酪農家のブログ

趣味は研ぎ。砥石や包丁(庖丁)の評価を記事にしています。もちろん牛の話もあります

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今日は1頭だけですが、受精卵移植(ET)を行いました
受精卵移植とは、メスのホルスタインに和牛(ホルスタイン牛の時もある)を代理出産させる技術です

体外受精卵を移植するには受精卵を取り寄せるところから始めます
受精卵を注文するとゴッツイ細胞培養輸送器でバイテクセンターから送られてきます
イメージ 1

中には更にケースが入っています。これが細胞培養輸送器です
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中のケースを開けると、保温機が入っていまして
イメージ 3

右側の扉を開くとようやく受精卵の入ったストローが出てきます
イメージ 4

ストローは直径2.5mm、長さが約15cm位ですね
このストローの中に直径、0.1mm位の和牛の受精卵が入っています
ちなみに、1卵が20,000円です 高い(><)
イメージ 5


次は移植の準備です
まず、使用する器具を用意してアルコール消毒します
いろいろありますが、重要なのは、一番右の長い袋に入った棒(移植器)です
使用しているのは、モ4号という使い捨てカテーテルタイプです
たぶん「モ4号」の「モ」はモーモーの「モ」だと思います
安直なネーミングです(笑)
イメージ 6

続いて、受卵牛の準備です
牛の頭としっぽを動かないように縛った後、直腸に腕を入れて除糞しまーす
イメージ 7
この後、お尻と陰部をきれいに拭いて準備完了です(カメラマンが逃げたので写真無し(-.-; )

そして、実際の移植です
イメージ 8
左腕を直腸に突っ込んで、頚管と子宮を操作し、
陰部から移植器を挿入して受精卵を子宮角まで送り込みます

以上で移植完了です
無事に妊娠すれば、約280日で和牛子牛が生まれて、更に2年半かけて大きくなり
精肉店で販売されることでしょう

台所に食材として届くのは3年後の5月位ですかね〜:)

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