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この前まで、船の改造が出来れば、「もう少しで、漁師復活も近い」と思っていましたが・・・。
ここに、来て大きな問題が起きています・・。 それは・・・・。 1.海底の膨大な瓦礫 2.港の復旧工事・・・。(シケの時に船を係留できない) 3.海の海況が良くなく、魚がまるでいない・。 4.なかなか進まない船の改造。 この前まで、2回に渡り。 1.母港の「島越漁港」について、その現状を報告しました。 http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/61062164.html ↓したこれではシケの時に船を係留できません。 2..「3.海の海況が良くなく、魚がまるでいない・。」 その実情を漁師の経験と、水産技術センターの情報を元に伝えました。 http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/61068658.html ↓↓活気のない水揚げ・・。ですねーー。 今日は、 1.海底の膨大な瓦礫につて報告したいとおもいます。 10月に水産庁と水産技術センターの調査も入り、大量のガレキが発覚したのです。 ※放射能についても、細かく調査。少なくとも岩手県沖には、法定基準以下のもので、例年並みの放射能でした。 実際に、サケ、サバ、サンマ、イカ、タコなどの魚種を調査しましたが、すべて法定基準以下になっています。 (まあ、これは漁師でもわかります。なぜなら、岩手県沖は親潮が常に流れています。これは、北から南に流れる潮流で、福島から北上することはありえないからです。) さて、実情を述べたいとおもいます。 5月〜8月頃までは、津波の時に沖に逃げて無事だった船の中には、ガレキはあっても、まあまあ普通に操業していました。魚もいたしタコやイカも豊漁だったのです。 田野畑の場合は、3隻ぐらいが操業して高値の魚介類を水揚げしていたのです。 夏の頃には、誰もこんなことになるなんて・・・・。おそらく誰も予想出来なかったことだとおもいます。 無論、幾らかはガレキが海底にあることは知っていました。 しかし、こんな膨大な量になってるとは予想していなかったとおもいます。 なぜ、海底のガレキが増えたのでしょう? 考えられるのは、夏の頃はまだ浮かんでいたガレキ(主に流木です)が、海水上に浮かんでいました。 しかし、台風が襲来したころに揉まれ、海水の塩分を吸い取って重くなり、更には海藻、や貝などが付着して沈んだと思われます。 また、台風15号などで海が揉まれて、丁度その頃は、親潮勢力が強い頃です。北からの流木も流せれて海底に固まったとも考えられます。 そして、10日ほど前に養殖や定置網のイカリになる土俵をいれようとしたら、その瓦礫にぶつかり本来の海底に届かなかったのです。 そのため、ガレキの少ないところには土俵を入れられたのですが・・・。 多くあるところは、クレーン付きの台船でガレキを撤去しています。 ↓↓僕の携帯カメラではズームしてもこの程度です。水深40n〜60m当たりのガレキを撤去してるクレーン台船 すでに盛漁期い入っているサケ漁の定置網・・。 遅れそうです。 養殖ワカメ、コンブの種の巻き方もギリギリになるとおもわれます。 流木のようなものや鉄など腐るものは、時間とともになくなって行くと想います。 船が無いので、この3隻以外のヒトは海に出ていませんでした・。ここに来て、定置網を入れようとしたときに、この海底に沈んだガレキは発覚したのです。 まさか、塩分を吸い取って重くなって、沈むなんて想像出来なかったですねーー。 まあ、そいうことで現在は、僕のような漁法の個人の刺し網やカゴ網は入れられない状況になっています。 ロープが大きなガレキに引っかかれば・・。漁具はボロボロ。最悪、上がってこないこともあると、この漁は今は中止してるのが現状です。 漁をやるとなれば、魚群探知機で海底の様子を調査して、ガレキのないところを見つけてやらなければならないでしょう。 しかし、そこに獲物がいるのかは別の問題になります。かなりのリスクを覚悟しなければならないでしょうね。 やるとなると調査操業という形になるでしょうねーー。沢山はできないとおもいます。 ただし、ここらが難しいところで漁場に燃料を使って行き、中途半端な量の漁具を使っては、赤字になる可能性も、ありかなりのリスクを覚悟しなければならないでしょう。 ここに来てまさか、浮かんでいたガレキが海水の脱水作用によって、重くなるとは・・・・。 全くの想定外でしたねーー。 船は改造、第18 みさご丸の、今のところ70%の完成度ぐらいです。 まだまだひと手が足りず、 更に毎日のように新しい、急ぎの船の修理が舞い込みます。 ほとんどが、19tの大型定置網の船のものです。 やはり、津波の潮を被ってるので、色々なところに故障が出てくるようです。どうしても、明日いく漁のふねのほうが優先されるのです・・・。 まあ、これも仕方が無いことです。 みさご丸の状況については、後日アップしたいとおもいます。 この、普代村も修理を待つ、壊れた船だらけです。 とにかく、事を進めていくと壁にぶつかります。 津波というのは、一気に幅広い分野の業者もすべて無くしてしまっています。 本当に、3.11のような大きな災害からの「復興」って、ナイナイ尽くめの中でやっているので、非常に難しいものだと、痛感しています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 沖で捕って、一旦、生簀で活かして、すぐに船で箱詰め作業します。 きんちゃん「船揚げの究極、鮮度抜群の魚介類」です。 「田野畑 漁師の直売所」しました。 ↑↑是非、ポッチください。
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昨日、従兄弟の漁師の先輩が田野畑大橋から、投身自殺してしまいました。
悲しすぎて・・。
昨夜は、涙が止まりませんでした・・。あんな優しいとこが・・。
なんで、死を選択したのか・・。
不可解でなりませんし・。とても、怒りを感じます。
3.11被災地沿岸(岩手、宮城、福島)では、最近はこのような悲惨なことがどこかの仮設住宅で毎日起きているときいています。
せっかく津波で助かった、命がどんどん亡くなっています。
これは、僕が思うにある意味、人災です。
TBしていきますねー。
2011/11/21(月) 午前 6:44