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外見↓ 白二鋼の刃線100倍↓(最終仕上:極妙#20000) SK3鋼の刃線100倍↓(最終仕上:極妙#20000) 白二鋼はSK3鋼と違い硬度が高いせいか綺麗な刃線になりました これなら、髪の毛もスパスパ切れるだろうと思って 早速試してみたのですが、意外にも何とか根元で切れる程度の切れ味でした どうやら、ノコギリ刃が細かすぎるため、 手に持った髪の毛を切ろうとした場合、 髪の毛は空中で自由に刃から逃げる事が出来るので、 細かいノコギリ刃では髪の毛を掴む(噛みつく)事が出来ず、 滑ってしまい切る事が出来ないようです SK3鋼は100倍の刃線を見ると解りますが、 同じ砥石を使用しても比較的荒い状態です これは、SK3鋼が柔らかいため刃線に鋼がとどまる事が出来ずに 研ぐ度に有る程度の鋼の脱落が発生し、 これが毛を切断するのにちょうどよいノコギリ刃(毛が滑らない刃)になっていると思われます では、今回の剃刀の研ぎよりも荒い研ぎ方の包丁(白二鋼)で 髪の毛を切ってみました ※髪の毛を切る為に改めて研ぎなおしはしていません 使用した包丁(鳳凰琳、白二)↓ 髪の毛切りのテスト↓ あっさりと切れました 刃線が荒いせいか髪の毛が逃げなかったため、天水刀よりも髪の毛切りやすかったです 刃角は、良く解りませんが日本剃刀よりは鈍角だと思われます そして、この包丁の刃線の100倍↓ 肝心の刃線にピントが合っていなかったのですが、 切刃の砥傷を見てもらえばわかるとおり それほど丁寧には研いでいません <<考察>> 剃刀は包丁の様に刃渡りを全てを使用して「引き切り」、「押し切り」して切断するタイプではなく、 制動距離0で切断しなければならないという事、 さらに切断対象の毛は、食材の様に手で動かないように固定した状態で切断するわけではないので 毛を掴む動作が必要である事。 つまり剃刀で毛を切断するときは2段階の動作が必要だと考えられます 1段階目→ノコギリ刃で毛を固定(刃を毛に噛みつかせるって感じ? 包丁ならば手で食材を押さえるのと同義) 2段階目→切断 今回、白二の剃刀で髪の毛切りの結果が良くなかったのは、 1段階目が失敗してしまう刃付けをしてしまったからだと思いました この白二の剃刀の場合、実用的な刃を付けることを考えるならば、 最終仕上砥の番手をもう少し落とす(#10000位?)と使いやすいと思われます <<結論>>
天水刀はSK3の方が使いやすそうですよ → 天水さん |
日本剃刀
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いつもは1本の刃物を数日に分けて研ぐ事は無いのですが、 ちょっと、牛さんの繁殖作業がハードでして、 今回は3日に分けて研ぎ終える事が出来ました 外見はこんな感じ↓ 刃の角度を計ったら22度位でした 切れ味のテストは髪の毛で行いました ※本当は動画撮影をしたかったのですが、僕のデジカメがヘボすぎて、 近距離動画撮影でのピントが全く合わなかったので断念・・・Orz なので連射撮影のコマ画像でお楽しみくださいw ↓根元から約1cmを水平切りで切断 ↓少し条件をきつくして約2cmを水平切り ↓更に条件をきつくして約4cm付近を水平切り 天水さん、 素晴らしい切れ味ですよ!! そして、 素晴らしい剃刀を打ってくださいましてありがとうございました!! 白二はSK3よりさらに切れ味が良い感じがしますので、 がんばって研ぎこみたいと思います 補足ですが、最終仕上は極妙#20000で行いました
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この日本剃刀は表梳きが無いため#2000以上になると、 とたんに上滑り、張り付きが発生してなかなかどうして砥ぎにくいですね 結局、研ぎやすい砥石をいろいろ探しながら研ぎました ここまで使用した砥石は、 あらと君#220→黒幕#1000→ベスター#1200→黒幕#2000→極妙#2000→ 超セラ#3000→硝子#4000→硝子#4000S→極妙#6000→嵐山#6000 結局、上滑りが少なく比較的砥ぎやすかったのは、 あらと君、黒幕#1000、ベスター#1200、極妙#2000、嵐山#6000でした ところで嵐山#6000ですが、天然砥石の成分入りを謳っているだけの事もあって、 研ぎ痕が天然砥石同様の腐食痕が現れました 1、2枚目の画像は目視で霞状態、3枚目の画像は100倍で腐食痕 今回使用した嵐山以外の砥石(#4000以上)では、腐食痕は出ずに人造砥石特有の鏡面化状態でした 嵐山で腐食痕を出すには、天然砥石同様に砥泥は流さずに砥泥で転がすようにしなければなりません 一般的な人造砥石同様に砥泥を流しながら研いでしまうと、 砥石に含まれる腐食成分も流してしまう事になるからです このような研ぎ方をすれば、嵐山や北山(#8000)などの天然砥石成分入りの砥石で、
長切れ効果が期待できる可能性がありますね |
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今日は、日本剃刀の天水刀のSK3鋼の研ぎなおしをしました 早速砥石に当ててみたところ、 白二と同じように、アゴと切っ先部分が砥石に当たらない様子 最初は、硝子#4000で研ぎ始めましたが、 硝子#3000→超セラ#1000→あらと君#220まで番手を落とし 切刃の刃角修正をしました 普段は、黒幕#220を使用するのですが、思いっきり反っていたので あらと君の新品を下ろして研ぎました 切っ先まで綺麗に砥石に当てるには、 もっと荒砥で削らないとダメなようです ちなみに、あらと君の使いかってですが、
「でかい」、「重い」、「吸水時間長い」、「良く減る」 って感じです 荒砥って余り出番がありませんが、 もっと使いやすいものがいいですねぇ 特に平面が直ぐ崩れるので面直しが面倒ですね 荒砥もやっぱり極妙か・・・? |
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本日届いた天水刀(白二)を早速研いでみました 研ぎ後 切刃100倍↓和包丁系は峰と刃線の高低差が大きいので写真が撮り辛い・・・ 初めて剃刀を研ぎました まず最初に感じたのが、アゴから切っ先の丁度中央付近が最も高く、 アゴ、切っ先が低くなっており湾曲した形状になっている?ようで、 どうも中央部分を研ぎすぎちゃったようです・・・Orz まぁ、初めての剃刀なので失敗もアルアル 次に切れ味のテストで、髪の毛を指でつまんで、 空中で刃線を髪の毛に触れて切断するテスト(剃刀のポピュラーな切れ味テスト?)を行ったところ 見事切断できました さすがは剃刀エッジと言ったところでしょうか? ちなみに最終仕上砥は極妙#15000です
まぁ、包丁と違ってベタ砥ぎなので、 刃角を固定できるため研ぎやすく、 刃は付けやすい感じがしました |


