酪農家のブログ

趣味は研ぎ。砥石や包丁(庖丁)の評価を記事にしています。もちろん牛の話もあります

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↑(拡大可能)

ちょっと、他のブログでデジタル画像の倍率について、
認識のすれ違いが有りましたので、
僕のブログで使用する高倍率デジタル画像の倍率について補足しておきます


まず、上画像をクリックして、オリジナルの画像を別画面で開いてください
この画像は、僕のパソコンディスプレイ(17インチ、1280×1024ドット)上で、
3つの異なる画素数の写真を拡大率100%(ピクセル等倍)で並べたものです
画像に映っている3つの拡大写真はすべて光学100倍(接眼x10,対物x10)で撮影したものです


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次に個々の画像の説明
右の画像 :被写体を光学100倍かつ630万画素(2848×2134ドット)で撮影
      ファイルサイズ 約3MByte
左上の画像:被写体を光学100倍かつ200万画素(1600×1200ドット)で撮影
      ファイルサイズ 約600kByte
      過去のブログ記事中に(拡大可能)と明記してあり、画像をクリックすると別画面で
      高倍率確認できる画像
左下の画像:被写体を光学100倍かつ200万画素(1600×1200ドット)で撮影したあとで、
      640×480ドットへ縮小した画像 ファイルサイズ 約90kByte
      過去のブログ記事中に直接挿入している画像

画像内のスケール0.1mmが僕のディスプレイ上で何mmになっているか定規を当てて計測してみますと、
右の画像 :33mm、ディスプレイ上の最終倍率 330倍
左上の画像:18mm、ディスプレイ上の最終倍率 180倍
左下の画像: 8mm、ディスプレイ上の最終倍率 80倍
となりました
---------------------------------------------------



さてこの3つの画像ですが、光学100倍で撮影したにも関わらず最終倍率がまちまちです
これは、マイクロスコープで光学100倍で撮影した画像でも、
カメラの「撮影時の画素数」と「ディスプレイの大きさと解像度」の違いによって、
最終倍率が変化する事を意味しています

ブログの読者毎にPCのディスプレイの表示能力は異なるので、
同じ拡大画像を見ても読者毎に最終倍率が異なって見える可能性があると言う事です


本来であれば、僕から最終倍率を提示した方が画像ごとの比較がしやすく、
客観的に被写体を評価しやすいのですが、
しかし最終倍率を提示したくても、
カメラの解像度、読者のディスプレイ性能毎に、
結果が異なってしまうため、最終倍率を提示する事が出来ません

よって、僕のブログ内では光学100倍で撮影した画像は今まで通り、
「その他の倍率変動要因を全て無視」して、「固定で100倍画像」と表現させていただきます

つまり今回の3つの画像は、全て100倍画像としてブログ記事内に明記します


光学300倍についても同様です

前回の記事で#1000までの作業を終わっています
今回は刃付けと柄付けを行って仕上ました


最終的に切刃は極妙#2000、
小刃付けは硝子#3000だったか嵐山#6000だったか、
作業の流れでいろいろ砥石を当てたのですが、
すったもんだがあり怒りが爆発して、いまいちどれが最後だったか覚えがない
酔っ払いながら砥いだわけではないのですが・・・
国会議員じゃ無いけど、「記憶が・・・」って感じです・・・Orz



最終的に表はこんな感じ↓
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3


裏はこんな感じ、お目汚しですいません・・・↓
イメージ 4
一部鋼が無くなって軟鉄が見えてます
グラインダーもほどほどにって感じです
裏ですがじつは、前回よりも状態が悪くなっています


理由は↓↓↓↓










最終工程の小刃付け作業が終わった後、
後はカエリ取って、フィニーッシュ♪♪♪
と意気揚々と裏を押し始めたのですが、
あれ、オカシイゾ?
「パリパリッ♪」と気持ち良くカエリが落ちないゾ??
あれれ??


裏を見てみると・・・
裏が当たってないじゃん!?
どうなっとんねん!!


よくよく確認してみると、
最初の頃にあれほど
がんばって、
がんばって、
がんばって、
反りを真直ぐしたにもかかわらず、



完全に元に戻って
やがったんです!!!

「・・・」
「ふざけるのもたいがいにしろやーーー!!」
「クソ包丁がーーー!!!!」
「そんなに曲がりたいなら直角にしてやるわ!!!」
膝の上でサバ折りしそうになりました (-_-#)
しかし、持ち主にお返しした時に、切刃が直角では使い辛いと思われたので、
なんとか折らずに踏みとどまりました

この後「反りの曲げ直し、裏押し、小刃砥ぎ直し」を部活のセットメニューの如く何セットか繰り返し、
取りあえず小刃付けが完了しました
こんなアホな事をしていたので、マジで最終仕上げ砥が何だったのか思いだせないんです・・・Orz


一週間後には、また反った状態に戻っているんだろうな・・・










そして、ここまで来ると残るは柄付けだけです
新品のPC桂柄をトントンと小槌で押し込んで
全作業終了〜♪






















柄付け後↓
イメージ 5
ん? あれれ??
なんか目がおかしいな??
なぜか包丁が、
「への字」に曲がって見えるんですけど???






「柄が曲がってるじゃねーーか!!」
「この期に及んでふざけてんじゃねーぞ、ゴラーー!!!」
「そんなに曲がりたいなら(ry

この包丁、最後の最後までやってくれるわ・・・
転んでもタダでは起きないタイプだわ・・・

こんな状態では持ち主にお返しできないし、
柄の部分をサバ折りして直角に曲げたものをお返しするわけにもいかないし、
結局修理することに、トホホ・・・・






柄部分の修理は柄を取り外し、(←なかごが湾曲しているため硬くて外すことが出来ず割った、もう怒りはこみあげて来なかった)
牛舎に金床が転がっていたので、この上で金槌を使って真直ぐにして、
イメージ 6





次に金盤の上で木槌を使って微調整しながら、
いろいろな角度から柄を覗き修正しました
イメージ 7
イメージ 8
イメージ 9
柄の曲がりは一番最初に修正しておくべきでした
まったく想定外の出来ごとで、完全に経験不足が露呈しました


そしてついに完成!!!
イメージ 10
イメージ 11

参考までに、修理前の状態がコレ(いちばん左の包丁)↓
イメージ 12
イメージ 13



今回の柳刃ですが、
本来ここまで手をかける必要も無いし、
修理する位なら新品買った方が手っ取り早い状態だったのですが、
一から修理することでいろいろ学ばせてもらいました
特に、和包丁において反らない包丁の重要性が、痛いほど身にしみました
僕が今後、2枚合わせの和包丁を購入する事があるならば、
「絶対に安物には手を出しません!」
後々の手間の方が、高く付く可能性が高いです


最後に、この包丁でカツオの刺身を引いてみたところ、
特に問題も無く引けました
失敗はいろいろありましたが切れる状態にはなったようです
試しに、高村刃物製作所作粉末鋼牛刀でも引いてみましたが、
牛刀の方が良く切れましたw
また、A4用紙落としは刃幅の半分程度でした
連載記事の柳刃包丁研ぎになります
今回は、中砥作業になります
前回の荒砥工程まで記事はコチラ



使用した砥石は、キングハイパー#1000です



まず外見はこんな感じになりました
ようやく荒削りな部分が無くなって、包丁らしくなってきましたね↓
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
小刃付けはまだ行っていません




そして今回は「平」も気合いを入れて、「酔心の改良霞研磨風」に仕上げてみました↓
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
これで、「平」の作業は終了です
※平の作業はキングハイパーではありません



次は、切刃の霞をもっと丁寧に仕上げていく予定です
切刃の化粧研ぎがすんだら小刃付けかな?



ようやくインフルエンザから復帰することが出来ました
いや〜、長かったなぁ〜


そして、病み上がり第一弾の砥ぎは、
前回、電着ダイヤ砥石を掛けた直後だったので、
今回は中砥へ移る前の細かい修正作業です

使用した砥石は、黒幕#220モス


モスでダイヤ砥の研磨痕をけしました↓
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
ついでに、ソリ付近の切刃幅を広げました
これにより、切っ先付近の窮屈感が無くなりました
切抜けも良くなるのでは?


次は中砥工程ですね

次の記事はコチラ

柳刃包丁研ぎ その3

いや〜、ようやくこの柳刃包丁研ぎの連載記事もメジャーバージョンをアップ出来ますよ〜


早速ですが今回は、柳刃包丁の「成形」です
実際に行った作業は、
1.刃線成形
2.切刃成形
3.裏成形
4.平成形
5.鎬成形
まぁ、なかご部分を除いて全部削ったって感じ?になっちゃいましたね・・・Orz

前回の記事(成形前の記事)はコチラをさかのぼって見て下さい


使用した砥石は、電着ダイヤ#150
切っ先付近の刃線と峰を削る為に、ちょっとだけ電動グラインダーを使いました




まず外見です↓
イメージ 1
茶色の部分は赤錆です、研いでいる最中でも錆が浮いてきました
成形前は、刃渡りの真ん中だけ研ぎすぎ状態で、鎬ラインが凸(ポコ)っと峰側に曲がっていました
この部分は、鎬を上げると同時に平部分の厚みを減らす作業を同時に行い、
双方から詰め寄る形で、鎬が自然にカーブするように整えました




切刃&鎬はこんな感じになりました↓
イメージ 2
イメージ 3
切刃も所々砥ぎすぎで、砥石が当たらない部分がありましたが、
鎬を上げると同時に凹みを消しました





切っ先付近はこんな感じ↓
イメージ 4
もう少し切っ先付近の切刃幅を広げても良いかもしれません
今日は、肉厚を減らすので精一杯って感じ、超しんどかった〜





切っ先付近の厚みはこんな感じ↓
上が峰側から、下が切刃側から撮影しました
イメージ 5
イメージ 6





そして裏側です↓
イメージ 7
イメージ 8
包丁の反りが有るのですが、曲げ直しても曲げ直しても、翌日には元に戻っているので、
完全に反りを無くす事が出来ず、裏を押す際には一部強く力を入れる必要があります






最後に峰↓
イメージ 9
左右からグラインダーが当たっていて△形状だったので丸めました



作業時間は2時間ほどで、まぁ意外と早く終える事が出来たかな?と思います
電着ダイヤ万歳!!って感じですよ、ホント・・・



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