うつ病治療18年の患者が考える 、精神疾患を生き残る戦法

立ち直れていない患者から、療養コツや就業経験の紹介。 (土・日曜定休)

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「うつ病」 というネーミングは、あまり深刻な病気っぽくないので、変更して

欲しいという提案を何度か書きましたが、今回は、もう 「精神科」 という名前も

やめたら? ・・・・ と言う案を、論じたいと思います。




 「精神科」 に、なぜ行きたくないと思うのか?

『 精神を病んでいる 』 『 心を病んでいる 』 というレッテルを貼られるのは、人間

誰でも嫌です。

『 頭がおかしい 』 『 気が狂っている 』 と大差がない、語感があるからです。

患者を治療する機関の名称として、この患者に嫌悪感を与えるようなネーミングは、

完全にアウトでしょう!   

「脳外科」 があるのですから、「脳内科」 とかにしてもらえないもんですかね〜?




例えば、うつ病は脳内で情報伝達物質が、異常な状態になって起る病なので、

心も精神も、ぶっちゃけ関係の無い病気です。

脳内の異常を治す病院を、「脳内科」 と呼ぶなら・・・・  何か問題がありますか?

「精神科」 が一般的になってしまっているから、変えなくてもいいんじゃないか、

という反論しか私は思いつきません。


しかし 「精神科」 という名が、患者にとって抵抗を感じるというのでは、「害がある」

ネーミングと言えるわけですから、これは変更する理由としては十分です。
 
また、一般に良く知られているネーミングを、変更する事によって、「心じゃなくて

脳の病気」 という実態を、全国に宣伝する事にもなりますので、一石二鳥の

名称変更になるとも思います。





そもそも、「精神科」 という名前が考え出されたのは、精神を病んだ人達が 

「癲狂院」 (テンキョウイン)と呼ばれる施設で、隔離されたような時代です。

最近は精神疾患患者が入る病院も、そんな怖い呼び方はしなくなりましたが、

字ズラを見たらいかにも 「気の狂った人用の施設」 のようですよね。


癲狂院という言葉は今は差別語なのか、古典文学などでも 「精神病院」

などの、あまり差別的でない単語に置き換えられている場合が、ほとんどです。

またパソコンで打っても、変換されません。



この頃は、疾患のある子供が生まれると、不名誉なためにひた隠しにしたような

時代でもあります。

アガサクリスティーの推理小説や、谷崎純一の作品 (細雪だったか?)で

読んだ覚えがありますが、昔 (戦前くらい)は狂人は遺伝で生まれる

などという、医学的な説が信じられておりまして、結婚相手の一族に

頭がおかしい人が居ないものか、事前に調査してから婚姻を結んだ話が

いくつもあります。 

私が読んだ作品はフィクションですが、しかし当時の習慣について、虚偽を書く

わけはありませんよね。

海外 (イギリス) と日本と、共通性があるのも興味深いところではあります。


現代では癌は遺伝で、なりやすい体質があるというので、両親や祖父母が癌の

経験があると、「少し気をつけないと」・・・・  などと思いますが、昔は

精神疾患についても同じような理論のもとに、激しい差別が行われていた

とも言っていいと思います。

こういう時代に名づけられた、「精神医学」 という言葉に固執する必要が、

はたしてあるのでしょうか。





もう少し、歴史を論じてみましょう。

「精神科」 という呼び名は 1808年にドイツの医学者 J.C. ライルによって

命名されたものだそうです。 ドイツ語で Psychiatrie 、英語では Psychiatry と

言います。(Wikipediaより)

この ライルさんは、当時施設に閉じ込めて、または鎖でつないで隔離するか、時には

殺されていた狂人を 「狂者を直接に治すことができるのは精神治療しかない」 と説いて、

治療方法を模索した医師でした。

このような研究は、ヨーロッパの主要国で、当時少しづつ始まっていたようですが、

精神疾患の原因を脳内に求めるようになったのは、更に時代が下がり 1800年代

半ばとなるそうです。

つまりこの学問は、200年くらいの歴史しかないとも言えますし、命名された

時代には、脳の中の問題という概念がそもそも無かったのです。 当時と現代では

疾患の研究が進んだのはもちろん、病気に対する社会の認識も大きく変わっている

のですから、古い名称に固執する理由は、それほどに無いと言っていいでしょう。






更にもう一つ、この名称に固執する必要が無い理由を上げてみましょう。

精神が医療で、治せるのかという疑問です。


「精神」 とはなんぞや、という所から初めたいと思います。

グーグル検索で、トップに出て来た定義は、以下の通りです。


せいしん
【精神】
1. 人間の心。非物質的・知的な働きをすると見た場合の心。 「―現象」 反義語: 肉体
2. 生命や宇宙の根源と考えられる、形而上(けいじじょう)の存在。
3. 一般に、物事の根本の意義。 「立法の―」



2、3番について言わずもがなですが、1番の 『人間の心』 という定義も、

じゃあ精神科医で 「心」 が人体のどこにあるのか、知っている者がいるのか

と問えば、答えは NOです。 位置も分からないくせに、医学 (科学の一種) で

治せるつもりでいるのなら、思い上がりもいいところでしょう。


なんせ精神の反義語が 「肉体」 になっておりますが、だとすれば 「精神」は

医師の領分ではありません。

学問としては (私個人に関係が無いなら) 好きにやってくれていいですが、

少なくとも人間を治療する診療のレベルで、精神うんぬんを論じるのは、

的がずれております。

私のうつ病など、前述した通り脳内で起こっている機能障害を、治療すればいい

病ですから、精神や心を治す必要はそもそも無いのです。





精神科を、脳内科に! ・・・・いや、 もっと適切な名前があるなら、何でもいいの

ですが、とにかく変名をお願いしたい。




 どこにお願いしたらいいのかな〜? 

通産省・・・・ いや、国土交通省かな〜? (苦笑)




追記:

Yahoo ブログ のカテゴリーが、「病気」 と 「メンタルヘルス」 で分かれていて、

うつ病が 「メンタルヘルス」 の中に入っているのも、最近イラっとします。

「病気」 カテゴリーの 脳・神経疾患の項に入れて欲しいんですよねぇ。







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すみません。私もうつ病ですが、メンタルヘルスで書いてました。。。

2017/7/4(火) 午後 7:02 hikari 返信する

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ブログを書く場合、メンタルヘルスのカテゴリーに投稿した方が、
見る人が多いと思いますのでおすすめです!

やっぱり、興味がある人が集まっている所へ、投稿しないと
読者が増えませんものね。


脳疾患の方は、あまりにぎわってないです。

ヤフーのカテゴリーって、そもそも誰が作ったのか知りませんが、
趣味の中に、手芸や DIY なども無くて・・・ 気が効かないのです。(笑)

コメント、どうもありがとう!

2017/7/4(火) 午後 7:41 [ 主婦の方 ] 返信する

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