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アラビア海の朝




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あの日の朝のアラビア海は静かでおとなしい海だった。

打ち寄せる波の音を聞きながら、暫し波打ち際の散歩をしてみた。

既に漁は終わったようで何時もの静けさに戻っている。

好いね、波打ち際の散歩って。



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イスラームの伝統工芸

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白亜のタージマハールだが、近くに寄れば良く施された装飾が精緻である。
 
イスラームの伝統工芸は、幾何学模様から自然を良く取り入れた豊かな発想の模様と、見るものを飽きさせることはない。
 
今でも白亜の殿堂の周囲には職人の住む一角があって、あの頃と変わらない光景を見ることが出来る。
 
 
 
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白亜のお姿に出会えたのは3度目であった。
 
相も変わらず美しいお姿はおめでたい限りである。
 
あの頃初めてお目見えして以来、幾度となく思い起こした白亜を巡る思い出がよみがえる。
 
そして、
 
そろそろさようならをしなければならない。
 
亡き王妃とともにの一杯のティーが新たな思い出となっていた。

遥かなるタージマハル

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世界遺産の顔、世界屈指の人類の遺産タージマハールが遥かである。
 
見上げるタージマハールも一つ、遥かに遠望するタージマハールも一つである。
 
デカンの6月の日差しにさらされて幾百年、今も変わらぬその姿が遥かである。
 
 
 
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タージマハールの後姿

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世界遺産タージマハールのお姿はよく目にすることがある。
 
だが後姿を目にすることはほとんどないかも知れない。
 
てなことで、背後に流れる川の対岸からのタージマハールの麗しき後姿をお知らせしたい。
 
人のほとんどいない静かな河畔にたつと、風に乗って微かに参内する人々の声が聞こえてきて、河畔で憩う水鳥たちの歌が聞こえてくる。
 
そして、
 
タージマハールの後姿を眺めていると、亡き王妃の声が聞こえてきた。
 
”遠路はるばると我が祖国にようこそ、みなの者たちの幸せをいのっている” と・・・。
 
タージマハール後姿はなんと慈悲深く有難いのだろう。
 
 
 
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