ある旅人の絵入り幻想付き日記
クラクフを訪れたら、あそこでしょう。
ポーランドは平地にあるので、9月なんてまだ夏だ。晴れた日の陽射しの強さは、隣国の山地にあるチェコと違って、とても北国のものとも思えない。その暑さの中を、暑苦しいバスに乗って、まずアウシュヴィッツに行った。現在ここは目玉の観光スポットになっており、しかも、午後3時になるまでは、誰もが団体でガイド付きで入らなければならないので、博物館となった建物を訪れる時も、前はつっかえ、後ろには押される状態で行くことになる。自分だけの関心ごとのために、ゆっくり、じっくり留まっていることは出来ず、ガイドが不親切だと置いてゆかれる。いいさ、置いていってくれたほうが、好き放題見れるではないか、と思っても、次のグループのガイドが変な顔をするので、早々に進んでゆかねばならぬ。ガス室を見て、見学は終わりになる。それから、ビルケナウに行くが、ここは収容所の建物がナチス
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2017/5/5(金) 午後 3:12
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冬景色礼讃
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