酪農家のブログ

趣味は研ぎ。砥石や包丁(庖丁)の評価を記事にしています。もちろん牛の話もあります

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包丁を研ぐときに、よく「力を抜いて研ぐ」とか「転がすように研ぐ」等の表現が、
刃物研ぎのブログや掲示板で良く見かけます


しかし記事だけで判断する読み手側としては、こう思った方も多いと思います

よくわからん
とか
もっと具体的に示してほしい
と、、、


そんな訳で、今回の内容は「刃先に伝わる力加減を、客観的に計る」です


用意するのはアナログの秤↓
上に乗っている板は、秤の皿の形状次第では不要です
デジタル秤は、数値が読み取れないと思いますのでアナログ式が良いかと・・・
イメージ 1


では、僕が三徳を「最終小刃付け仕上研ぎ」をする場合を計ってみましょう
まず、砥石上では↓のように小刃付けをしているとします
イメージ 2
出来れば実際にストロークして、その時の力加減を記憶しておいてください


次に、秤の上で砥石と同じ動作を行ってください↓
イメージ 3
※砥石の上と刃の角度が違うというツッコミは無しでお願いします
撮影のためにそのあたりは適当です
秤の皿の高さは、出来れば普段研ぐときの高さが良いかと思います

そして秤の上でストロークすると、針が揺れ始めます
このときの平均値をがんばって読み取ってみてください

この平均値を、「最終刃付け時の刃先に伝える圧力(以下、圧力)」と定義します


そして、僕が写真の三徳を最終小刃付けするときの圧力は、約30gと読み取れました
ちなみに天水刀の場合は約20gと読み取れました

さて、僕はみなさんと比べて、軽く砥いでいるのでしょうか?重いのでしょうか?


あ、そうそう、
この方法は、最終研ぎ時でも高速ストロークする方、
かなりの力を入れて研ぐ方は、計れないと思います


補足ですが、
三徳を30gほどで研ぐと、刃線厚は概ね0.8〜1.2μm
※鋼材や刃角によって多少違いが発生します

天水刀は、20gほどで研ぐと0.8〜1.0μm前後な感じです

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