酪農家のブログ

趣味は研ぎ。砥石や包丁(庖丁)の評価を記事にしています。もちろん牛の話もあります

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前回から始めた柳刃(貞信)研ぎの続きです

ちょいと、記事の更新が遅くなったのは、
バイスを調達していた事と、僕のモチベーションが↓な感じで作業が進んでいませんでした

本日、バイスを手に入れてモチベーションが↑になったので、
成形がんばってみました


今回の作業は、バイスを使った歪み取りと切刃の成形です
使用した砥石は電着ダイヤ#150、あらと君#220


まずは、バイスを使用した歪みとりの様子↓
歪みを取りたい部分に両面テープで割り箸を固定しバイスで挟んで直しました
イメージ 3
イメージ 1
イメージ 2
実際に反りを直して見ると、
バイスは力が強く手加減しないと、
歪みが真直ぐを通り越して逆に反ってしまいました

それからこの柳刃、切っ先が軟鉄側に反っているのですが、
これは上の画像の方法では固定できないため直せませんでした


しょうがないので、切っ先を直接バイスに挟んで曲げてみたり、
金床の上でハンマーで叩いたり努力をしてみましたが、
努力の甲斐空しく↓な感じになりました
イメージ 4
ピシ、ピシ、ピシッ!
荒砥を掛けて気がついたのですが、クラックが4か所も入っていました・・・Orz
切っ先付近は肉厚が薄いため、無理な力がかかると直ぐ掛けたりクラックが入ったりするので
ほどほどにしておかないと、どんどん刃渡りが短くなってしまいますね・・・


次は裏ですが、本当は手研ぎで全てがんばろうと思ったのですが、
とにかく、裏より梳き部分が先に砥石に当たる諸刃仕様な柳刃なので、
結局、グラインダーの力を借りました
グラインダーで梳いた後↓
イメージ 5
イメージ 6
まだ、手梳きを行っていないためグラインダーの生傷が残っています
前回より上手に梳けたかな
ようやく、まともに裏が押せる状態になりました



ここまで来ると次は表の作業です
電着ダイヤで切刃の成形を行っていきます
↓は電着ダイヤ作業途中の切刃を撮影しました
イメージ 7
イメージ 8
イメージ 9
もともとこの柳刃は、切刃にグラインダーをしっかり当てた後が有り、
切刃の中央に全く当たらない部分が2か所
こういう後々の事を考えていない加工はホントに困りますね(-_-メ)



そして、#220で電着ダイヤの砥傷を消した後↓
イメージ 10
イメージ 11
イメージ 12
「貞」の文字の直ぐ下(画像では右側)部分の、切刃のグラインダー傷はとても深く、
完全には消しきれませんでした
綺麗に消そうとすると鎬や刃線の歪みが酷くなりそうなので、様子見ってところです


この包丁、利器材の打ち抜きで製造された物だとばかり思っていましたが、
刃境が波打ってるので、もしかしてちゃんと2枚合わせの鍛造なのかな?
それにしては作りがダメダメですが・・・
どちらにしても、出元が判らないので真実は判りません


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