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角川書店発行、作者・恒川光太郎
秋の牢獄
です。
出た!!
読みました!!
恒川さんバンザーーーーーイ!!!!
面白かったです。
今まではホラーミステリといわれても、そこまで怖さを感じさせなかった恒川さんの作風にいわゆる、
『背筋が薄ら寒くなる』
怖さが強まって加味されたこの作品!
2作品収録ですが、どちらも今までの作品になかった『その』感覚が一つの読み応えを与えています。
幻想的なだけでなく、未知の物へ対する不安や恐怖がじわじわと迫ってくるような・・・そんな感覚。
特に表題作の『秋の牢獄』と3つめの『幻は夜に成長する』にその傾向が強いです。
未読の方のために委細詳細は語りませんが、とにかく今までの恒川さんの作品と比べると、面食らうと思います。
『秋の牢獄』は今まで恒川さんの作品にあった幻想ホラーがもっと色濃く花開いたような印象。
『幻は夜に成長する』は今まで書かなかった、人間の昏い部分を暗がりからそっと出してきたというような・・・、ちょっと落ち着かない作品に仕上がっています。
そういう意味合いでは森見登美彦さんの『きつねのはなし』や、早瀬乱さんの『サロメ後継』のような印象を受けるかもしれません。
そういうカンジです。
2つめの『神家没落』は、今回の作品の中で唯一幻想的な部分を際立たせた作品かと思います。
この作品はその幻想性とホラー性の2つが上手い具合に混ざった作品。
(んーーー、ホラー性というよりは、狂気?でしょうかね)
で、より幻想性に重心をおいた文章構成だなと思いました。
ただ、そこで足元を掬われるのでご用心。
幻想性が際立っているからといって、狂気が弱くなっているわけではありません。
心して掛からないと、本当に面食らいます。
でも、こういう作品を書いて、文章の深みが出ているというのも事実です。
面白かったです。
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やーーっと読みましたよ〜。いや〜、今回も良かった!少し作風が変わったとの評価も聞いていたので、少し心配しながら読んだのですが、全く杞憂でした。恒川ワールド全開でしたね!装丁もうっとりするくらい綺麗で、ついつい読み終わった後見入ってしまいました(笑)。TBして行きます〜。
2008/3/2(日) 午前 0:25
べるさん>読まれましたか!私は最近読書時間が取れなくて、滞ってます(汗)恒川さんの『秋の牢獄』は今までの中で一番読み応えがありました。装丁がまず印象的ですしね〜。
中表紙もすごくステキでした。装丁とのコントラストが良かったです。凝った作りになってるな〜と感心したんですよ!!
TBありがとうございます!!私の方からもTBさせてもらいますね〜。
2008/3/2(日) 午後 10:37
初めましてこんにちわ。検索からきました。
この方は真正面のホラーではないですが、仰る通り背筋が寒くなる感じですよね。文章も端正ですし、世界観も独特なのでとても好きです^^TBさせてくださいね☆
2008/6/2(月) 午前 8:57
チルネコさん>お返事遅くなりまして、申し訳ありません。
TBありがとうございます!!
恒川さんは淡々として無駄のない文章を書かれるのがヒジョウに上手い方ですね!私も恒川さんの作品はどれも好きです。
またどうぞいつでも遊びに来てください(^^)
2008/6/8(日) 午後 11:36