マリア様とともに・・・

祈りの内にロザリオを作って黙想しています。

聖アウグスチヌス

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聖アウグスチヌス

聖アウグスチヌス司教教会博士
 
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古代の思想をまとめ、中世への橋渡しをした人物です。
北アフリカのヒッポの司教で、情熱的な人物。
354年にタガステにうまれました。母は、聖モニカ
 
アウグスチヌスは、彼の中に起こってくる「情欲」の問題。また、自分の中に悪としか言いようのない問題というものを、いつも心に抱いていました。
この抑えがたい欲望ということにどのように対応するかということが常に彼の課題でした。
 カルタゴでまず学び、女性と知り合い、アデオタートスという息子がうまれます。そして、今度はローマで学び、次にミラノで学びます。そこで、聖アンブロシウスと出会います。アウグスチヌスは、キケロの「ホルテンシウス」を読んで、真理の探究を若いころからしていました。そして、マニ教にのめりこんでいました。このマニ教に対して、疑問を抱いていたころ、聖アンブロシウスと出会い、それまで、彼が子供だましのように思っていたキリスト教は、実はすばらしいものであったと知ります。また、このころ女性とも別れます。
 
こういう中にあっても、彼は自分の中にある、悪を真剣に見つめ、問い続けます。その中で、彼が見いだした答えは『悪は、善の欠如』であるというものでした。
 
 聖アンブロシウスから、洗礼を受けるまでに、彼は、たくさんのことを学びました。しかし、知識を身に付けることと、信仰に入る道は違います。彼が、最後に洗礼を受ける決意をしたのは、神様を知的に理解したからではなく、偶然、友人と読んだ「アントニウス伝」がきっかけでした。
 
 自分たちは、一生懸命求めてきた。しかし、自分たちは幸せを見出すことができなかった。そのときの彼の言葉が『告白』の88章にあります。
 
 アウグスチヌスは、知的にはいろいろ知っていましたが「単純に心で信じる」ということがありませんでした。「取りて読め」という言葉か聞こえてきました。そして、そのとき聖書を読んだ瞬間、彼はもう洗礼を受ける決心をしていました。368年 32歳で洗礼を受けます。その直後、カシキアースムというところで、一種の共同生活をしていました。
このとき書いたものが「アウグスチヌス会則」につながっていくことになるものです。
 
 また、このころ、母モニカも息子アデオタートスも死んでいます。自分が生まれ変わる体験の後、母と子を失う体験もしています。
389年に教会の長老、信徒会の長となります。395年にヒッポの副司教となり、396年ヒッポの司教になります。この間、西側の教会にとって、大切な書物をたくさん書いていきます。430年ヒッポの司教館でなくなりました。
 
主要著書
『告白』(自叙伝的なことから、信仰について)
『神の国』(歴史神学をどう理解するかについて)
『三位一体論』(ラテン世界における三位一体の理解をまとめたもの。愛するものとしての御父、愛されるものとしての御子、両者を結びつける愛としての聖霊)
また、他にも多くの論争の書もあります。
 
ドナティスト論争や、ペラギウス論争などいろいろあります。
 
ドナティスト論争では、教会が、取った道は、司祭の性質の良し悪しは、秘跡には関係ない。サクラメントは神からのものであり、サクラメントそのものにあります。これを「時効説」といいます。これに対してドナティストは「人効説」(司祭の人格がサクラメントには大切)といいます。
 
ドナディスト論争では、教会は、アウグスチヌスの「時効説」をとっています。
また、ペラギウスとの論争では、原罪についてのべ、神の恵みの大きさを伝えます。「神の恵みのみ」という考え方です。
 
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アウグスチヌスの言葉
「あなたはわたしたちをご自身に向けたおつくりになられました。ですからわたしたちの心は、あなたのうちに憩うまで安らぎを得ることはできません」(『告白』第1巻第1章)
 
「悪なるものは、つきつめてゆけば完全な無になってしまうような、善の欠如にほかならない」(『告白』第1巻第7章)
 
「わたしはそれ以上読もうとは思わず、その必要もありませんでした。というのは、この説を読み終わった瞬間、いわば安心の光とでもいったものが、心の中に注ぎ込まれてきて、すべての疑いの闇は消えうせてしまったからです」(『告白』第8巻第12章)
 
 
これはわたしが大好きなアウグスティヌスの言葉です。
 
真のキリスト者の全生涯は,一つの聖なるあこがれです。
 
おそらく,あなたはまだ,自分があこがれているものを観ていないでしょう。しかし,あこがれは,あなたの観るべきものが到来したとき,それによってあなたが満たされるように,あなたをそなえさせてくれます。
神はあなたを待たせながら,より多く望ませ,望ませながら,魂を広くさせます。魂を広げさせながら,待ち望んでいるものを,より多くいただけるようにしてくださいます。
 
私たちの中にある望みは,すべて神を呼び求めます。それがすでに一つの祈りです。あなたのあこがれ,それがあなたの祈りなのです。
 
決して黙することのない内なる祈り,それがあなたのあこがれです。
 
絶えず祈りたいのなら,あこがれる続けることをやめてはなりません
 
愛の聖人アウグスチヌスは、すばらしい著書をたくさん書いておられますので、
手始めに「告白」から読むのをお勧めします。
わたしは感動して、涙が出ました。
アビラの聖テレジアも、この「告白」を読んで感動したと自叙伝に書いておられます・
 
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