断髪小説2

少し昔の話をしよう。 その時俺、純太は中学二年だった。 それで俺は子役をやってたんだ。有名とかそんなのでは全くないけどな。 エラそうに子役なんて言ってるが、仕事なんて本当に大した物ではなかった。 CMのその他大勢だの、エキストラだの、ポスターやらパンフレット用の写真だのそんなもんだ。 辛くもなければ楽しくもなく、いまいちやる気もなかったが、仕事をこなすと小遣いがもらえるもんだからそれ目当てに続けてた。 携帯が鳴ったのはちょうど寝ようと思ったぐらいの時だった。 眠かったもんだから切ろうとも思ったが、事務所からだったから切るわけにもいかず不機嫌になりながらも声を出した。 「桐山ですけど、こんな時間にどうしたんですか?」 「夜分遅くに申し訳ありません。本当は明日にしようと思ったんですがそれだと急すぎるかとすべて表示すべて表示

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