|
イグナチオ・デ・ロヨラ司祭
パンプローナの戦いにおいて、最後まで戦い抜こうとしましたが、大きな怪我を負いました。
彼の勇敢さをたたえて、フランス軍は、捕虜とすることはありませんでした。
戦争で怪我をしたので、長期の療養生活に入ります。静養中、騎士物語を読もうとしましたが、城の中にはなかったので、聖人伝を読むことになりました。中でも、ドミニコとフランシスコに魅かれました。フランシスコが清貧の貴婦人に仕えている姿に憧れていきます。世俗ではない婦人である、聖母マリアに仕えたいと思うようになり、マリアの騎士になりたいと考えました。
自分自身の心を深く見つめていくと、世俗の婦人のことを考えると、そのときは喜びを感じるけれど、すぐに飽きて寂しくなり、一方、聖母マリアのことを考えると喜びは長く続くことに気づきました。
やがて、その心の動きを「魂の目」でもって「霊動=自分の魂の中の動き」を見るようになります。憂鬱をもたらすものは、悪魔からのものであり、喜びをもたらすものは神からのものであるということを「識別」していくようになります。このとき、魂を研ぎ澄ましていくことが必要となります。これはすべてのキリスト者にとって、必要なことでもあるので、イグナチオはすべての人に分かりやすいように『霊操』という書物を書きました。
ロヨラ城をでて、モンセラットに向かい、洞窟の中で、それまで自分が身に付けていた騎士の服をすべて脱ぎ去り、騎士の誓いのように、キリストの祭壇の下に、剣を置き、これからの自分の生涯を、すべて捧げることを誓います。一日7時間あまりの祈りのときをすごしていきます。いろいろな思いがわきあがる中、試練も体験します。その中で、神秘体験をします。「カルドネル川での神秘体験」というものです。このときの体験を分かち合うために、書かれたのが『霊操』です。
大学で学んだとき、イグナチオは仲間を見つけました。この中には、日本に最初にキリスト教を宣教したフランシスコ・ザビエルもいます。
5人の仲間たちは、モンマルトルの聖マリア教会において、誓約をしました。このグループが現在のイエズス会の核となります。
やがて、反宗教改革として、教会を建て直していくことになります。教皇への絶対的服従を誓って、彼らは、教会のために尽くして生きます。
『霊操』
糾明について
1. まず、感謝
2. 聖霊の光りを求める
3. 自分を省みる
4. 悔い改める
5. 意図を定める
これが自分を見つめる段階です。
『霊操』の本参照
1. 導入・・・・1〜22
2. 中心部分・・23〜237(4週間)
3. 補充部分・・238〜370 祈りの方法、キリスト者の生活の仕方など
2の4週間の部分
1週目:罪の認識と痛悔
2週目:キリストの救いの業を黙想する
3週目:キリストの受難を黙想する
4週目:キリストの復活を黙想する
『霊操』を体験したい人は、イエズス会士に指導していただくといいと思います。
8日間での霊操もあります。
イエズス会についてはホームページで詳しく説明されています。
https://philosophy.blogmura.com/catholic/ にほんブログ村 カトリック
ぽちっとよろしくお願いします^^
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2010年07月30日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]






