奇想の庭(復活そして昇天)

19世紀末から20世紀前半のロシア文化を駆け巡り、拾い集め、組み立てて、発見する・・・・・・

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ポーランドは平地にあるので、9月なんてまだ夏だ。晴れた日の陽射しの強さは、隣国の山地にあるチェコと違って、とても北国のものとも思えない。その暑さの中を、暑苦しいバスに乗って、まずアウシュヴィッツに行った。現在ここは目玉の観光スポットになっており、しかも、午後3時になるまでは、誰もが団体でガイド付きで入らなければならないので、博物館となった建物を訪れる時も、前はつっかえ、後ろには押される状態で行くことになる。自分だけの関心ごとのために、ゆっくり、じっくり留まっていることは出来ず、ガイドが不親切だと置いてゆかれる。いいさ、置いていってくれたほうが、好き放題見れるではないか、と思っても、次のグループのガイドが変な顔をするので、早々に進んでゆかねばならぬ。ガス室を見て、見学は終わりになる。それから、ビルケナウに行くが、ここは収容所の建物がナチス自身によって爆破されたので、ほとんど草地と線路が残るのみだ。ところが、炎天下の中、自分だけ日傘をさしたガイドが、陰ひとつないところに立ち止まって延々としゃべり続けるので、禿げ頭の白人なんぞ、ゆでだこのように真っ赤になっていたし、帽子もスカーフもない人は肌を紫外線に攻撃され放題だ。思ったことは、かつて収容されていた人もこの酷暑の中、辛い肉体労働をし、厳寒の真冬には、ひび割れ、血のしたたる素足の足跡を雪の上に残していったのではないだろうか。ヒトラーの偽札という映画を観た時、先にこの有名すぎる収容所を見ておいたので、状況が非常にわかりやすかった。
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「ある旅人の絵入り幻想付き日記」書庫の記事一覧

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どれも写真がとても美しいです。

2018/4/20(金) 午前 10:30 [ けいちゃん ]


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