うつ病歴19年の患者から、精神疾患でも 勇気がでそうなアドバイス

長年治っていない患者の、療養コツや就業経験の紹介です。 匿名コメント・質問・無断転載 OK

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  「朝、起き上がれない」 という症状が、ただのグウタラ人間に見えるのが、

うつ病が一般に理解されにくい理由の、筆頭だと私は考えています。 


「寝坊しちゃって〜」 「なかなか起き上がれなくて〜」 などというのは、学校や会社に

遅れてくるヤツが、よく使う言い訳ですから、これは病気の症状だと言っても、

大概の人は理解に苦しむだろうことは、私にも分かります。


もっと言えば、「これは病気じゃなくて、ただ自分が怠けているだけなんじゃないのか?」

と疑いを抱いているのは、患者自身も同じです。

熱も無い、傷みや痺れなどの症状も無い、疲労は感じるような、頭が回らない

ような気はしないでもないが、とにかく大した体の不調は感じない。

しかし、いかんせん起き上がれないという状況は、よくあるうつ病の症状です。


 「頑張れば、起き上がれるかも」 と、実際に思う事もしょっちゅうです。

しかし、起き上がれない。

そういう状況で、数十分から長ければ何時間も、動き出す事が出来ない場合もあります。



「上司に怒られたから、会社に行きたくない。」 と思って、起き上がれないならまだ

分かりますが、会社に行きたくない理由などなくても、こういう状況になります。


まあ、上司とそりが合わなくても、辞める気がないなら、2〜3日経ったら

出勤しますよね?

(私個人は、そういう経験は無いですけど)



会社に行かないと、もうクビになる。 クビになったら、家賃が払えない。 家族も

養えなくなる。 水道も、電気も、携帯も停まる。。。。。 などという状況になっても、

それでも起き上がれないのが、うつ病です。


トイレに行きたくても、起き上がれないので、しばらく我慢しているしかありません。

私は漏らすまで、起き上がれなかった事はないのですが、それでも 1〜2 時間

我慢してしまう事はあります。



うつ病の症状は個人差も大きいので、誰でもそうなる分けではありませんが、

平均的には目が覚めてからも、エンジンがかからずに、ダラダラして半日ほど

過ごすしかない人が多いと、私の医師などは言っております。

それを考えると、1〜2時間布団でゴロゴロしているうちに、エンジンがかかって来て

起き上がれるレベルまで来ると、なんとなく起き上がれるという事かもしれません。



このゴロゴロしている時間帯は、起き上がれないのもさることながら、本を読んだり、

スマホゲームをしたりといった、寝っ転がって出来る事もほぼ出来ません。

ただ、ボンヤリ何か考えているような、いないような、半眠りのような起きているような

常態で、時々体の向きを変えるような状態です。



本当に不思議と言うか、なぜ動けないのかは、19年もわずらっている私自身、

今もって良くわかりません。

起き上がろうとして、片足を曲げて、その体勢で4〜50分固まってしまう事もあります。

何が起こっているのか、患者自身にも分からないのですから、家族や周りの人間にも

分かるわけがありません。



いや、私はこれだけの経験があるので、諦観の境地と言うか、あきらめてゴロゴロ

しておりますが、まだ仕事についていた若かりし頃は、そんな悠長な気分には

なれませんでしたね。

遠い昔の話ですけど。 



なんとかして起きれないかとか、これから仕度して職場へ行ったら、何時になるから

何の作業から始めようかとか、上司になんてお詫びしようとか、、、、 考えながら、

何時間か過ぎて、昼を過ぎても起き上がれないと 「ああもう、今日は出勤できないや」

とあきらめる。

こんなような日々が、数ヶ月くらい続きまして、やっと朝起き上がれるようになります。

2〜3日で治る事はありません。



起き上がれるようになる時も、キッカケや、これと言った理由があるわけでもなく、

なんとなく寝ていなくても大丈夫になるという、良く分からない回復の仕方をします。



そうは言っても、これをうつ病を経験していない人に、どう説明したら理解して

もらえるのかは、正直分かりません。

「起きれなかった」 「3ヶ月たったら、起きれるようになった」 ・・・・・ それだけでは、

普通の人にはなんの事か、病気なのか、仮病なのか、判断がつきかねると思います。



これの説明に窮して、「心の病」 という理由を考えだしたのが、うつ病学会か

どこかの精神科医の先生です。

これは患者側からすると、少々かんに触る説明です。

精神鍛錬がなってないと言われているようなものですよね。



そもそも、これは医学的に正しくもありません。

うつ病は脳の病気です。

脳内物質の活動が、正常ではなくなるために、通常の行動 (考える、動く、働くなど)

が、出来なくなってしまっておりますが、病気なのは心ではなく、脳なのです。



って言うか、心が病気だったら、医者に行くのはヘンな話ですよね。  

医者は心が体内のどこにあるかも知りませんから、医学で治せるわけがないのです。



まあ、うつ病を分かりやすく説明するには、 「心」 のせいにするのが簡単だと

思った人の気持ちは分からないでもありませんが、いい迷惑だったとも思います。

心のせいだと言われると、「じゃあ、頑張ればなんとかなるんじゃないの?」 と

考える人は多いのです。

そりゃあ、そう考えますよね。 そこは、私も不思議に思いません。 …

一般常識として 「心」 と言ったら、気持ちの持ちようでなんとかなりそうです。



しかし、頑張って起き上がれれたら、それはうつ病ではありません。

ただのナマケ者です。




そして、常識で考えれば、我が国の厚生労働省は、ただのナマケ者に

医療費サポートとかは、いたしません。

ケチなんですから。 



ああ、いや、国民の血税ですから、適切に使わないといけないですね、

国家予算は。 そういう理屈を言う、役人もおります。(苦笑)




ともあれ、うつ病は正式にヤバい病気なので、国も医療費を患者の 1割負担にして、

早期治療をを呼びかけているのです。  

頑張ってなんとかなるなら、そんなサポートありえません。

起き上がれないのは症状だと認識し、起き上がれるところまで、うつ病が回復するのを

待つのが一番の対応だと思います。



尚、起き上がれないのに、起き上がる努力をするのは、とてもストレスが高いので、

おすすめいたしません。

起き上がるには、たぶん脳内物質を正しく動かさなければならないのですが、

そんな事は人間の意志で、なんとかなるものではありません。

脳内の起きる (動く) 指令を出す部分が、正常に働くようになれば、努力をしなくても

起き上がれるようになると思います。



元気な時から、朝は弱い性格でしたか?

・・・・・ う〜ん、私はそうでもなかったので、正確な事は分かりませんが、

遅刻で退学になっていないなら、その程度のレベルまでは回復できると思います。



とにかく、うつ病が治ると、うつ病にかかる前の状態に戻る、という事は言えます。

うつ病で変わった性格 (忍耐力、集中力など)や、 能力 (記憶力、応用力など) も

うつ病の回復とともに、元に戻っていきます。

そこは断言できるので、心配しないでゆったり療養していて欲しいですね。




頑張って、ダラダラして下さい。

 お大事にどうぞ!








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どうもありがとう!

私も鬱なので、あまり友達づきあいはしないのですが、
断る理由もないので、適当におねがいいたします。

再発させないように、頑張ってタラタラ生きて行きましょう(笑)

2017/11/30(木) 午後 11:39 [ 主婦の方 ] 返信する

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