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笑福亭たまさんの企画で、協会を超えて5団体の若手ホープが集まった落語会です。
メンバーは、笑福亭たま/柳家三三/春風亭一之輔/三遊亭兼好/三遊亭遊馬/旭堂南湖。 まずは、ジャンケンによる出番決めで、下記の出番になりました。 ・春風亭一之輔「堀の内」 ・三遊亭遊馬「幇間腹」 ・三遊亭兼好「磯のあわび」 ・笑福亭たま「みかん屋」 〜仲入り〜 ・柳家三三「釜泥」 ・旭堂南湖「本能寺」 ・者全員「サイコロトーク」 この番組決めの最中、たまさんから来年の「大日本橋亭落語祭」の開催のお知らせと共に、 来年から座席を指定にするとの発表がありました。全席指定だそうで、椅子席を500円値上げするらしい。 そうしておいて、数年後、再度、全席自由席に戻しておいて、全席500円値上げして4,000円の木戸銭にすると、 お客さんは値上げされたのに、気付かないのでは?と言うのです。三三くんが「大阪商人は怖い!」と云ってました。 すると、更に数年後に、またまた、全席指定にして、椅子席を500円値上げするんだそうです。 これを繰り返して、500円ずつ値上げすると、客はどのくらいの木戸銭まで耐えられるのか?これが分かるそうです。 1.堀の内/春風亭一之輔
粗忽者の代表作です。一之輔の十八番のひとつですね。 なかなかいいテンポで進み、一之輔らしいハメごとも途中で入ります。 最初から最後まで大爆笑の一席です。 個人的には、湯屋で粗忽をやる度に、周囲から冷たく叱られると、 熊さんが「世知辛い世の中だなぁー」と呟くのが笑えました。 2.幇間腹/三遊亭遊馬
芸協の真打で、市馬師匠のように歌が好きらしいのですが、 まだ、その実力を確かめた事がありません。 この日の『幇間腹』は、ごくごく普通の『幇間腹』でした。 3.磯のあわび/三遊亭兼好 この噺は、珍しい噺らしい。兼好さんでは二回目でした。 多分、横浜にぎわい座の地下:のげシャーレで聴いたのか? 与太郎が女郎買いに行く噺で、教えられた口上を間違うのですが、 兼好さんらしい演出が光る一席です。兼好さんだから笑えます。 4.みかん屋/笑福亭たま この噺は、関東では『かぼちゃ屋』と言うそうで… 誰の『かぼちゃ屋』を聴けばいいでしょうか?と云うたまさん。 この日のアンケートに、まず、目白の師匠のを聞きなさい。 現役では、最近談春がゲストで出ると『かぼちゃ屋』をやっているのを紹介しました。 『みかん屋』は、最近はざこば師匠のぐらいしか聴いてなかったので、 久しぶりに聴いて、やっぱり楽しい噺だと再認識しました。 たまさんの弾けぶりも、なかなか良かったです。 5.釜泥/柳家三三 石川五右衛門の子孫という泥棒が、市中の釜を盗んで釜の無い世の中にするという噺 豆腐屋の老夫婦が、釜を盗まれまいと、お爺さんが釜の中で寝ずの番をするのですが、 このお爺さんとお婆さんの会話が、実にほのぼのしていて三三くんらしい一席でした。 6.本能寺/旭堂南湖 シリアスに時におかしいユーモアを交える南湖らしい一席でした。 7.サイコロトーク
「ごきげんよう」のパクリで、サイコロトークを全員でやりました。 ①楽屋の先輩後輩の話
②相談したい話 ③困った話 ④スベッてもいい話 ⑤逢った有名人の話 ⑥恐ろしい話 本家、「ごきげんよう」みたいに、怖い話:こわばな みたいなのを一応練習しましたが、 大方の予想通り、グズグズになり、続きませんでした。 そして、トップでサイコロを振ったのは、出番順なので一之輔。 ④スベッてもいい話 夢の話をしました。稽古を頼んでいたのにそれを忘れていて、 ハッと気付いたけど、もう約束の時間を5分過ぎている。 新宿三丁目から末広亭まで、誰れを待たせているのかを思い出せないまんま、 汗をダラダラ流しながら駆けつけてみると、末広亭の二階の楽屋には円窓師匠が居て、 「あんちゃん、遅いねぇー」と、いやみを言われ、少しムッとしながら座って、 それでも夢だから、習う演目は思い出せないワ、着物は忘れているし、 録音する機材も持っていないどころか、お礼の菓子折りもないのである。 円窓師匠からは「ふざけてるの?」と云われ、始まった稽古が「転失気」 えっ!俺既に持ているのに、なぜ?と思って、稽古の後、お茶でもの誘いを断り、 家に帰ったら、前座に借りたICレコーダーに録音ができてなかったそうです。 汗だくで目が覚めて、横に寝ていた女房に、どうしたの?と聴かれて 「円窓」と呟いたそうです。 続いて、遊馬さんがサイコロを振ると、③困った話でした。 最近、禁酒している遊馬さん。元々、酒ぐせが悪くて、 周囲からは止めろ!止めろ!と言われながら飲んでいたそうです。 しかし、ついにドクターから健康の為にと止められたらしい。 で、これまで、落語をやって高座を降りた後の一杯を楽しみに、 落語をやって来たので、酒が飲めないと落語にも張りがなくなるのか? そう思っていたら… なんと!落語の楽しさを再発見したと言う遊馬さんでした。 三番手は、兼好さん。出たのが、①楽屋の先輩後輩。 「言っても、知らない人のを言ってもねぇ」と、道楽師匠の話をしようとすると、 たまさんが、突っ込みました。いきなり知らない人って呼ぶ事自体、 道楽師匠に失礼だぞ!と。場内爆笑になり、続けて道楽師匠の話を披露した兼好さん。 なんでも、道楽師匠は、楽屋でまったく動かないのそうで、 「師匠、自宅ではどうなさってるんですか?そんなに動かなくて」と尋ねると、 とにかく帰宅と同時に寝てしまって、それっきり動かないと言うのです道楽さん。 それだと食事とか困りますよね?と云うと、だからマクラの代わりに食パン一斤にして、 それを食べながら寝ているそうです。そして、食べるパンが無くなると起きて動くんだとか。 道楽さんと言えば、競輪ファンですよね、競輪のCS放送で見るくらいしか知らないのですが、 マクラを食パンにして食べるとは、ビックリしました。 四番手は、たまさん。①がまた出たので露の都師匠の話をしました。 露の都師匠は、占いにハマっていて、弟子や周囲を占うそうなんですが、 そのうらないが突然、数年後に、ごめん!間違えてたと唐突に訂正されるそうです。 例えば、たまくんが以前占ってもらったときに、「あんた!緑は絶対にダメよ、 緑を着る時は、白とのストライプにせんとダメやからね」と言われたらしい。 で、信じて、好きだった緑は着なくなり、黄色を中心に着ていたら、 ある日楽屋で、「ごめん、たまちゃん、あんた黄色だけがあかん色やねん」と訂正されたそうです。 なんせ、四柱推命に凝っていて、人間を5つのタイプに選別したがり、 火・水・木・金・土の五行に分ける占いが大好きなんだそうです。 で、後輩の生寿くんという子を、都師匠が毛嫌いするので、 なぜですか?生寿は、楽屋仕事もちゃんとできるのに、と尋ねると、 「あの子は、アカン!怖いねん、水やろう、だから、 火は消す、木は根腐れる、金は錆びる、土は泥にされるねん、怖いやろう」と真顔で言われたそうです。 ちなみに、都師匠、旦那さんを占って、「あんた、まず、女運がない」と云うたらしいです。 ここで、落語協会にも占いではないけど、前世を言い当てる奴が居ると、 林家すい平の話が始まりました。インド人のクオーターの落語家です。 お婆さんが日本に始めて“ラッコ”を輸入したインド人という怪しい人です。 このすい平さんも、たくさん逸話がありますね。 こん平師匠に弟子入り間もなく、前座修行を始めたばかりの時に、 さん喬師匠の手相を見ながら、「さん喬さん、貴方は…」と、アドバイスを始めようとしたので、 当時、まだ前座だった喬太郎が、ビックリして、「止めろ!煩いぞすい平」と云って前座仕事に戻そうとしたら、 さん喬師匠が「お前が煩いんだよ、さん坊」と云って当時さん坊だった喬太郎を叱ってすい平の占いを聞いたそうです。 その後、さん喬師匠は、すい平に「師匠は、今がピークです」とも云われております。 円太郎師匠は、すい平に寿命を聞いたら、長生きできます!と云われて、いくつ?と訊くと62ですと云われてます。 正朝師匠の前世は、“賢いイルカ”と云って、更に、俺は?と訊いた世之介には、 「師匠は役に立ってますよ、前世」と云うので、だからなんだと訊くと“ビフィズス菌”と云われたそうです。 そして、すい平師匠の真打の披露目の手伝いに、一之輔が行って、打ち上げにファミレスで食事して、 その後、「一之輔くんの前世みてやるよ」と云われて出た前世が「家畜全般」だったそうです。 なんでも、何度も家畜から家畜に代わっているから、豚だとか鶏だとか牛だとか断定できないそうです。 そんな話で盛り上がった後、三三くんは、②相談したい話。相談の元は、はん治師匠です。 いまだに、師匠小三治の前では、借りてきた猫のように何も言えずモジモジするのに、 酒を飲むとスイッチが入ったように弾けるそうです。はん治さんの伝説のエピソードを披露して、 最後に、南湖さんが③困った話で、結石になって苦労した話を披露して終わりました。 |
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読んでいますと、楽しい時間がよみがえってきます!
この会は、楽しくていいですね。落語もたくさん聴けて、トークも爆笑で。
2013/5/10(金) 午後 9:18 [ 水樹ねこ ]
来年も行きましょうネ
2013/5/10(金) 午後 9:58 [ Mars_jj_boy ]
サイコロトーク!いいですね!
まのじも行きたいッス!
2013/5/17(金) 午後 1:11
来年は、必ずお誘いします。椅子席と座布団席があります。
2013/5/17(金) 午後 2:01 [ Mars_jj_boy ]