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とりあえず、オカルト大好き、岡本さんと長原さんに聞くことにした。
「文月さんから恋愛怪奇現象の話をしてくれるなんて!!」
「こんなこと一生ありえないわ!」
キャーキャー騒ぐ二人。私が聞いたらダメか、コノヤロゥ。
「何?文月さん、好きな人でもいるの?」
「いや・・・特に誰も・・・。」
「誰?誰??」
私の話無視かよっ。おまえらー。
「と・・・とにかくあれは本当なの?」
そう言うと、急に眼鏡をかけた岡本さんは真面目な顔をして机の中に手を突っ込んだ。
そして何かを取り出した岡本さんの手には、太い手帳が握られている。
タイトル 『月夜学園怪奇現象』 。 まんまだな・・・。
「えーと・・・現在、私の情報によると、そのおまじないをやって成功した人数は、9人中6人。」
「なによ。失敗してる人もいるんじゃない。」
「ところがどっこい!その3人の内2人は、違う彼氏が出来る。もう1人は、新しい恋をしてるの!!」
「・・・・・・つまり?」
カチャッと眼鏡を上に上げる岡本さんと、何か興奮している長原さんが言った。
「つまり、この噂は本当なのよ!!」
教室全体に2人の声が響き渡る。
「なんの噂だって?」
教室の皆がこっちに寄ってくる。
やばい・・・私が恋愛の話を聞いてたなんて知られたら、色々面倒だ!
「あ・・・あれよ、あれ!数学の先生がハゲって噂をしてたの!」
なんだーそれかよ、等を言いながら皆は戻った。
苦しい言い訳かと思ったが・・・なんとか誤魔化せたようだ。しかし、この人たち声でかいな;
まー、本当なら少し試してみようかな、と私は思ったのだった。 〜続く〜
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