うつ病治療19年の患者が考える 、精神疾患を生き残る戦法

長年立ち直れていない患者から、療養コツや就業経験の紹介。 コメント・質問・無断転載、ウェルカム。

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うつ病の長期療養は、短くても3ヶ月〜半年、長いと数年かかる場合もあります。

そして、この期間の大部分を自宅療養で過ごすことになります。 


かなり病状が悪いか、自宅の環境が悪い場合でなければ、入院しない事が多く、

私はうつ病になって 18年ですが、一度も入院はしたことがありません。

2年ちょい前までは、実家に住んでおり、今は夫のマンションで闘病と言うか、

 ボンヤリ暮らしております。


うつ病の闘病というのは、不安感や疲労感をいかにシカトして、の〜んびり暮らすかが、

もっぱらの課題ですので、切開手術があるわけでなく、放射線治療があるでなく、

MIRや超音波のような高価な機材で、検査を受けるでもなく・・・・・

つまり、あまり闘病と呼ぶような、派手な闘争がありません。 

毎日薬を飲んで、あとは好きな事をするというのが、うつ病の療養です。



自宅療養期間も、最初の1〜2ヶ月は寝たきりで過ごす事もあるかも知れませんが、

段々起きられるようになり、数ヶ月中には一日起きていられるようになる人が、

半数以上ではないかと思います。 

しかし、ここから復職できるまでが長い!

そこが、うつ病の辛いところです。



起きれるようになったから、すぐに職場復帰という事が出来ないところに、うつ病の

恐ろしさがあると言っても過言ではありません。

長期間働けない事によって、経済的にも、精神的にもまいってしまって、転落の人生を

たどってしまう人が多いのが、うつ病の特徴だと思います。 

国が支援制度 (治療費の控除など) を作って、サポートしているくらいですから、

そのくらい深刻度が高いとも言えますね。 他の病気ももちろんそうですが、闘病期間が

長いと、家族の人生にも多大な影響を及ぼしますから、福祉予算を削りたくてしかたない

日本国も、多少はお金を出さざるを得ないのでしょう。 



医療費支援 (自立支援制度) について、分かりやすい解説があるサイト






さて、あそこの国民は超働き者と世界にとどろく日本では、平均的な社会人は、

数ヶ月間も仕事無しで過ごした事がありません。 (苦笑)

『これから 6ヶ月、好きな事をしていていいよ』 と言われると、かなりの人が困ると

思います。

しかも、仕事に出るほど元気ではないですから、軽い散歩くらいは出来るとしても、

あまり活動的な事はできません。 

また、うつ病の能力低下や、意欲の低下、活力の低下など、色々な症状がつきまとい

ますので、今までやっていた趣味が、可能かどうかも分かりません。  



尚、うつ病は脳の中の機能障害ですので、好きなテレビ番組が面白く見れなくなったり、

好きな漫画を読んでも話しが理解できなかったり、何時間も飽きなかったネットサーフが、

20分と持たなくなったりといった、症状も出てくることがあります。

 ・・・・・ 元気だった頃、「暇になったらアレをやりたいな〜」 と考えていたことが、

せっかく暇が出来たのにやる気にならない、などといった状況もよく起こります。



私は18年も、うつ病が治って来たり、悪くなって来たりをくり返していますが、

大好きな本を読まなくなった年や、テレビを見なくなった年や、パソコンを何年も

開かなかった時期が何度かありました。 

外出が出来なくなるのは、行動力が低下して出来なくなる場合もあり、ただ単に

外出して行きたいところが思いつかずに、外出しないという時もあります。



何かをやりたい気持ちが沸いて来ない。 「アレをやらなきゃいけないな〜」 と

考えると、「絶対やりたくない!」 という気持ちが沸いて来る。

 こんな気持ちも、うつ病の脳の機能障害の、現れ方の一つだと思います。



退屈な自由時間が 5〜6時間だってキツイですが、5〜6ヶ月ともなれば苦行と

さほど変わりませんよね。

しかし、暇な時間は将来の不安や、現在の生活の不安など、悪い事に考えが行って

しまいがちなので、出来る事なら何か手を動かすなり、頭を動かすなり、

気を紛らわせる手段があれば、かなり助かります。  


元気な時など、嫌な事があったら 「居酒屋でガ―ッと飲んで忘れよ〜♪」 とやっていた

としても、うつ病になるとそういう元気が出なくなります。

  そもそも食欲が落ちますので、居酒屋まで行けたにしても、そんなに飲む気に

ならないかも知れませんね。

とにかく、気を紛らわせる事に不自由するのが、うつ病の療養期間だと思います。



私はもう療養も長いですので、ブログをやったり、ハンドメイドをやったり、絵を描いたりと、

病状に合わせて自分が出来る事を探しながら、暮らすのに慣れております。 

いや、元々趣味がイロイロあったので、あまり困らなかったとも言えます。


そう考えると、「仕事が趣味 」 などと言って、毎日バリバリ働いていた人が、

急にうつ病になり、長期の休養が必要になった場合、日々時間を潰すことが大変に

なって来るかも知れません。

また、子煩悩で家族サービスの良かったお父さん、お母さんだって、急に家族の

相手が出来なくなったりして、何をして過ごせばいいか分からなくなるかも知れません。



うつ病の症状の出方というのは、患者さんごとに千差万別で、私にこれが起こったから

皆さんにも起こるという事は言えません。 薬によっても、「あの薬の時はテレビが

楽しかったのに、今の薬になったとたん見なくなってしまった」 といた事もあります。

実際になってみないと、どういう症状が出るか分からないので、事前に備えておくと

いう事は、あまり出来ないとも言えると思います。

まあ、ある程度貯金があるのは、いつでもいい事ですが ・・・・ それは、うつ病でなくとも、

病気にならなくとも、あると助かりますよね。



ただ一つ言える事は、こういう状況になる事もあると分かっていると、多少は落ち着いて

対応ができるかとも思います。

うつ病は焦っても数週間で治るような事はありませんので、何日でもかけてゆっくり

対策を練っても、時間は十分あります。 療養期間をどう過すかは、自分の体調を

よく観察して、どういった症状が出ていて、どういった事ならできそうか見極めてから

決めた方が、より有意義な過ごし方ができるのではないかと思います。




 お大事にどうぞ。




療養生活のコツについては、こちらの記事もどうぞ






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そうですねー。病気になると、集中力、意欲の低下、行動力の低下とか、すごくありますね。
寝てる時間のほうが多かったりします。

2017/10/8(日) 午後 5:54 hikari 返信する

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> hikariさん、お元気ですか?

私は眠っていられる時期はまだいいですね。
目が覚めているけど、何もしたくないが、何もしないと時間が
なかなか経たないって時期が、数日じゃなくて、何ヶ月もあると
もうネタが尽きると言うか、何もできない事にイライラすると言うか・・・
イヤな病気ですよね〜

でも、「人生なんて毎日暇つぶしだよ〜」とか言うと、
IQが高すぎて、他の人間と話しが合わない・・・・ 漫画GTOに
出て来た天才女子高生みたいで、少々カッコイイかもですね。(苦笑)
あれは、それとも中学生でしたか?
GTOは実家に置いて来てしまったので、帰らないと読めないのです。

ブックオフに立ち読みに行くか・・・
↑節約術

2017/10/9(月) 午前 3:37 [ 主婦の方 ] 返信する

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