2年前の2月16日は私にとって長期海外在住を始めた日でもある。
たとえ 4回目の上海入国であろうと、滞在するのと旅行は訳が違う。
自分はある意味この時点でいろいろなことに区切りをつけてきたのだ。
後には戻れないのである。
この日は運よく 快晴。
浦東上空も今より遠くが見渡せるのである。
全く知らない土地というわけではないから、多少の余裕はあったけど、それでも最初から私はやってしまった。
当時はどのバスに乗れば行けるのかなど知らなかったので、とりあえずタクシーを拾うことにした。
これがいわゆる 「白タク」だったのである。
誘導する人がいて、私の荷物を持ったかと思うとどんどん駐車場の方へ歩いていく。
「あ〜しまった。やっちゃった〜。」
と内心思いながら、その当時はある程度日本でやってきたといっても全く話せないのと同じだったので、そのまま着いていく。
一応念のために
「○○までいくらか?」
と尋ねたら、 100元だと答えた。
そうなのかと思いながら、車に乗りいざ出発。
途中で 追い出されたりしないか、そしたら困るから場所を覚えておこうと地名が出るたびに メモする私。
(このときは結構必死だったのだ)
タクシーの運ちゃんは遠回りもせず(あとで地図とメモした地名を照らし合わせてチェックした)、スピードもかなり出ていたので精一杯走っていたのだと思う。
が、しかし白タクは白タクである。
私に180元よこせと請求してきた。
が、幸か不幸か、私はこのとき108元だと思っていたのである。
中国語の発音では
108:いーばい、りん、ばー
180:いーばい、ばー
なのに日本式で108を「いーばい、ばー」だと思っていたのである。
(ひゃくはちって言うでしょ)
110渡しておつりを待っても来ないのである。
(この時点では全く気づいていない)
向こうも待ってる。
(後70よこせよ、と)
疲れているし、早くチェックインしたいと思い手を出すが向こうは「いーばい、ばー、いーばい、ばー」と言う。
ますます頭の中は「????」状態だったのだがどう思ったのか、向こうが動き出した。
荷物を下ろし始めたのである。
「お〜やっとか〜」と思い、荷物を受け取る。
そして運ちゃんは行ってしまった。
この時点で初めて気づくのである。
まだ本当のことには気づいてなかったのである。
本当のことに気づいたのは、授業を始めてから。
指摘を受けて初めて気がついたのである。
※回想録は時々書いていこうと思います。
これは最初に住んだところから見た風景と初めて自分でオーダーした食べ物。
今はここに20階近い建物が建っています。
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