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測定結果 ナニワ純白超仕上#8000 → pH11(塩基性) 北山#8000、嵐山#6000、シグマパワーセラミック仕上砥#10000、G-1 → pH5〜6(酸性) 超セラ、硝子砥石 → pH9〜10(塩基性) 中砥、荒砥は調べていません 次に天然砥石(新大上)を耐水ペーパーで砥泥(pH5 砥汁の量によって変化するようです)を出して砥ぎなおし、 研削痕をもう一度確認してみました 対馬黒名倉を使用しなくても、使用した場合同様の腐食痕が切刃全体に広がりました どうやら、対馬黒名倉は腐食し過ぎるから使わない方が良いと思っていたのは早計だったようです 新大上もしっかりと腐食させていました では、人造砥石で新大上と同じpH(酸性)の石(北山)を使用して砥いだ場合はどのような研削痕になるか調べてみました 腐食痕は見られないですね 酸性だけが腐食の条件ではなさそうですね 対馬黒名倉は塩基性でも腐食させるため、pH自体が腐食の直接の原因ではなさそうですね 続いて、塩化物イオン(Cl-)がどの程度作用するか確認するために塩水で研いでみました 一部腐食痕(点線状の部分)が現れました しかし、全体的に赤っぽい腐食痕なので、赤錆(Fe2O3)だと思います 天然砥石の腐食痕は赤っぽくはないので、やはり天然砥石の腐食痕は黒錆(FeO.Fe2o3)だと考えられます ちなみに、自然に発生した黒錆は↓のような腐食痕です(椛の切っ先から1cm辺りの黒い斑点) この腐食痕は天然で研いだ時と同じ感じですね とにかく天然砥石は強力な腐食作用が有るののは解ったのですが、 これが何の成分が作用しているのかが良く解りませんね・・・Orz 日本の山で取れた石なので、火山性の成分から生成される塩酸や硫酸な感じがしますが・・・ 腐食性分が何であれ、この化学反応が切刃全体を錆化させ鋼の硬度が上がる事により
耐久性を向上させ、「長切れ」させているのは間違いなさそうですね |
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