酪農家のブログ

趣味は研ぎ。砥石や包丁(庖丁)の評価を記事にしています。もちろん牛の話もあります

料理

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Misono UX10牛刀(240mm、スウェーデンステンレス鋼(uddeholm社のSleipner?))で試し切りも兼ねて、
工場出荷状態のままでシチューを作ってみました
uddeholm社の鋼材成分(日本語)
uddeholm社の鋼材成分(英語)
uddeholm社のHPS鋼材成分一覧(英語)

作っている最中のシチュー↓
イメージ 1
食材を切り分けた感じですが、
切刃が鏡面で刃先が丸っ刃の割には切り込んでいきました
予想していたようも切れるなぁ?と感じましたが、
何の事は無い、包丁の重量が約250gと重いため、
重さで切れていただけでした



納得いかないので早速砥ぎなおししました
使用した砥石は、正体不明の中砥、シャプトンM5#2000、黒幕#1000、硝子#4000,8000


左が正体不明の中砥、右がシャプトンM5#2000↓
イメージ 2
正体不明砥石は、砥いだ感じはベスター#1200に似ていますね
しかし、UX10の硬度と靭性のせいで全く歯が立たず直ぐに黒幕#1000に変更
黒幕で研ぐも、UX10は削れないですね〜
粉末鋼みたいに硬いです
本当にこの包丁、料理人さんは好んで使うのでしょうか?

次に使用したのはM5
黒幕よりは若干柔らかく研削性が僅かに弱い感じでした
家庭で使うには安くて使いやすくて良い砥石だと思いますよ

M5までで切刃の整形と霞仕上を終了し、次は糸引風小刃に移ります
糸引風小刃は硝子の2丁を使用しました


研ぎ終えて感じた事は、UX10はとにかく削れない・・・
黒幕や硝子砥石が必須な感じですね
鋼包丁の様に手加減して砥ぐといつまでも終わらない感じだったので、
少し力を入れて作業しました


最終的にはこんな感じ↓
イメージ 3
イメージ 4


切刃100倍↓
イメージ 5
どうしても、力を加えて砥がないとならないため、
刃先のノコギリが荒くなりますね
しかし、これだけ硬く靭性のある包丁ならば、荒いノコギリでも長切れしそうです


刃線厚300倍↓
イメージ 6
1μm位かな?
手加減して砥ぎ難いので少し厚めです
慣れてくればもう少し薄くできそうです



研ぎ終わってからストローを試し切りしてみましたが、
滑らかに抵抗なく切れる感じでとても気持ち良かったです
工場出荷状態では切刃の鏡面加工が邪魔をして、
切抜けが悪かったのでかなり使いやすくなったのではないでしょうか?

閉じる コメント(4)

研ぎが大変な分、永切れするので好まれるのだと思います。

2010/12/13(月) 午前 11:43 [ あきらパパ ]

僕は多少切れ止みは早くても、研ぎやすい方が好きです。

その辺は好みの分かれる所ですね。

2010/12/13(月) 午前 11:48 [ あきらパパ ]

あきらパパさん

僕も、研ぎやすいほうが好きですね
特に刃渡りが長い包丁は簡単に研げる方が楽です

2010/12/13(月) 午後 1:58 [ 酪農家 ]

UX10に使用されている鋼材は、ウッデホルム社のSleipnerなのでしょうか?
あるいは、VANADIS 4E?
もしも、これならばクロマックス鋼っぽいですね

2010/12/13(月) 午後 11:12 [ 酪農家 ]


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