんですな。



そういう分けでフィルター掃除は、元気なら苦じゃないのです!

そこをお間違いなく。(笑)



しかし、うつ病があるとこれが大変なんですよねぇ。 

そもそも、洗濯・炊事などの毎日の作業ではない、月一とか、隔月とかでやりたい

ような掃除のたぐいは、うつ病が悪くなってくると、ほとんど放置してしまいます。

こういった半年ばかり放置して来た仕事に、手を出せるようになって来たというのも、

回復基調の証拠ですね。  

先日、睡眠がちょっと改善して来たようだと記事を書きましたが、とても結構な事です。



とは言え、余分な仕事をするのは、まだしんどいです。 

家じゅう回って (ただの 3LDKだが) 一気に 6〜7ヶ所のフィルターを外して回るのは

重労働なので、 3ヶ所ばかり外したら、一度ホコリをはたいたいて、洗剤を混ぜた

水につけて汚れを分離させました。

ここで、しばし休憩です。 (早くも!)
 


3〜4時間休んでやる気が出て来たら、残りのフィルターを外して、またホコリなどの

ハタキや箒で落ちるゴミを取り、前のフィルターをつけ込んだ洗剤へつけ込み、

また休憩。   ・・・・・



夕方になって、なんとか一個づつ古い歯ブラシで軽くこすって、汚れを洗い落して

すすぎました。 各作業は10分か、15分か、、、、 程度だったでしょうね。

ごく簡単な作業です。



このように、18年病んでいてもガテンがいかないのですが、ほんの少しの作業が

苦痛に感じて、出来なくなってしまうのがうつ病です。 

メカニズム的には脳の中の、情報伝達が正しく行われていないために、普通の行動が

出来ないらしいのですが、そう言われてもなかなか納得がいかない症状なのです。


ブログにコメントをくれた同じ病の方も、「床の ゴミを、通りがかりに拾う事が出来ない」

とおっしゃっていましたが、本当に微々たる動作も、脳みそが許可する信号を出さない

ような感じで、不可能になることはしょっちゅうです。




ともあれ、洗ってすすいだらもう疲れたので、この日は 「今、乾燥させてるよ〜〜」 

と言うよう事にして、元の位置へ戻すのは翌日に回しました。 

うちには、昭和生まれのバイ菌に強い大人しかいないので、一日くらいフィルターに

かけていない空気を吸っても、死にはしません。(笑) 無理をして、最後まで

やり切る、差し迫った必要性はありませんね。



うつ病の時は、このぐらいのユルさと言いますか、臨機応変に、気長にやるしか

方法は無いように思います。

「今日、全部やっちゃおう!」 などと最初に考えてしまうと、うつ病の具合によっては、

仕事量が大きすぎて、もはや手をつける事ができなくなる場合が多いです。

何事も小分けにして行うのが、達成するコツです。




そこまでして、家事をやる必要があるのか? ・・・・ と考えだすと、たぶんあと 6ヶ月

フィルターを放置しても、喉が痛くなったりするくらいで、重大な問題になる事もないの

かとは思います。 

でも、出来なくなっていた仕事が一個でも出来ると、少しホットできます。

うつ病で自分の責務が果たせなくなっている事は、どの患者さんでもかなりの罪悪感や、

無力感や、憤りを感じていると思いますが、そこら辺の気持ちの緩和には、効果が

ある努力ではありますね。




まあ、別に焦って家事を始めなくても、うつ病さえ治れば元のように働いたり、動いたり

できますので、療養中はゴロゴロしているだけでもいいのですが・・・・・ そこが因果な

ところで、うつ病にかかるような人間は、何か誰かの役に立っているような仕事を、

やっていないと安心できないのですよねぇ。

私の主治医も 「真面目な人しか、うつ病はならないね〜。」 と言いますが、

ダラダラ・ゴロゴロしていると、良心の呵責にさいなまれるという、運命の星の下に

生まれついているのです。 (苦笑)



「最近はチョット元気が出て来たんですけど、でもまだ一日ゴロゴロしているだけなんです。」

などと医師に相談すれば、たぶん 「それが正しい、うつ病の療養です。全然オッケー!」

と答えてくれると思いますが、、、、、 もともと真面目な、働き者のうつ病患者は、そんな

恥さらしな生活をしているなんて事を、他人に相談したりもしないですよねぇ。

そういう病気なので、本当は道徳的にも問題ないはずですが、働き者を賛美する日本国

では、なかなかそういう考え方が出来ないものです。






≪蛇足≫

ここら辺の心理は、うつ病患者が病気よりも、治療中の心の傷に耐えられず、社会復帰を

失敗したりする原因の一つではないかとも思いますので、もっと世間に周知して

行きたいです。




 よし、これを 2017年の抱負にしよう! 

今年はお正月からこっち、具合が悪い期間が続いたので、初詣も行っていないし、

本年の目標も思いつかなかったんですよねぇ   ハハハ


・・・・・ いや、すでに5月半ばだから、来年の目標にすればいいや。

うつ病の治療の進行って、万事こういう感じです。        










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今日は兄が退院してくるに当たり、食器の用意をしていました。
ほとんど母が、やってましたけどね。
わたしは、いいか悪いか見ていただけ。
それだけしかできませんでした。

うつ病は厄介ですね。
いつ治るんだろうって焦りがあります。
ゆっくり寝るしかないんだろうなー。

2017/5/18(木) 午後 2:54 hikari 返信する

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お兄さん、退院おめでとうございます!
体が不自由でも、何か生きがいを見つけて楽しく過ごして欲しいですね。

うつ病は自分の面倒を見るのも大変なのですから、ご両親には
大変でしょうけど、あまり手伝えないのは仕方ないと思います。

無理をして手伝って、うつを悪化させたり、療養を長引かせては、
逆に困難が増えるので、今は罪悪感が苦しいのも分かりますが、
大事にして下さい。

早く治そうと焦ると、ストレスが溜まりますから、
「早く治るために、今はダラダラしているのよ!」っと、
根性出して、ゴロゴロしているのがおすすめです。

私の実家は90歳を越えた祖母がおり、体は元気ですが痴呆症が
少々ありまして、両親は介護にイロイロ苦労しております。
頑張りすぎて手厚い介護をすると、ガンバリが長続きしませんから、
時々日帰りケアサービスや、1泊ほどのお泊りケアなどを使って、
息抜きを図っていると言っていました。

介護する方も老齢になる場合、とくにペース配分が大事みたいですよ。

2017/5/18(木) 午後 8:46 [ 主婦の方 ] 返信する

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