一汁一菜

一汁一菜とは、主食(白米や玄米や雑穀米)に、汁もの(味噌汁 等)一品と、菜(おかず、惣菜)一品を添えた日本における献立の一つ。

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文議長発言は当然

2月9日、文喜相・韓国国会議長が「近く退位されるのだから、天皇がそれ(謝罪)をおこなうことを願う…(天皇は)戦争犯罪の主犯の息子ではないのか。そのような人が、高齢の元『慰安婦』の手を握り、本当に申し訳なかったと言えば、これを最後に問題は解決される」と天皇アキヒトに謝罪を要求した。
この発言に日本の保守層は激甚に反応している。安倍首相は「甚だしく不適切であり、極めて遺憾。強く抗議する」、河野外相は「到底受け入れられるものではなく、無礼な発言」(2月12日)と立て続けに批判した。
日本政府の謝罪要求にたいして、文議長は「心からの謝罪が一言あれば終わる話を、(日本側が)長い間引きずっているのかというのが私の話の本質だ…被害者の最後の許しが出るまで謝罪しろということだ…(私が)謝罪する事案ではない」と突っぱねた。

皇国日本の犯罪

そもそも、アキヒトの曾祖父明治天皇は天皇の名で韓国併合を裁可し、植民地化した張本人であり、祖父大正天皇の時代も、父昭和天皇の時代も、アキヒトの皇太子の時代も、1945年9月9日まで、朝鮮人を人とも思わない朝鮮植民地支配が継続していた。
1875年江華島砲撃を皮切りに、1910年韓国を併合し、天皇政治によって朝鮮人民は、土地を奪われ、政治的自立を奪われ、戦争中には軍隊「慰安婦」、強制徴用など苛酷な人生を強いられたのであり、主犯の息子として、アキヒトが父たちの政治の誤りを自ら反省し、被害者に謝罪し、同じ道を歩まないこと(天皇制の廃止)は人としてのあるべき道である。
75年10月31日、記者会見で戦争責任について問われた昭和天皇ヒロヒトは「そういう言葉のアヤについては、そういう文学方面はあまり研究もしていないので、よくわかりませんから、そういう問題についてはお答えできかねます」と答えた。
アジアで数千万の人々が天皇の軍隊によって殺されたことを「言葉のアヤ」とか「文学方面」などといって、謝罪を拒否している。その後、ヒロヒトがこの発言を撤回したとか謝罪したという話しは聞かない。
84年9月、ヒロヒトが「今世紀の一時期において、両国の間に不幸な過去が存したことは誠に遺憾であり、再び繰り返されてはならない」と発言しているが、侵略と植民地支配の最高責任者として、植民地支配を「不幸な過去」などと他人事のように言いなしている。どこに「謝罪」の誠意が見られるだろうか。
90年5月、アキヒトの「わが国によってもたらされたこの不幸な時期に、貴国の人々が味わわれた苦しみを思い、私は痛惜の念を禁じえません」も、昭和天皇と同じトリック発言だ。「貴国の人々が味わわれた苦しみ」の原因は誰だったのかを明確にすることが反省であり、謝罪なのだ。
94年3月、アキヒトは「わが国が朝鮮半島の人々に多大の苦難を与えた一時期がありました。私は先年、このことにつき私の深い悲しみの気持ちを表明いたしましたが、今も変わらぬ気持ちを抱いております。戦後、我が国民は、過去の歴史に対する深い反省の上に立って…」と発言したが、植民地支配の責任をとるべきは最高責任者・天皇であるにもかかわらず、「国民」を主語にするのは欺瞞である。しかも、ただ「悲しい」としか言っていないのだ。しかも、「反省」の主語はアキヒトではなく、「国民」として責任を転嫁している。そもそも、「反省」と「謝罪」を口にしながら、皇位を継承したことが誤りなのである。
このように、糠に釘を打つような発言を繰り返して、あたかも戦争責任を認め、謝罪しているかのように演出している。しかし政府はもちろん天皇も反省も謝罪もしていないことを見抜かれており、36年間の植民地支配に呻吟し涙を枯らした朝鮮人民は、天皇と政府にくりかえし反省と謝罪を求めている。文喜相・韓国国会議長の要求は100%理にかなっている。

天皇制打倒へ

天皇の生前退位、新天皇の即位が間近に迫っている。89年1月ヒロヒトの死とアキヒトの即位から90年11月即位の礼・大嘗祭に至る天皇制イデオロギーの垂れ流しの状況が再現されようとしている。
他方で皇位継承に伴う「即位の礼」や「大嘗祭」に国費を支出するのは、憲法の政教分離の原則に反するとして、支出の差し止めと国に損害賠償を求めた訴訟など天皇制に「NO!」をつきつけるたたかいが始まっている。
これには東京地裁は2月12日までに、支出差し止め請求については「訴えが不適法」として、却下する判決を言い渡した。
皇位継承儀式をテコにして天皇制イデオロギーを強制し、日本をふたたび侵略戦争国家にしようとする、安倍首相の黒い野望に立ち向かおう。(須磨 明)   未来第266号

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