うつ病歴19年の患者から、精神疾患でも 勇気がでそうなアドバイス

長年治っていない患者の、療養コツや就業経験の紹介です。 匿名コメント・質問・無断転載 OK

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うつ病になってしまった場合、必ず周囲にはうつ病について良く分からない人が、

沢山おります。 







「病名はもちろん知ってるけど、実際どういう病気なの?」 と、問われる事もあるでしょう。







そういう時には 『心じゃなくて、脳の機能の障害です。』 






『脳内の、情報伝達物質 (脳内物質) に不具合が起こって、脳内の情報処理がうまく

できなくなっているので、仕事が出来なかったり、やる気が出なかったりといった症状が、

表面的には出ています。』 などとと、説明するといいと思います。







友人や、家族、上司などにも 「脳の中の話じゃ、頑張ればなんとかなるとか、

心の持ちようなんて事じゃないんだな」 と、納得してもらいやすいと思います。







現在の精神医学界では、セロトニンやノルアドレナリンなどの活動が、正しく行われなく

なるためにどうのこうのと、研究も進んでおりますが、まだ確定的なことは分かって

おりません。





ただ、難しい事は言わなくても、心じゃなくて脳の病気なのだと分かってもらえると、

重大な病気だと理解してもらいやすく、その後の療養に協力を得やすくなるとも思います。







脳内物質の不具合では、「頑張ったら、これくらいできるだろ?」 などとは、言えなく

なりますよね。  







「心の病」 と言えば、「心の持ちようでなんとかなるだろ?」 などと思われやすいので、

絶対に言わない方がいいでしょう。







  うつ病の脳内で起こる、障害 (不具合) については、こちらの記事をどうぞ。







また、うつ病の重大性を分からない人も、多いのが現状です。 






身近な人だけでも、大変な病気で、学校や仕事を休んでいると、理解してもらうのは

重要です。






症状の説明でこれを、分かってもらうのは難しいので、私はいつも日本政府を

引っ張り出して説明しております。







うつ病の通院治療には、患者の窓口負担が 1割になる制度があります。







あの、福祉予算を削るのが大好きな、ケチの厚生労働省が、サポートしてくれる

と言うのですから、相当 ヤバい病気なのです。 (苦笑)






医療費支援 (自立支援制度) について、分かりやすい解説があるサイト








さて後半は、一例として、実際に説明が上手く行かなかった、私の経験をご紹介しましょう。






私の場合はもう十ウン年も前の話しですが、うつ病を何と説明していいか、

自分の状態がどうなのか、説明することができませんでした。  







「心の病」 というのは、すでに大概の人が知っていますから、それ以上の事を説明したい

ところだったのですが、うつ病になってしまってからは、うつ病の事を調べる元気もありません。








「心の風邪」 とか言うよねと言われると、「そんな生易しいもんじゃない」 と返答しておりました

が、そのくらいしか説明が出来なかったのです。 







また、自分が病気なのだから、その状態を説明すればいいと思うかも知れませんが、

うつ病は何が症状なのか分かりにくい病気です。






『理由はないケド起き上がれない、理由はないケド仕事に行けない、理由はないけど

いつも見ているテレビが見れない・・・・・  強いて言えば、ただやりたくない』 こういった

状態 (個人差あり) になるのが、うつ病です。








しかし、病気になって数年くらいでは、『ただやりたくない』 『なんとなくやりたくない』 という

気持ちが、病気のためとは思えない場合があります。







 自分の意志で 『やる気にならない』 と、考えてしまう人も多いですし、『頑張れば

なんとかなるんじゃないか』 と自分でも、何年も思っていました。






さらに困った事は、たとえば友人に  『心の病で、なんとなくやりたくないの』

『ただ会社に行きたくないから、行ってない』 などと説明できるかと言うと、

出来ませんよね?







『ただ働きたくないから、働かない。』 なんて、本当に働く気のないニートや、怠け者の

言うような台詞です。







   良識的な日本人である、うつ病患者は、クチが裂けても言いたくありません。






ことにうつ病にになる人は、平均的に真面目でプライドの高く、完璧主義で頑固な

性格である事が多いですから、そんな不真面目の典型のようなセリフを、吐くわけには

行かないと考えるでしょう。(苦笑)







とにかく私自身は、何と説明していいか分かりませんでした。







 十数年経ち、今から振り返ると思うのは 『うつ病は心の病と言うよりは、脳の病だ』 と

いう事を説明できたら、よほど楽だったと思います。







また 『心の病』 と言えば普通の人は、悩みがあるとかストレスを解消した方が

いいと思います。






ストレス発散のための、飲み会に誘ってくれたり、買い物やハイキングなどの外出に

誘ってくれたりもします。 







「みんなで騒いで嫌な事を忘れよう」 とか 「運動してストレスを発散しよう」 と

いうのは、健康な人間の場合は有効なメンタルケアですから、これは当然ですね。







『心の病』 という言葉には、そういったニュアンスもあります。







しかし、うつ病はそういう事ではもう、回復しないレベルと言いますか、そもそも

そういう活動が出来ない状態になっている場合が多いと思います。   ・・・・・







(そういうストレス発散が楽しい人は、効くタイプの人だと思うので続けて下さい)







友達の誘いを断っているうちに、疎遠になって行くという事も起こりました。







本当は心の病ではなく 「脳の病」 なので、通常のストレス発散では、うつ病には

効かないという事を説明できると、相手も納得しやすいと思います。






病気の本質を理解してもらえるかはともかく、『とりあえず重大な病気そうだ』 と

思ってもらえれば、会社を休んだり仕事が遅れたりするのも、受け入れざるを得ないと

あきらめてもらいやすいと思います。






何かご参考になれば幸いです。

 お大事にどうぞ!







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こんばんは。

おっしゃる通りです。「心の病」という言葉には、どこか詩的なニュアンスがあり、誰も傷付かないなんて思った人が広めたのかな?
もうひとつ、私も通っていて何ですが、「心療内科」という、「心」がついているところがいかにも…と思いませんか?
大きな総合病院の中には「メンタルケア科」という名前をつけているところもありましたが。

本当に、健常者にうつ病を正しく説明するのはむずかしいので、たとえば診断が下りた時に、周りに説明するための小冊子みたいなものを配るとかはどうでしょう。あくまでも「健常者向け」に書かれたものを。どうでしょうか?もう取り入れている病院もあるかもですが。 削除

2017/9/6(水) 午後 11:50 [ otto ] 返信する

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うつ病の人は、自分で調べたり、それを説明したりという事が、
困難な場合が多いですし、家族もいっしょに調べてくれるような人、
ばかりではありませんから、病院側から家族への手引きみたいな、
小冊子などを配るのはいい案ですね。

読まない家族も居るでしょうから、強制的に講習を受けさせる、
くらいな事があるともっといいと思いますが、、、、
ともかく小冊子は、病院でなくても厚生労働省で作成したって
よさそうな気もします。

なんせ、働き盛りの人にうつ病にかかられると、税収がガクッと減り
ますもんね〜?
だとしたら、財務省から出してくれてもいいのか?(笑)


心療内科も名前は微妙だと私も思っておりますが、しかし精神科のような、
いかにも頭のオカシイ人といったイメージは無いので、まだましかな〜
とも思います。

とにもかくにも、精神医療業界は言葉遣いにセンスがありませんね。

いつも、コメントありがとうございます!
良い週末を

2017/9/8(金) 午後 11:53 [ 主婦の方 ] 返信する

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